しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

ヤブミョウガ ( 藪茗荷 )

2013-09-01 |  8月 の花たち

                                    ↑ 2013/07/31 撮影
  
2013/08/03 撮影…花 

2013/10/11 撮影…実

[ ツユクサ科ヤブミョウガの属多年草 ]

日本では、
本州関東以西~沖縄にかけて、
山野の林下や竹薮などのやや湿ったところに群生します。
草丈は、50~90cm。
地下茎は細長く横に這い、各節から根を出します。
地上茎は直立します。
葉の基部は円筒形の鞘となって茎を包み、
葉は、長楕円形で長さ15~30cm、幅3~6cm、
先はとがり、表面がざらつきます。
花期は、8~9月。
茎の上部に、数段に分かれた円錐状の集散花序を付け、
径約8mmの白い小花を開き、
葉腋からも細い花茎を伸ばして花を付けます。
全体に毛があります。
1株に両性花と雄花をつけ、
ともに花弁は白色卵円形で3枚・雌しべ 1本・雄しべ6本・葯黄色・萼片白色3枚と似ていますが、
両性花の方は長い花柱の先についた雌しべが目立ち、
雄花の方は花柱が短く、黄色い葯を付けた雄しべが目立ちます。
朝咲いて夕方にしぼむ一日花です。
果実は液果、径5mmのほぼ球形で、
初秋にかけ藍色に熟します。
名は、葉が茗荷に似ていること、
藪などに生えていて有用植物ではないこと、
から付いたそうです。

思わぬ所にひょっこりと顔を出しました。
花から実が熟すまでの期間が短く、
淡緑~茶~青~藍と実の色の変化が良くわかる植物です。


2013/07/28 撮影…a

〃 2013/07/31 撮影
〃…a
〃…b午前 〃…b午後
〃…葉

  
2013/08/03 撮影
〃…a 〃…b

2013/08/05 撮影
〃…a 〃…b

〃2013/08/09 撮影
〃…a 〃…b

2013/08/12 撮影 〃 
〃…a 〃…b

2013/08/15 撮影

2013/08/20 撮影…a 〃 〃…b

2013/08/26 撮影…a 〃…b

2013/08/28 撮影…a 〃…b

2013/08/31 撮影…a 〃…b

2013/05/01 撮影…a  〃…b

2013/09/03 撮影…a  〃…b

2013/09/06 撮影…a  〃…b

2013/09/09 撮影…a   〃…b

2013/09/19 撮影…a  〃…b

2013/10/11 撮影

2013/10/19 撮影

2013/11/25 撮影 


 


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カラスウリ ( 烏瓜 )

2013-08-17 |  8月 の花たち

                                       ↑ 2011/08/17 撮影

〃…花と蕾 
2010/12/15 撮影…実

[ ウリ科カラスウリ属の蔓性多年草 ]

日本では、
本州~九州にかけて、
林の縁や藪に自生します。
草丈は、蔓の長さで3~5m。
根は芋のように太くなり、
茎は細く蔓状に伸び、
巻きひげで木や他の物にからみつき成長します。
茎と葉には白い短毛があります。
葉は、長い柄を持ち、心臓形で3~5裂し、
質はややうすく緑色で、光沢がなくざらつき、互生します。
葉に対応して巻きひげが出ます。
雌雄異株です。
花期は、7月~9月。
日没後に開花し、朝萎みます。
花冠は白色で5つに裂け、
裂片は広披針形で、縁は糸状に細裂し垂れ、
レースを広げたように開きます。
ガク筒は長く、
雄花は葉腋に1~数個付き、
雌花は葉腋に1個付いて球状の子房があります。
果実は球形または楕円形で、秋に朱赤色に熟します。
種子は黒褐色で、
カマキリの頭・大黒天・結び文などに似た形をしていると言われます。
根を生薬の土瓜根(どかこん)として、
黄疸・利尿・催乳剤に用います。
名は、食用にならずカラスが食べる、
と思われたために付いたとも言われているそうです。
古名のタマズサ(玉章)は結び文に見立てて付いたとのことです。


2013/09/02 撮影




< キカラスウリ >
変種のキカラスウリは、果実が黄色く熟します。
根から採取される澱粉は「天瓜粉(てんかふん)」(天花粉)と呼ばれ、
あせもなどの薬や白粉(おしろい)として利用されてきました。


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フウラン ( 風蘭 )

2013-08-06 |  8月 の花たち

                                           ↑ 2013/08/05 撮影

2013/08/06 撮影

[ ラン科フウラン属の常緑多年草 ]

日本では、
本州中部~沖縄の暖地の樹上や岩上などに自生します。
草丈は3~10cm。
茎は硬く、
葉は広線形の革質で硬く厚く、長さ5~10cm、
2列互生です。
花期は6~7月。
葉の根元から花柄を出し、
花は直径1cm内外の白色で芳香があり
細長い距をもち、
3~10個付けます。
江戸時代には、
多数の品種が観賞用として
栽培されていました。
「富貴蘭(ふうきらん)」の名で古典園芸植物として知られています。。
別名 ; フウキラン(富貴蘭)
・ 絶滅危惧種 ・


2013/08/02 撮影  
2013/08/03 撮影  
2013/08/04 撮影
2013/08/05 撮影
2013/08/06 撮影   〃  




< 2011 年 >

花期は6~7月とされていますが、
珍しく10月になって咲きました。

2011/10/11 撮影  
2011/10/14 撮影
2011/10/17 撮影
2011/10/18 撮影   〃…花柄
2011/10/20 撮影


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ナンバンギセル ( 南蛮煙管 ) 

2012-08-27 |  8月 の花たち

                          ↑ 2012/08/27 撮影

2012/08/27 撮影

2021/08/21 撮影…ヤクシマススキとナンバンギセル

[ ハマウツボ科ナンバンギセル属の1年生の寄生植物 ]

東アジアの熱帯~温帯に10種ほどあり、
日本には2種が分布します。
イネ科やカヤツリグサ科などの根に寄生する、
葉緑素を持たない寄生植物です。

日本では、
北海道~沖縄にかけて、
草地のススキ・ミョウガ・サトウキビなどの根に寄生します。
草丈は、15~20cm。
茎は赤褐色でごく短くほとんど地上には出ません。
葉は、狭三角形の鱗片状で数枚互生します。
花期は、7~9月。
直立した花柄を数本伸ばし、先に淡紫色の花を1個横向きに付けます。
花冠は3~3.5㎝の筒形で、先は浅く5裂して唇形となり、縁は全縁です。
雄しべは4本です。
がくは舟形で下側は深く裂け、先が尖り淡紅紫色の条があります。
果実は蒴果で長さ1~1.5㎝の卵球形です。
名は、長い花柄の先に付く花の様子が南蛮煙管に似ていることから付いたそうです。
もの思いに沈んだように横向きに花を付けるので思草の名で万葉集にも詠まれています。
古名 : オモイグサ(思草)

残暑の厳しい中、
ちょつと園芸店に立ち寄りました。
目に止まった「南蛮煙管」は
棚の下の方にあり、
暑さのせいか水が足りないのか、
色も悪く元気がありませんでした。
開花の前に水切れをおこすと花色が薄くなったり、
花柄の伸びが悪くなってしまうそうです。
元気になってくれればと思いながら、
午前中の日が当たる茗荷のところに植えました。


2012/08/26 撮影
2012/08/27 撮影
2012/08/28 撮影

2012/08/29 撮影…朝
〃…午後
2012/08/30 撮影
2012/08/31 撮影
2012/09/02 撮影

2012/09/03 撮影
2012/09/07 撮影
2012/09/10 撮影


<  2020 年  >
2020/11/12 撮影



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ホテイアオイ (布袋葵 )

2012-08-26 |  8月 の花たち

                             ↑ 2015/08/14 撮影

2015/08/14 撮影

[ ミズアオイ科ホテイアオイ属の多年生水草、熱帯・亜熱帯アメリカ原産 ]

日本には明治中期に渡来し、
現在観賞用として栽培されています。
寒い地方では1年草ですが、
暖地では池・沼などで野生化し、
越冬して水路にはびこり嫌われてもいます。
草丈は、約30cm。
基部からひげ根を水中に垂らし、
根は水底に固着せず水面に浮遊しています。
葉は叢生して株となり、
株から走出枝を伸ばしてその先に子株を作ります。
葉は円形・無毛で光沢があります。
柄の下半分は球形に膨れ、
内部が多孔質・海綿状なので浮き袋の用をなします。
葉の間から1本の花茎を出します。
花期は、6~10月。
径3cm位の淡青紫色6弁花を穂状に付けます。
花被片のうち1枚は特に大きく、
黄色い斑紋があります。
名は、葉柄の膨れた様子が布袋和尚の腹にたとえられ、
またミズアオイの近縁なので付いたそうです。
別名;布袋草

今年の布袋葵は元気に育っていましたので
花をを楽しみにしていました。
ある朝、金魚に餌をやりに行きましたら、
何ものか(猫又はハクビシン?)に荒らされ
金魚は残らず姿を消していました。
布袋葵も殆んど葉を折られ哀れな姿になっていましたが、
それでも回復して花を付けました。
( メダカは無事でした。)

 2012/08/19 撮影…朝
 〃…夕
 〃

  2012/08/20 撮影…朝
 〃
 
 2012/08/22 撮影…朝

 2012/08/23 撮影…朝


< 2011 年 >
10月に入って花を付けていました。
大きな古火鉢に水を張りメダカを飼っていますが、
布袋草を入れてあげると相性が良いらしく、
よく増え子メダカが元気に泳いでいます。

2011/07/29 撮影
2011/07/29 撮影
2011/08/05 撮影・・・オンブバッタ
2011/10/10 撮影・・・萎んだ花


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ホソバヒメタムラソウ ( 細葉姫田村草 )

2011-09-23 |  8月 の花たち

                             ↑ 2011/09/14 撮影

2011/09/17 撮影

[ キク科タムラソウ属の多年草、ヨーロッパ原産 ]

手持ちの図鑑で調べましたが、
詳しく載っていませんでしたので、
ネットからの抜き書きと見た目からの雑感です。

山地の日当たりの良い草原などに自生します。
草丈は、10~30cm。
葉は羽状に全裂、縁に鋸歯があり、刺は無く、互生します。
花期は、8~10月。
薊(あざみ)に似た淡い紅紫色の頭花を茎先に付けます。
田村草の矮性種で葉も細く小型なので、
寄せ植えや小鉢植えに向きます。

草丈が低く、
可愛い花をたくさん付けていたので、
思わず買ってしまいました。
原産地が日本だといいのにと思いながら調べましたが、
どうも違うようです。
丈夫で、何度も植え替えたのですが、
今年の暑さにも負けずに花を咲かせています。


2011/03/23 撮影…芽生え
2011/08/17 撮影

A株の花
2011/08/17 撮影
2011/08/20 撮影
2011/08/20 撮影
2011/08/20 撮影
2011/08/23 撮影
2011/08/26 撮影
2011/08/29 撮影
2011/09/03 撮影
2011/09/10 撮影
2011/09/12 撮影
2011/09/13 撮影
2011/09/14 撮影
2011/09/16 撮影
2011/09/16 撮影
2011/09/18 撮影
2011/09/19 撮影
2011/09/22 撮影
2011/09/26 撮影

B株の花
2011/08/26 撮影
2011/08/29 撮影
2011/09/03 撮影
2011/09/10 撮影
2011/09/12 撮影
2011/09/16 撮影
2011/09/17 撮影
2011/09/18 撮影
2011/09/19 撮影


<  2010年  >
2010/08/30 撮影…つぼみ
2010/08/29 撮影
2010/08/30 撮影…開花


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尾長の子

2011-08-29 |  8月 の花たち
2011/08/28 撮影

[ スズメ目カラス科]

今年は尾長をよく見かけます。
今日も4・5羽の子鳥がきて
お隣のアンテナに止まりました。
親鳥と同じような特徴のある声で
グェーイグェーイとやかましく鳴きます。
尾はまだ短めで、
親のように淡青色の長く美しい尾に
なっていません。

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ヒメタデ ( 姫蓼 )

2011-08-18 |  8月 の花たち

                                ↑ 2011/08/12 撮影

2011/10/12 撮影

[ タデ科イヌタデ属の一年草 ]

北海道~九州にかけて、
日当たりのよい湿地や草原に自生します。
草丈は、20~40cm。
茎は赤みを帯び、下部は地面を這って枝分かれし、節から根を出します。
上部は立ち、少数の枝に分枝します
葉は、短い柄を持ち、広線形または狭披針形で、長さ3~8㎝、幅5~9㎜、
先は鋭形または鋭突形、基部は円形またはくさび形です。
表面は無毛又は短い剛毛が散生し、裏面は脈状に短い剛毛が生えます。
托葉は筒状で外面には剛毛が散生し、縁には短い毛が生えます。
花期は、5~10月。
枝先に総状花序を出し、長さ1.2~2㎝の円柱形で淡紅色の小花を密に付けます。
花被は深く5裂し、裂片は長さ約2㎜です。
雄しべは5~7個です。
果実は、痩果で広卵状の3稜形、長さ1.4~1.8㎜、黒色で光沢があります。

可愛いのですが、
広がりすぎて困るくらい丈夫ですので、
鉢植えにしています。



2011/07/30 撮影
2011/08/10 撮影
2011/08/11 撮影
2011/08/12 撮影
2011/08/12 撮影
2011/08/12 撮影
2011/08/13 撮影
2011/08/16 撮影
2011/08/18 撮影
2011/08/19 撮影
2011/08/20 撮影
 〃
2011/08/23 撮影
2011/08/26 撮影
2011/08/28 撮影
2011/08/29 撮影
2011/09/01 撮影
2011/09/03 撮影
2011/09/12 撮影
2011/09/18 撮影
2011/09/19 撮影
2011/09/24 撮影
2011/11/15 撮影・・・紅葉した葉
2011/11/23 撮影
2011/11/24 撮影



<  2010 年  >
2010/08/12 撮影
2010/08/30 撮影

 


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ヨメナ ( 嫁菜 )

2011-08-15 |  8月 の花たち

                       ↑ 2011/08/10 撮影…ヨメナ

[ キク科シオン属の多年草 ]

「嫁菜」と言って戴いたのですが、
よく似た「関東嫁菜」があることを知り、
そちらではないかとも思われます。
関東嫁菜は、嫁菜と柚香菊(ゆうがぎく)とのどちらか
中間的な性質があるそうです。
どちらか解からなくなりました。

ヨメナ (嫁菜) 
本州中部地方以西~九州にかけて、
山野の湿ったところや畑の周辺などのに自生します。
草丈は、50~100cm。
地下茎を伸ばして繁殖します。
茎は上部で分枝し、緑色でわずかに紫色を帯び、ほとんどざらつきません。
茎の下部や中部の葉は、長さ8~10cm卵状長楕円形で3脈がやや目立ち、
葉表はやや光沢があり、縁に粗い鋸歯があり、互生します。
花期は、7~10月。
枝先に径約3cmの頭花を1個ずつ付けます。
舌状花は淡青紫色で、
中央の筒状花は黄色です。
果実は痩果(そうか)、長さ3mmの扁平な倒卵形で、
多長さ0.5mmの短い冠毛があります。
若芽を摘んで、ヨメナご飯・あえもの・天ぷらなどになどにして食します。
名は、若芽を食用とする類中で美味しく姿が美しいことからと、
婿菜(ムコナ)とも呼ばれる白山菊(シラヤマギク)との対比で付いたそうです。
ヨメナはオオユウガギクとコヨメナの雑種起源と考えられています。
古名 : オハギナ()
別名 : ハギナ(萩菜)

地下茎を伸ばして
よく増えますが、
そのわりにあまり花を付けません。
隅の方に植えているからなのでしょうか...


2011/08/10 撮影
2011/08/13 撮影・・・花後

2011/08/20 撮影…つぼみ
2011/08/23 撮影
2011/08/23 撮影
2011/08/26 撮影
2011/08/26 撮影…葉
2011/10/21 撮影
2011/10/21 撮影


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ナガボノシロワレモコウ ( 長穂の白吾木香 )

2011-08-13 |  8月 の花たち

                          ↑ 2011/08/11 撮影

2011/08/11 撮影

[ バラ科ワレモコウ属の多年草 ]

北海道~本州関東地方以北の
原野のやや湿ったところに自生します。
草丈は、80~130cm。
太い根茎があり、茎は上部で分枝します。
根生葉は長い柄を持ち、11~15の小葉からなる奇数羽状複葉で互生します。
小葉は広披針形で長さ3~8㎝、縁に鋭い鋸歯があります。
花期は、8~10月。
茎頂が分枝して、枝先に穂状花序を付け、
白色の花穂は長い円柱形で長さ2~7㎝、径約1㎝、直立または下垂します。
花弁は無く、径約3㎜の花弁状の萼は深く4裂し、萼片は白色で卵形、
雄しべは4本、花糸は長く突き出し、葯は暗紫色になります。
花は上から下へ向かって咲き進む有限花序です。
果実は、瘦果で倒卵状、翼があります。

緑色の茎に白緑色や白色の花穂、
やさしく爽やかな趣があります。
丈夫で大きくなりますので、
鉢植えにしました。


 2011/03/06 撮影

 2011/03/23 撮影

2011/07/31 撮影

2011/07/31 撮影…中途の茎から

2011/08/03 撮影

2011/08/03 撮影…葉

2011/08/06 撮影
2011/08/09 撮影

2011/08/11 撮影

2011/08/12 撮影

2011/08/12 撮影…葉

2011/08/13 撮影

2011/08/14 撮影
2011/08/14 撮影…根出葉

2011/08/15 撮影

2011/08/15 撮影

2011/08/17 撮影

2011/08/18 撮影

2011/08/19 撮影…ササグモのようです

2011/08/20 撮影

2011/08/23 撮影

2011/08/26 撮影

2011/08/28 撮影

2011/08/29 撮影

2011/09/01 撮影

2011/09/03 撮影

2011/09/04 撮影

2011/09/07 撮影

2011/09/09 撮影

2011/09/12 撮影

2011/09/13 撮影

2011/09/14 撮影

2011/09/16 撮影

2011/09/18 撮影

2011/09/19 撮影

2011/09/22 撮影

2011/09/24 撮影

2011/09/26 撮影

2011/10/18 撮影



<  2010 年  >
今年は例年になく草丈が伸び、
私の背をゆうに越えました。
立派な白い花が咲いています。
2010/07/17 撮影…つぼみ

2010/07/31 撮影

2010/08/26 撮影

2011/08/23 撮影

 

 


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ハコネギク ( 箱根菊 )

2011-08-10 |  8月 の花たち

                          ↑ 2011/08/09 撮影

2011/08/09 撮影 

[ キク科シオン属の多年草 ]

本州関東地方西部と中部地方その周辺の山地の、
日当たりの良い斜面に自生します。
草丈は35~65cm。
茎は剛直で直立性で、株立ちとなり、地下匐枝を出しません。
葉は、卵状長楕円形~披針状長楕円形で長さ4~7㎝、幅1.5~1.7㎝、
質はやや乾いて硬く、縁に不整正の浅い鋸歯があり、短毛を密生し、互生します。
花期は、8~10月。
茎頂は分枝し、枝の頂に径約2.5㎝の淡紫色または汚白色の頭花を散房状に付けます。
総苞は卵状鐘形、総苞片は縁が乾膜質となり、先端に粘液を分泌します。
冠毛は目立ち白色です。
名は、箱根に産することにより付いたそうです。
別名 : ミヤマコンギク(深山紺菊)

旅のお土産に戴きました。
蕾の時には色がついていましたが、

開花しましたら、
白色の優しい花でした。

2011/08/10 撮影
2011/08/10 撮影
2011/08/10 撮影
201/08/10 撮影
2011/08/10 撮影


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アサガオ ( 朝顔 )

2011-08-07 |  8月 の花たち

                          ↑ 2011/08/01 撮影

2011/08/07 撮影

[ ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年草、熱帯から亜熱帯地域 ]

奈良時代に、
薬用として中国から渡来したと言われています。
観賞用として広く楽しまれるようになったのは江戸時代からです。
草丈は、蔓の長さで3m以上。
茎は蔓性で逆毛があり、左巻きで他の物にからみついて伸びます。
葉は、長い柄を持ち、広卵形・心臓形などで通常3裂し、
両面に毛があり、互生します。
花期は、7~10月。
葉腋に花柄を出し、漏斗状の花を1~3個付けます。
花冠は径10~15㎝、大きいものは径23㎝にもなり、
花色は白・赤・紫・青など多様で、絞りや覆輪などもあります。
蕾は筆頭状で右巻きのひだがあります。
雄しべは5本、雌しべは1本です。
がくは深く5裂し、裂片は細長く尖り、背面に白色の長毛があります。
果実はさく果で、残存萼をつけて球形、3室あり各室に種子が2個ずつ入っています。
乾燥させた種子を生薬の牽牛子(けんごし)として、
利尿・下剤に用います。
開花時刻は早く朝4時ごろに咲き始め、
自家受粉をして日中には萎んでしまいます。
江戸時代に入ると観賞用に栽培され始め、
朝顔ブームが起こり
多数の園芸品種が作られました。
園芸的には大輪アサガオ・変化アサガオを特別に分け、
変化アサガオには
葉型の変化したもの (丸葉・トンボ葉・くわ形葉・糸柳葉など)や斑入葉など、
花型の変化した変わり咲きのもの(いかり咲き・獅子咲き・キキョウ咲き・采咲き・
台咲きなど)などがあり、
現在は一部の愛好家によって園芸品種が保たれています。
一方鉢に植えてあんどん仕立てにしたり、
支柱を立てて日よけを作ったり、垣根に絡ませたりして、
最も普通に栽培されています。
また理科の教材にも使われます。
名は、朝咲く花の意とも朝の容花(かおばな)の意とも
言われています。

毎年零れた種から芽を出し、
花を咲かせています。
8月に入ってから、
花が大きくなり、花数も増えました。


2011/07/22 撮影…つぼみ
2011/07/22 撮影…2番目の開花
2011/07/22 撮影…終わった1番花
2011/07/30 撮影
2011/08/01 撮影
2011/08/09 撮影…つぼみ
2011/09/25 撮影
2011/10/12 撮影


<  2010 年  >
2010/08/05 撮影…つぼみ
2010/08/05 撮影
2010/08/08 撮影…つぼみ

2010/08/05 撮影…実
2010/09/06 撮影…実


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ミズヒキ ( 水引 )

2011-08-03 |  8月 の花たち

                            ↑ 2013/06/29 撮影…ミズヒキ

2011/08/03 撮影


2021/08/09 撮影…ギンミズヒキ(白花品)

[ タデ科イヌタデ属の多年草 ]

日本では、
各地の山野の林や藪の縁などに自生します。
草丈は、40~80cm。
地下茎は短くやや太く、硬い茎は直立してまばらに分枝します。
葉は、短い柄をもち、長さ5~15㎝の広楕円形~倒卵形で、先は尖り、基部はくさび形、
質はやや薄く、両面に毛がまばらに生え、互生します。
中央付近にしばしば黒い八の字形の斑紋の入ったものもあります。
花期は、8~10月。
茎の先から細長い20~40㎝の細い総状花序を出し、
紅色の小さな花をまばらに横向きに付けます。
花被片は深く4裂し、上側の3個は紅く、したがわの1個は白色です。
雄しべは5個です。
果実は、瘦果で卵球状で、出存萼に包まれています。
花被片が全部白花のものはギンミズヒキ(銀水引)、
紅白の混ざるものはゴショミズヒキ(御所水引)と呼ばれます。
金色の花のものはキンミズヒキ(金水引)と呼ばれていますが、
これはタデ科とは別種のバラ科です。
名は、その姿が祝い事の進物などに用いる紅白の水引に似ているところから
付いたと言われます。
 
友人から戴いた銀水引を紅い株から少し離して植えました。
紅い株が近くにあると中間の混合のものが沢山生えて、
純白のものが少なくなるそうです。
株分けで銀水引を増やしていきたいと思っています。


< 2011 年 >
2011/04/02 撮影
2011/04/27 撮影

2011/08/03 撮
 〃

2011/09/22 撮影…また咲きだす
2011/09/23 撮影
2011/09/24 撮影
2011/09/27 撮影
2011/10/10 撮影


<  2010 年  >
2010/07/20 撮影
2010/07/20 撮影
2010/07/20 撮影
2010/10/05 撮影
2010/10/05 撮影…紅色がとても綺麗です。

 

ギンミズヒキ
2021/03/17 撮影

2021/08/09 撮影



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オミナエシ ( 女郎花 )

2011-07-29 |  8月 の花たち

                         ↑ 2011/07/28 撮影

2011/08/09 撮影

[ オミナエシ科オミナエシ属の多年草 ]

日本では、
北海道~九州の日当たりの良い山地に
自生します。
草丈は、60から~100cm。
やや大きい横に這った根茎があり、
茎はまっすぐに立ち上部で枝分かれします。
葉は羽状で裂片は細くとがり、
柄のない又は柄の短い葉が茎に数枚対生に付きます。
一番下の一対の羽片は小さくて托葉のようにみえます。
花期は、8~10月。
茎先の集散花序は
下の枝がやや長く平らな形になります。
黄色の小花を多数密に付け、
花冠は径2~4㎜位で5裂します。
果実は小さく、うちわ状の包(ほう)はありません。
全草を生薬の敗醤(はいしょう)として消炎剤などに使います。
秋の七草の一つです。
名は、白花の毛の多いオトコエシに対して、
やさしく女(おみな)のように見えることから
付いたと言われます。

8月の花の盛りに近づくにつれ、
結構たくましくにおいも強くなりますが、
7月の花の姿は優しい感じで、
風に揺れている様子は趣があります。


2011/03/04 撮影…芽
2011/07/06 撮影
2011/07/10 撮影
2011/07/14 撮影
2011/07/20 撮影
2011/07/21 撮影
2011/07/21 撮影
2011/07/25 撮影
2011/07/29 撮影
2011/07/29 撮影
2011/07/29 撮影
2011/08/23 撮影…盛り・においが漂う
2011/08/23 撮影
2011/08/28 撮影
2011/08/29 撮影
2011/09/04 撮影
2011/09/08 撮影…花弁をを散り敷いて
2011/09/12 撮影
2011/09/23 撮影…一昨日の台風で散った花
2011/09/25 撮影
2011/10/10 撮影
2011/10/11 撮影
2011/10/12 撮影
2011/10/18 撮影 2011/10/23 撮影
2011/10/23 撮影…色付いた葉
2011/10/25 撮影
2010/11/05 撮影
2011/10/27 撮影
2011/10/28 撮影
2011/10/31 撮影
2011/11/01 撮影
2011/11/01 撮影 2011/11/02 撮影
2011/11/02 撮影



< 2010 年 >
2010/07/23 撮影…つぼみ
2010/08/03 撮影
2010/08/03 撮影
2010/08/26 撮影…訪問者カマキリ
2010/08/29 撮影…今が盛り
2010/11/05 撮影


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薄羽蜉蝣 ( うすばかげろう )

2010-08-29 |  8月 の花たち

                                                                        2010/08/29 撮影

[ 脈翅(みゃくし)目ウスバカゲロウ科の昆虫の総称または1種 ]

日本では、全土に分布しています。
幼虫はアリジゴクといい、
雨の当たらないさらさらした土に
すり鉢状の穴を掘り、
アリなどを捕らえて
その体液を吸い、
土中で暮らし、サナギになります。
成虫の外形はトンボに似ていて、
透明な翅には細かな脈があります。
開張8cm 内外。
成虫のみられる時期は、7~10月頃
林などに住み、
夕方ヒラヒラとゆっくり飛翔して小さな昆虫を食べ、
灯火にも来ます。
歳時記では、晩夏として扱われています。


2011/10/27 撮影
夕方の玄関先に薄翅蜉蝣?がいました。


< 2010 年 >
今朝、槙(まき)の幹に止まっている
薄翅蜉蝣を見付けました。
ゆっくりと翅を動かしていました。
写真を撮ろうとすると
塀に移動してしまい、
翅を閉じてじっと動きませんでした。
庭に蟻地獄のすり鉢状の穴があったので
それが成虫になったのか
と思っています。


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