Best Albums of 2015 (年間ベストアルバム) 10→01位。
20→11位はこちら。
選んだ作品は全て以前にレビュー記事書いてますので、
タイトルにレビュー/感想のリンクを貼ってあります。
作品によっては軽く作品の内容に触れたり選出理由なんかを書いてますが、
作品に対する詳しい考えなど詳細は以前書いたレビュー記事を参照にしてください。
★10→01位
10.Brideshead - Never Grow Up
シンプルでいてセンスに溢れる演奏とアレンジの、
キラキライノセントインディーポップ/ギタポ/ネオアコ作品。
インディーポップ斯くあるべし。
09.Jamie XX - In Colour
内向的で冷たくメランコリックでアンニュイなものの、
後半に進むに連れて光が差し込んでくる雰囲気があって、
「冬のイギリス」のような空気感がある、
ポストダブ/ハウス/UKガラージ作品。
08.Beach House - Depression Cherry
南の楽園のような暖かみや心地良さがありつつも、
ノスタルジーから来るほろ苦さや陰影がある、
まどろみノスタルジックドリームポップ作品。
07.Deafheaven - New Bermuda
「冬の海」のような厳しさや冷たさに底知れない広大さや深遠さや畏怖を感じる、
ヘヴィでメロウで壮絶なポストブラックメタル作品。
06.Holly Herndon - Platform
様々なプラットフォームが進化して、
ネットと現実空間がシームレスになったような世界観を持っている、
ポストインターネット/ポストIDM/エクスペリメンタルテクノ作品。
まだ完成してない感あるのが末恐ろしい…
05.Vince Staples - Summertime'06
「醒める事がない真夏の悪夢」を表現してると同時に、
ダークでシニカルに「変わる事がない貧困層の黒人社会」も表現してる、
アングラ臭漂うダークでディープで不穏で不気味なヒップホップ作品。
04.Tame Impala - Currents
サイケでドリーミーでいてお洒落でマニアックな、
インディー/プログレ/サイケロック作品。
03.Horacio Lavandera - Saluzzi:Imageness
バンドネオン奏者として有名なDino Saluzziが、
鍵盤楽器のために作曲して即興的にストリートミュージシャンとして演奏していた時代の曲を、
クラシックのピアニストとして有名なHoracio Lavanderaが独自の解釈で表現した、
クラシック風味もあるジャズ/現代音楽作品。
02.Levon Vincent - Levon Vincent
機械的で冷たく合理的な現代社会の雰囲気とダークな部分と、
深海や宇宙のように理解や知覚出来ない深遠な雰囲気が同居していて、
挑戦的で実験的でいて壮大でディープで知的で魔訶不思議に洗練されている、
テクノ/ハウス/エクスペリメンタル/アンビエント作品。
流行りとは無縁で硬派でいて、
テクノミュージックへの敬愛が感じられる傑作と言ってもいいと作品だと思う。
01.Kendrick Lamar - To Pimp a Butterfly
黒人としての自分のルーツを深く掘り下げて、
自分の考察を皮肉とユーモア交えて知的に文学的にアウトプットして、
ヒップホップを超越してしまった感さえある、
ヒップホップ/ブラックミュージック作品。
結果
01.Kendrick Lamar - To Pimp a Butterfly
02.Levon Vincent - Levon Vincent
03.Horacio Lavandera - Saluzzi:Imageness
04.Tame Impala - Currents
05.Vince Staples - Summertime'06
06.Holly Herndon - Platform
07.Deafheaven - New Bermuda
08.Beach House - Depression Cherry
09.Jamie XX - In Colour
10.Brideshead - Never Grow Up
11.Statues - Together We're Alone
12.Drake - If You're Reading This It's Too Late
13.Panda Bear - Panda Bear Meets The Grim Reaper
14.Caravela - Caravela Forever
15.Weeping Birth - The Crushed Harmony
16.Summer Camp - Bad Love
17.Funeral Advantage - Body Is Dead
18.Jovanotti - Lorenzo 2015 CC
19.Passion Pit - Kindred
20.Lenka - The Bright Side
★総括
例年以上に良い作品が多いと同時に凄い作品も多い印象で、
1,2位の作品は後々名を残すような傑作ですし、
それ以外にも良作が多く、
2010年代に入って90点以上付けれる作品が一番多かった年で、
80点台後半の作品も多くあるという所謂「当り年」でした。
ただ以前にベストアルバム企画で選んだアーティストやバンドの新作の多くが、
悪くないけど旧作程ではない作品が多かったのは残念でしたし(これは毎年ですけどw)
メタルやインディー系で革新的な作品は無かったのも残念でした。
ジャンル的にはテクノを好んで多く聞いたかな…旧作も含めたら40作品近く聞いたと思う。
あとBrian Wilsonの6時間くらいあるドキュメントをスカパー無料放送の時に見まして、
Beach Boysを無い作品を買い足したりしながら好んでよく聞いてましたし、
70年代の音楽もプログレ中心に買い足して多く聞いてましたので、
新作を聞く時間が少なくなり、
レビュー記事をあまり書けなかったw
新作も枚数はそれなりに聞いたんですけどね…
まあ最終的に書きたいものについてはほぼ書けたんで良しとしようw
今年はもう少し早く書けるよう頑張ろうw
◆おまけ
★レビューしたもの以外で良かった作品
David Sanborn - Time and The River
Deerhunter - Fading Frontier
Domenique Dumont - Comme ca
Empress Of - Me
Floating Points - Elaenia
Four Tet - Morning/Evening
Kamasi Washington - The Epic
Paradise Lost - The Plague Within
Rrose - For Aquantice(EP)
Rrose - Vanishing Pools(EP)
Stephan Bodzin - Powers of Ten
旧作や他の似た系統の作品比べると物足りなさがあったので、
ランキングからは除外しましたが、
どれも買って損はないクオリティーで、
特にRroseのEP二枚はエクスぺリメンタルテクノ好きは聞かなきゃ損ですよー。お勧め。
20→11位はこちら。
選んだ作品は全て以前にレビュー記事書いてますので、
タイトルにレビュー/感想のリンクを貼ってあります。
作品によっては軽く作品の内容に触れたり選出理由なんかを書いてますが、
作品に対する詳しい考えなど詳細は以前書いたレビュー記事を参照にしてください。
★10→01位
10.Brideshead - Never Grow Up
シンプルでいてセンスに溢れる演奏とアレンジの、
キラキライノセントインディーポップ/ギタポ/ネオアコ作品。
インディーポップ斯くあるべし。
09.Jamie XX - In Colour
内向的で冷たくメランコリックでアンニュイなものの、
後半に進むに連れて光が差し込んでくる雰囲気があって、
「冬のイギリス」のような空気感がある、
ポストダブ/ハウス/UKガラージ作品。
08.Beach House - Depression Cherry
南の楽園のような暖かみや心地良さがありつつも、
ノスタルジーから来るほろ苦さや陰影がある、
まどろみノスタルジックドリームポップ作品。
07.Deafheaven - New Bermuda
「冬の海」のような厳しさや冷たさに底知れない広大さや深遠さや畏怖を感じる、
ヘヴィでメロウで壮絶なポストブラックメタル作品。
06.Holly Herndon - Platform
様々なプラットフォームが進化して、
ネットと現実空間がシームレスになったような世界観を持っている、
ポストインターネット/ポストIDM/エクスペリメンタルテクノ作品。
まだ完成してない感あるのが末恐ろしい…
05.Vince Staples - Summertime'06
「醒める事がない真夏の悪夢」を表現してると同時に、
ダークでシニカルに「変わる事がない貧困層の黒人社会」も表現してる、
アングラ臭漂うダークでディープで不穏で不気味なヒップホップ作品。
04.Tame Impala - Currents
サイケでドリーミーでいてお洒落でマニアックな、
インディー/プログレ/サイケロック作品。
03.Horacio Lavandera - Saluzzi:Imageness
バンドネオン奏者として有名なDino Saluzziが、
鍵盤楽器のために作曲して即興的にストリートミュージシャンとして演奏していた時代の曲を、
クラシックのピアニストとして有名なHoracio Lavanderaが独自の解釈で表現した、
クラシック風味もあるジャズ/現代音楽作品。
02.Levon Vincent - Levon Vincent
機械的で冷たく合理的な現代社会の雰囲気とダークな部分と、
深海や宇宙のように理解や知覚出来ない深遠な雰囲気が同居していて、
挑戦的で実験的でいて壮大でディープで知的で魔訶不思議に洗練されている、
テクノ/ハウス/エクスペリメンタル/アンビエント作品。
流行りとは無縁で硬派でいて、
テクノミュージックへの敬愛が感じられる傑作と言ってもいいと作品だと思う。
01.Kendrick Lamar - To Pimp a Butterfly
黒人としての自分のルーツを深く掘り下げて、
自分の考察を皮肉とユーモア交えて知的に文学的にアウトプットして、
ヒップホップを超越してしまった感さえある、
ヒップホップ/ブラックミュージック作品。
結果
01.Kendrick Lamar - To Pimp a Butterfly
02.Levon Vincent - Levon Vincent
03.Horacio Lavandera - Saluzzi:Imageness
04.Tame Impala - Currents
05.Vince Staples - Summertime'06
06.Holly Herndon - Platform
07.Deafheaven - New Bermuda
08.Beach House - Depression Cherry
09.Jamie XX - In Colour
10.Brideshead - Never Grow Up
11.Statues - Together We're Alone
12.Drake - If You're Reading This It's Too Late
13.Panda Bear - Panda Bear Meets The Grim Reaper
14.Caravela - Caravela Forever
15.Weeping Birth - The Crushed Harmony
16.Summer Camp - Bad Love
17.Funeral Advantage - Body Is Dead
18.Jovanotti - Lorenzo 2015 CC
19.Passion Pit - Kindred
20.Lenka - The Bright Side
★総括
例年以上に良い作品が多いと同時に凄い作品も多い印象で、
1,2位の作品は後々名を残すような傑作ですし、
それ以外にも良作が多く、
2010年代に入って90点以上付けれる作品が一番多かった年で、
80点台後半の作品も多くあるという所謂「当り年」でした。
ただ以前にベストアルバム企画で選んだアーティストやバンドの新作の多くが、
悪くないけど旧作程ではない作品が多かったのは残念でしたし(これは毎年ですけどw)
メタルやインディー系で革新的な作品は無かったのも残念でした。
ジャンル的にはテクノを好んで多く聞いたかな…旧作も含めたら40作品近く聞いたと思う。
あとBrian Wilsonの6時間くらいあるドキュメントをスカパー無料放送の時に見まして、
Beach Boysを無い作品を買い足したりしながら好んでよく聞いてましたし、
70年代の音楽もプログレ中心に買い足して多く聞いてましたので、
新作を聞く時間が少なくなり、
レビュー記事をあまり書けなかったw
新作も枚数はそれなりに聞いたんですけどね…
まあ最終的に書きたいものについてはほぼ書けたんで良しとしようw
今年はもう少し早く書けるよう頑張ろうw
◆おまけ
★レビューしたもの以外で良かった作品
David Sanborn - Time and The River
Deerhunter - Fading Frontier
Domenique Dumont - Comme ca
Empress Of - Me
Floating Points - Elaenia
Four Tet - Morning/Evening
Kamasi Washington - The Epic
Paradise Lost - The Plague Within
Rrose - For Aquantice(EP)
Rrose - Vanishing Pools(EP)
Stephan Bodzin - Powers of Ten
旧作や他の似た系統の作品比べると物足りなさがあったので、
ランキングからは除外しましたが、
どれも買って損はないクオリティーで、
特にRroseのEP二枚はエクスぺリメンタルテクノ好きは聞かなきゃ損ですよー。お勧め。