自分が選ぶ2011年のベストアルバムの五回目で最後の記事になります。
選んだ作品は全て以前にレビュー記事書いてますので、
タイトルにレビュー/感想のリンクを貼ってます。
作品に対する考えなど詳細は、そちらのリンク先を参照にしてください。
★5→1位(甲乙付けれなく同順位の物もありますしEPは除外してあります)
※以前書いたレビュー記事をアルバムタイトルにリンクしてあります。
5.The Luyas - Too Beautiful To Work
舌ったらずの可愛い声のボーカルが
パズル感覚で歌詞をメロディに当てはめてく感じの↑の曲筆頭に、
RadioheadやBjorkをオシャレでキャッチーにした感じや、EMAをフレンチポップにした感じや、
Maria Minervaからサイケ感を抜いた感じの雰囲気があり、
フレンチポップやスウェディッシュポップに通じる世界観でありながら、
不思議で実験的でサイケでもある世界観もあって、実に興味深くてよいよい。
サイケでありながらメロディーはポップでキャッチーですし、
この個性溢れる独特で孤高のセンスはもっと評価されるべき。
4.Liturgy - Aesthethica
全編に渡ってとにかくやりたい放題＆変なテンションとエネルギーに溢れ、
「全部いてもうたれや！ギャーーー！！！！」って感じになっていてw
ひたすら絶叫を繰り返すボーカルと、
執拗なまでの変拍子＆反復や予測不能でやりたい放題の曲構成は、
不思議な中毒性があって気持ち良いし、
個性的で型にはまってなくて最高！
出てき始めた頃のVenomやMetallicaのように、
意見が真っ二つに分かれてるのも興味深いし、
これぞ未来のブラックメタルというか、未来のエクストリームミュージックと言えるかも。
4.The Atlas Moth - An Ache For The Distance
変な中毒性があってへヴィでダークで絶望的で美しくもある
サイケでスペーシーなドゥーム/ゴシックメタル作品。
3.Girls - Father, Son, Holy Ghost
曲が良いのは勿論、痒い所に手が届くアレンジ！
素直に良いと思える素敵な音楽作品。
2.Devin Townsend - Deconstruction
計算し尽くされた複雑な曲展開は圧巻。
いつもDevin先生の作品は後半で多少ダレてくるのですが、
この作品はダレる所か後半にピークが来ますし、中盤以降が実に素晴らしく、
かなり複雑で難解で曲も長く、若干(…かなりかもですがw)変態じみてますがw
歌詞も深くて興味深いし、最後まで程よい緊張感があり、演奏も歌もアレンジも凄いし、
Devin先生の総決算と言える作品だと思う。
ただ「The Mighty Masturbator」って曲もあるように、
中盤以降はある意味では究極のオ○ニー作品でもありますけどw、
人生なんていうものは極論言えば自己満足でしかないわけですし、
これは金を払って見るレベルの豪華絢爛で壮大なオ○ニーショーだと個人的に思うw
…何だそれwww
閑話休題。
分かりやすい方が売れるのが分かっていて、
コレくらい徹底して複雑で変態に作りこむ事は実に素晴らしいし、
歌詞読んで聞くと下手な映画よりよっぽど深くて濃いよ。
同時期発売のこの作品の対になる作品である「Ghost」も一緒に聞くとなお良いです。
2.tUnE-YarDs - w h o k i l l
ポップでカラフルで細密でパワフルで変態で大胆で開放的で自由奔放。
普通なら合わさらないような言葉が全て当て嵌まる奇跡のような作品。
これだけのいろんなリズムや音が「カチッ」と嵌って、
ポップに鳴らされているのは驚異以外の何物でもない！
頭で理解しながら体で反応して聞いて本能で感じるような音楽。
後半にもう一盛り上がり欲しい気はしますが、
インパクトは強烈だったし、それを差し引いても凄くて素晴らしい作品だった。
1.Destroyer - Kaputt
圧倒的な心地良さ。正に夢見心地。
一年通してよく聞いたし、聞くたびに良い音楽だなぁ～と。
曲のバリエーションも豊富だしアレンジも演奏も実に巧みで凝ってますし、
最後を締める曲も実に良く、トータル的に満足度が高かった。
◆結果
1.Destroyer - Kaputt
2.Devin Townsend - Deconstruction
2.tUnE-YarDs - w h o k i l l
3.Girls - Father, Son, Holy Ghost
4.Liturgy - Aesthethica
4.The Atlas Moth - An Ache For The Distance
5.The Luyas - Too Beautiful To Work
6.Bon Iver - Bon Iver
7.Drake - Take Care
7.James Blake - James Blake
8.Septic Flesh - The Great Mass
9.Hanni El Khatib - Will the Guns Come Out
10.The Pains of Being Pure at Heart - Belong
11.Ben Harper - Give Till It's Gone
12.Demdike Stare - Tryptich
13.Radiohead - The King of Limbs
13.Wild Beasts - Smother
14.Panda Bear - Tomboy
15.Architects - The Here And Now
15.Bayside - Killing Time
16.Primus - Green Naugahyde
16.Wu Lyf - Go Tell Fire to the Mountain
17.Gang Gang Dance - Eye Contact
17.Rustie - Glass Swords
18.Los Campesinos! - Hello Sadness
18.Rise Against - Endgame
18.The Drums - Portomento
19.EMA - Past Life Martyred Saints
19.The Joy Formidable - The Big Roar
20.Deafheaven - Roads to Judah
20.Fleshgod Apocalypse - Agony
21.Grouplove - Never Trust A Happy Song
22.Amon Tobin - ISAM
23.Animals as Leaders - Weightless
24.Ford & Lopatin - Channel Pressure
24,Lo-Fi-Fnk - The Last Summer
25.Cults - Cults
25.Givers - In Light
◆総括
今年は全体的に小粒のイメージが無きにしも非ずで、
100点満点で言うと90点前後の作品が少なく80点前後や80点以下の作品が多かった気がしますし、
去年に引き続きローファイ/80'Sリバイバルの作品が多く、
良い曲は今年も多かったものの、
アルバム全体で聞くと「もう一歩」な作品や無個性な作品が多かった気がしましたし、
話題/大物のアーティストもそんな感じだったのが多かった気がします。
(Tyler The CreatorやThe StrokesやBjorkやDredgやStaindなどなど…)
と言うのもあり、
個人的に個性的なものを探して好んで聞いていた印象がありますが、
同時にGirlsやDestroyerやBen Harperのように、
シンプルでいて奥深い作品も好んでよく聞きました。
これだけいろんな音楽が溢れているのもあり、
斬新な音楽に巡り会うのは至難の業ですが、
来年も衝撃的な音楽や純粋に良いと思えるような音楽に出会えるといいな…
◆おまけ
惜しくも入らなかった作品＆後日聞いて入れておけば良かった物。
(※レビュー書いた物だけアルバムタイトルにリンク貼ってあります)
Cloud Nothings - Cloud Nothings
Fair To Midland - Arrows & Anchors
Foster the People - Torches
Friendly Fires - Pala
M83 - Hurry Up, We're Dreaming
Oneohtrix Point Never - Replica
The Field - Looping State Of Mind
The Horrors – Skying
UneXpect - Fables of the Sleepless
Youth Lagoon - Year of Hibernation
PS
「Islet - Celebrate This Place With Me」は、
EPを二枚合わせた日本限定の作品なんで外しましたが、
アルバム扱いという事で考えると、ベスト20には入ると思います。
※おまけ追記
このブログでまとめた海外のメディアの2011年のベストアルバムのリンクを貼り
その１
その２
その３
アメリカのメタル系サイトの2011年のベストメタルアルバム
Pitchforkが選ぶメタル系の2011ベストアルバム40
選んだ作品は全て以前にレビュー記事書いてますので、
タイトルにレビュー/感想のリンクを貼ってます。
作品に対する考えなど詳細は、そちらのリンク先を参照にしてください。
★5→1位(甲乙付けれなく同順位の物もありますしEPは除外してあります)
※以前書いたレビュー記事をアルバムタイトルにリンクしてあります。
5.The Luyas - Too Beautiful To Work
舌ったらずの可愛い声のボーカルが
パズル感覚で歌詞をメロディに当てはめてく感じの↑の曲筆頭に、
RadioheadやBjorkをオシャレでキャッチーにした感じや、EMAをフレンチポップにした感じや、
Maria Minervaからサイケ感を抜いた感じの雰囲気があり、
フレンチポップやスウェディッシュポップに通じる世界観でありながら、
不思議で実験的でサイケでもある世界観もあって、実に興味深くてよいよい。
サイケでありながらメロディーはポップでキャッチーですし、
この個性溢れる独特で孤高のセンスはもっと評価されるべき。
4.Liturgy - Aesthethica
全編に渡ってとにかくやりたい放題＆変なテンションとエネルギーに溢れ、
「全部いてもうたれや！ギャーーー！！！！」って感じになっていてw
ひたすら絶叫を繰り返すボーカルと、
執拗なまでの変拍子＆反復や予測不能でやりたい放題の曲構成は、
不思議な中毒性があって気持ち良いし、
個性的で型にはまってなくて最高！
出てき始めた頃のVenomやMetallicaのように、
意見が真っ二つに分かれてるのも興味深いし、
これぞ未来のブラックメタルというか、未来のエクストリームミュージックと言えるかも。
4.The Atlas Moth - An Ache For The Distance
変な中毒性があってへヴィでダークで絶望的で美しくもある
サイケでスペーシーなドゥーム/ゴシックメタル作品。
3.Girls - Father, Son, Holy Ghost
曲が良いのは勿論、痒い所に手が届くアレンジ！
素直に良いと思える素敵な音楽作品。
2.Devin Townsend - Deconstruction
計算し尽くされた複雑な曲展開は圧巻。
いつもDevin先生の作品は後半で多少ダレてくるのですが、
この作品はダレる所か後半にピークが来ますし、中盤以降が実に素晴らしく、
かなり複雑で難解で曲も長く、若干(…かなりかもですがw)変態じみてますがw
歌詞も深くて興味深いし、最後まで程よい緊張感があり、演奏も歌もアレンジも凄いし、
Devin先生の総決算と言える作品だと思う。
ただ「The Mighty Masturbator」って曲もあるように、
中盤以降はある意味では究極のオ○ニー作品でもありますけどw、
人生なんていうものは極論言えば自己満足でしかないわけですし、
これは金を払って見るレベルの豪華絢爛で壮大なオ○ニーショーだと個人的に思うw
…何だそれwww
閑話休題。
分かりやすい方が売れるのが分かっていて、
コレくらい徹底して複雑で変態に作りこむ事は実に素晴らしいし、
歌詞読んで聞くと下手な映画よりよっぽど深くて濃いよ。
同時期発売のこの作品の対になる作品である「Ghost」も一緒に聞くとなお良いです。
2.tUnE-YarDs - w h o k i l l
ポップでカラフルで細密でパワフルで変態で大胆で開放的で自由奔放。
普通なら合わさらないような言葉が全て当て嵌まる奇跡のような作品。
これだけのいろんなリズムや音が「カチッ」と嵌って、
ポップに鳴らされているのは驚異以外の何物でもない！
頭で理解しながら体で反応して聞いて本能で感じるような音楽。
後半にもう一盛り上がり欲しい気はしますが、
インパクトは強烈だったし、それを差し引いても凄くて素晴らしい作品だった。
1.Destroyer - Kaputt
圧倒的な心地良さ。正に夢見心地。
一年通してよく聞いたし、聞くたびに良い音楽だなぁ～と。
曲のバリエーションも豊富だしアレンジも演奏も実に巧みで凝ってますし、
最後を締める曲も実に良く、トータル的に満足度が高かった。
◆結果
1.Destroyer - Kaputt
2.Devin Townsend - Deconstruction
2.tUnE-YarDs - w h o k i l l
3.Girls - Father, Son, Holy Ghost
4.Liturgy - Aesthethica
4.The Atlas Moth - An Ache For The Distance
5.The Luyas - Too Beautiful To Work
6.Bon Iver - Bon Iver
7.Drake - Take Care
7.James Blake - James Blake
8.Septic Flesh - The Great Mass
9.Hanni El Khatib - Will the Guns Come Out
10.The Pains of Being Pure at Heart - Belong
11.Ben Harper - Give Till It's Gone
12.Demdike Stare - Tryptich
13.Radiohead - The King of Limbs
13.Wild Beasts - Smother
14.Panda Bear - Tomboy
15.Architects - The Here And Now
15.Bayside - Killing Time
16.Primus - Green Naugahyde
16.Wu Lyf - Go Tell Fire to the Mountain
17.Gang Gang Dance - Eye Contact
17.Rustie - Glass Swords
18.Los Campesinos! - Hello Sadness
18.Rise Against - Endgame
18.The Drums - Portomento
19.EMA - Past Life Martyred Saints
19.The Joy Formidable - The Big Roar
20.Deafheaven - Roads to Judah
20.Fleshgod Apocalypse - Agony
21.Grouplove - Never Trust A Happy Song
22.Amon Tobin - ISAM
23.Animals as Leaders - Weightless
24.Ford & Lopatin - Channel Pressure
24,Lo-Fi-Fnk - The Last Summer
25.Cults - Cults
25.Givers - In Light
◆総括
今年は全体的に小粒のイメージが無きにしも非ずで、
100点満点で言うと90点前後の作品が少なく80点前後や80点以下の作品が多かった気がしますし、
去年に引き続きローファイ/80'Sリバイバルの作品が多く、
良い曲は今年も多かったものの、
アルバム全体で聞くと「もう一歩」な作品や無個性な作品が多かった気がしましたし、
話題/大物のアーティストもそんな感じだったのが多かった気がします。
(Tyler The CreatorやThe StrokesやBjorkやDredgやStaindなどなど…)
と言うのもあり、
個人的に個性的なものを探して好んで聞いていた印象がありますが、
同時にGirlsやDestroyerやBen Harperのように、
シンプルでいて奥深い作品も好んでよく聞きました。
これだけいろんな音楽が溢れているのもあり、
斬新な音楽に巡り会うのは至難の業ですが、
来年も衝撃的な音楽や純粋に良いと思えるような音楽に出会えるといいな…
◆おまけ
惜しくも入らなかった作品＆後日聞いて入れておけば良かった物。
(※レビュー書いた物だけアルバムタイトルにリンク貼ってあります)
Cloud Nothings - Cloud Nothings
Fair To Midland - Arrows & Anchors
Foster the People - Torches
Friendly Fires - Pala
M83 - Hurry Up, We're Dreaming
Oneohtrix Point Never - Replica
The Field - Looping State Of Mind
The Horrors – Skying
UneXpect - Fables of the Sleepless
Youth Lagoon - Year of Hibernation
PS
「Islet - Celebrate This Place With Me」は、
EPを二枚合わせた日本限定の作品なんで外しましたが、
アルバム扱いという事で考えると、ベスト20には入ると思います。
※おまけ追記
このブログでまとめた海外のメディアの2011年のベストアルバムのリンクを貼り
その１
その２
その３
アメリカのメタル系サイトの2011年のベストメタルアルバム
Pitchforkが選ぶメタル系の2011ベストアルバム40
