2024年の秋アニメ(10月開始アニメ)＆夏アニメ(7月開始アニメ)の感想

「2024年の秋アニメ(10月開始アニメ)」と、
今更感半端無い「2024年の夏アニメ(7月開始アニメ)」の感想。



◆きのこいぬ

きのこいぬ＆プラム可愛い！
作画枚数は少な目でしたが
作画自体は丁寧且つ綺麗だったんで
総合的に過不足ない感じでしたし、
とにかくストーリーが素晴らしく、
癒されると同時に感動もする内容で、
見ていると心が温かくなる的な
ハートウォーミングなストーリー多めで凄く良かった！
特に第8話好きー！
最後にきのこいぬの正体を
謎のままにした所なんかもよいよいw！
今時ここまで作品タイトル連呼しないだろ的な
昔のアニメ的な感じ満載のOP曲は
キャッチーでポップで可愛くて中毒性あって最高だったし、
深夜アニメなのが勿体無いくらい
動物好き中心に老若男女問わず万人受けする内容だったので
是非早い時間に再放送して欲しいわ～！
声優さんはプラム役の「久野美咲」さんの芝居が超可愛くて超良かった！
あの芝居はプラムを更に魅力的にしていたかと！GJ!
きのこいぬ役の「小林大紀」さんの芝居も絶妙で
特に時折出す低い声とか面白良かったw!
あときのこいぬはスルーしましたが
プラムのぬいぐるみは買うかもw
なおプラムが登場してからOP映像が少し変わったの筆頭に、
（※プラム一家が付け足されました）
スタッフさんの作品への愛を感じる部分があったのも良かった。
個人的には秋アニメで一番好きでした。良作！



◆ダンダダン
オカルト青春バトルアクション物といったような作品で、
今期トップクラスに作画は綺麗でヌルヌル動きまくりで
演出や構図はセンスに溢れていて巧かったように、
作画や画作りは実に素晴らしかったですし、
実際のオカルトを元ネタにしていたり
芸能人や番組の名前がそのまま出ていたりする所や、
台詞回しというかキャラ同士のやりとりなんかも最高で
パロディー部分なんかも面白かったし、
内容も個性的且つぶっ飛んでいて面白いと同時に
感動的な内容もあったりで実に良かったー！
特に第7話は感動必須の内容で
いろいろ考えさせられると同時に泣ける内容でマジ良かった！
この回の「アクロバティックさらさら」役の
「井上喜久子」さんの芝居とか超素晴らしかったし、
「アクさらの娘」役の「木野日菜」さんの
泣き芝居なんかも生々しくて圧巻で実に凄かった！GJ！
そして声優と言えば
主人公のオカルンを演じた花江夏樹さんの芝居も最高！
こういうオタク役を演じさせたらマジ魅力的というか面白い芝居するよねー！
変身してからのカッコイイ感じとの緩急の付け方とかも最高ですし、
この人はコミカルからシリアスまで変幻自在且つ
表現力豊かで面白くて巧くてマジ最高！GJ！
他にも田中真弓さんに中井和哉さんなどなど
個性あって上手くて魅力的な芝居する声優さんが多く出演していたように、
今期でトップクラスに声優さんの芝居は最高でしたし、
惜しむらくはここで終わるのかという所で終わった事だけかなとw
あれだけ気になる所で急に終わるとか前代未聞だよww
あと「Creepy Nuts」さんのOP曲は映像含めて素晴らしく、
何回聞いても「R-指定」さんの声色の使い分け方、
フロウやラップの引き出し多さはマジ凄い！
MC界の山寺宏一と言っても過言ではないかとwGJ!
（※山寺さんは七色の声を持つ声優と言われています）




◆MFゴースト
前作同様アニメ化したことで
レースシーンは原作以上に見応えあって良かったし、
声優さんの芝居も良い感じだしで
素直に楽しく見れた！
そして原作同様に日常シーンいらねと思ったw
こちらも続編期待してる！



◆株式会社マジルミエ
魔法少女というファンタジー要素と、
ビジネスという現実的な要素という
一見相容れない二つの要素が上手く組み合わさった作品で、
現実的な部分とファンタジー要素のバランス感なんか
実に絶妙で良かったし、
「少年ジャンプ+」に連載している作品という事で
熱い要素も満載で中々に面白かった！
作画なんかも良い感じでしたし、
声優さんもしっかり巧い人多めで、
芝居面も魅力的で良かった！
まだ多くの謎が明かされていないだけに
続編期待してます。



◆凍牌～裏レート麻雀闘牌録～
ヤ●ザ絡みの賭け麻雀作品。
BSの深夜枠とはいえ今の時代によくアニメ化したよねw
昔読んでいたので内容は把握していたので、
大丈夫なのかこれと思って見ていたのですが、
予想以上にしっかり原作通り描写していましたよww
しかも後述する「チ。」みたいに画面暗くして逃げる事無く
しっかり書ききってましたし、
こういう作品はこれくらいの描写ないと魅力薄れるよねw
内容もしっかり面白かったので後半も楽しみ。



◆チ。地球の運動について
ほとんど拷問アニメだなこれw
肝心なシーンとは言えそこまでして長々と拷問シーンを見せなくてもw
あとゴールデンカムイの時も思ったけど、
暗い場面のシーンを暗くするリアリティーの追求や、
残酷なシーンという理由で
画面を暗くしてほぼ見えなくして
音声だけで見せるという手法は疑問しかないというか、
部屋を暗くしないと見られないとか単純に面倒だし、
しっかり見られないシーンを描く
アニメーターさん可哀そう過ぎるだろw
ぶっちゃけ暗いシーンは映像見ずに音だけで見てたりしてますもんw
ここら辺は無駄なリアリティの追求であり
言い方きついかもですが自己満足に過ぎないと思う。
声優さんは津田健次郎さん筆頭に、
実力のある人多めなんで芝居面は素晴らしいですし、
内容も構成も画もしっかり作られているとはいえ
アニメ映えする要素が少ないですし
暗い画面多くて見ていて面白くないのもあり、
原作読んでいたらいいかな感は無きにしも非ずかな…
なお数学的な変則リズムのヨルシカさんのED曲は
この作品に凄く合っている＆良い曲で好きです！




◆ネガポジアングラー
青春釣りアニメ
演出や画作りや構成なんかは実に凝っていて、
特に釣りに関するシーンのマニアックで細かい描写なんかは
拘りまくりで良かったですし、
間を使った見せ方も上手くて
映像レベルだけで言えばかなり良かったですし、
各キャラクターの背景なんかも魅力的で良くて、
釣りを軸にドラマが展開されるのなんかも良くて、
躑躅森が死んだ弟に照らし合わせて
主人公に優しくしていたことが分かってからの
終盤の鬱的な展開なんかは見ていてwktkしたんですが、
最後は死ぬはずだった病気が治ってめでたしめでたしという
深みに欠けるご都合主義ENDだったのは残念でしたし、
他のキャラの事情はスルーして終わりだったように、
広げた風呂敷をしっかり畳むことなく終わったなと。
悪くなかったけど最終的には微妙な印象。



◆『Re:ゼロから始める異世界生活』3rd season
いつも通りの性格の悪さ溢れるキャラ達と中々進んでいかない構成だなとw
丁寧に描いていると言えば聞こえは良いですが、
もう少しテンポ早く出来る気が…
ただ内容自体はこれまで好きだったなら十分に面白いですし
作画は相変わらず綺麗なんで
続きの反撃編を楽しみにしてます。



◆カウボーイビバップ（再放送）
個人的に今まで見たアニメの中でも
トップ5に入るくらいの好きな作品なんですが、
今見ても全く色褪せない！
センスたっぷりの演出や構図や作画に、
大人が見ても良いと思えるような渋くて深いストーリー。
作画枚数自体は多くないのに
これだけダレる事無く集中して見ていられるという事の凄さ！
声優さんも山寺宏一さんに石塚運昇さんに林原めぐみさんと
魅力的で巧い芝居をする人達ばかりなので
芝居面でも魅せてくれるし、
菅野よう子さんが手掛ける音楽なんかも
拘りまくりで聞き応えありますし、
見ていた当時は分からなかった
洋楽好きにはニヤッとする各話のタイトルなんかも良いですし、
やっぱり最高の作品やわ～！名作！！
これからも楽しみ！！





■2024年の夏アニメの感想

◆異世界失格
紙芝居感強めでしたが
作画自体は凄く綺麗でしたし、
見せ方が上手かったので
過不足は無かったですし、
キャラはみんな魅力的で
設定も個性的で良かったし、
ストーリーも中々に深いというか、
人の暗部に触れた話が多くて良かった！
声優さんは上手くて好きな人が多くて、
特に神谷浩史さん、大久保瑠美さん、鈴代紗弓さんの
メイン三人の芝居はかなり良かった！
遊び心あって楽しそう且つ巧い！GJ!
内容的にはまだ完結していないので
続編期待してる。




◆しかのこのこのここしたんたん

↑のOP曲が超バズったこともあり
今期一番の話題作だったと思われますが、
OP同様に本編も良い意味で狂っていて面白かったw
ただ初回(OP)がピーク感というか、
特に中身のないギャグ作品なのもあり、
ぶっちゃけ途中から少しダレたかな…
声優さんは藤●咲さんは好演していたものの、
昔からアップデートが無い感じで違和感があったし、
ツッコミ台詞の芝居のニュアンスが同じ感じが多く、
他の同じような経歴の人に比べると
芝居に物足りなさを感じたかな…
でも他の声優さんの芝居は
個性的で魅力的で遊び心やセンスに溢れていて
実に良かった！GJ!
なお世界のアニメ界隈でバズりまくったのもあり
いろんな人がいろんな動画を上げてますが
個人的には↓の動画が一番インパクトあって好きですw




◆逃げ上手の若君
画が凄い！
迫力あって見応えあるし演出も上手い！
キャラが個性的というかクセ強いw!
戦国時代の話という事で
残酷な表現多いので賛否が分かれそうですが、
個人的には必要な描写だと思いますし、
声優さんは上手い人多めで良かったしで、
個人的にはしっかり楽しめました！
続編期待してる！




◆ラーメン赤猫
単純に見ていて可愛くて癒されるし、
良い意味で考えたら負け＆突っ込み所だらけの
拘りのある設定も面白いw
普段はファンタジーに変に現実要素入れない方が良い派ですが
今作は現実要素が良い感じに面白さになっているし、
Youtuberや自称グルメの人などを揶揄していたりと、
ブラックなユーモアが時々あるのもよいよい！
釘宮理恵さん筆頭に声優さんの芝居も最高！
時々入る社会問題含む重い内容も
芝居が上手い人多いのもあり深くて良かった！
なんだかんだ言って夏アニメで一番良かった作品だったかも。良作！



◆異世界スーサイドスクワット
良くも悪くも全てに置いてB級感あるし
キャラも内容も欧米を意識してる要素が強めの作品で、
序盤は画で見せるべき部分なのに紙芝居感あったけど
中盤以降は画で見せる部分で見応えあったのは良かったし、
内容もそれなりに楽しめたんですが、
ある程度区切りのいい所で終わったとはいえ、
完結したわけでは無いのでまだ評価出来ないかなと。
続編期待。



◆小市民シリーズ
氷菓シリーズに比べると落ちる感はありますが、
キャラの関係性とか絶妙ですし、
安定して面白かった＆良かった！
羊宮妃那さんの芝居絶妙！
感情の起伏の表現の仕方が素晴らしい！
キャラを更に魅力的にしてるかと！GJ!



◆ダンジョンの中の人
設定が面白い！
のんびり見るには良い感じ！
人の黒い部分にもスポット当てているし
RPG好きには面白い要素も多いし、
声優さんも好きな方多くて芝居も良いわで
個人的にはかなり楽しめました。良作！



◆ATRI-My Dear Moments-
一昔前のノベルゲーム的な雰囲気＆世界観だなと思ったら
原作がゲームだったっていうw
原因不明の海面上昇により地表の多くが海に沈んだ近未来が舞台で
幼少期の事故により片足と母親を失った少年の「斑鳩夏生」が、
一見人間と見分けがつかない心を持った
ヒューマノイド(人型ロボット)の「アトリ」と出会って、
周囲の人含めていろいろと成長＆変わっていくストーリーになっていて、
進むに連れて面白くなっていく構成で、
過去含めていろんな人間模様やストーリーが描かれるのもあり
内容に厚みと深みがあったし、
中盤に人間らしい振る舞いはプログラムだったと分かる所なんか
実に良い鬱展開＆良いフックになっていたし、
暴走事件の回収の仕方筆頭に
広げた風呂敷の回収の仕方も見事だったし、
人間の醜い＆黒い部分を見せつつ未来への希望をしっかり描いていて、
今の多様性＆テクノロジーの進化が凄まじい現代だと
リアルにいろいろと考えさせられる部分があったのも良かったし、
最後も一捻りある素敵な終わり方だったりと
中々に良い作品だったー！
光や明暗(濃淡)の使い方が秀逸だった作画も綺麗で良かったし、
声優さんはアトリ役の「赤尾ひかる」さんが
いろんな雰囲気のアトリを巧みに演じ分けていて実に良かった！GJ!
乃木坂46が担当したOPもEDのナナニジの曲も
歌詞が作品にしっかり沿っているというか
関係のある歌詞で楽曲自体も素晴らしかったので、
もっと評価されても良かったと思う。良作！




◆負けヒロインが多すぎる!
美少女物要素強めの青春ラブコメ作品なんですが、
ヒロインキャラが好きな人に振りむいて貰えなかった
「負けヒロイン」という設定が実に面白い＆良かった！
各キャラ個性的で良い意味で癖があって、
会話劇なんか実に面白かったし、
シリアスとコミカルのバランス感も良かったし、
時に暴走しちゃ感さえあった青春感なんかも最高で、
作画枚数が特別多い訳では無いですが、
作画自体は綺麗だし構図や演出など見せ方も巧いので、
映像面はかなり好印象ですし、
声優さんは好演してるわで、
中々に見応えのある良い作品だった！



◆エルフさんは痩せられない
ぽっちゃりエルフのダイエットコメディ作品なんですが、
実際はぽっちゃり好き向けのムチムチフェチアニメになっていて、
出てくるキャラのほとんどが人間ではないですし、
まあいろいろとマニアック＆ぽっちゃり女子へのフェチズムが凄いww
内容自体も毎回お馬鹿でエ〇くて良かったw
あとOPもEDも曲が作品に沿っていて凄く良かったw
一部から激オコされそうな実写CMもよいよいw



なお自分はEDを聞いた時に少し「音羽体操」を連想したのですが、
パッとコメント欄見た感じだと同じ事思った人が居ないようで残念ですw






PS
ちなみに冬アニメ(2025年1月開始アニメ）で特に期待している作品は、
まず前作も最高だった「薬屋のひとりごと 第2期」
次に前評判も高くてティザー映像も良い感じの「 SAKAMOTO DAYS」、
作画が圧巻でいろいろと癖だらけの「もめんたりー・リリィ」、
高橋李依さんの芝居が超最高な感じの
「ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います」、
一般受けはしなさそうだけどアニメ好きの中では覇権取りそうな感すらある
井上和彦さんの芝居と設定が絶妙過ぎて期待しか出来ない
「悪役令嬢転生おじさん」あたりです。