しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

サギゴケ ( 鷺苔 )

2016-05-13 |  4月 の花たち

                          ↑ 2016/04/16 撮影 …サギゴケ(ムラサキサギゴケ)

 〃…シロバナサギゴケ(サギゴケと称することもあります)

 〃…モモイロサギゴケ

[ ハエドクソウ科サギゴケ属の常緑多年草 ]
  ゴマノハグサ科で分類されることもあります。

本州~九州にかけて、
平地の日当たりの良い湿った草地や畦道などによく群生します。
草丈は、5~15cm。
基部から匍匐枝を出して広がり繁殖します。
根生葉は、根本に集まり大きく、長さ4~7㎝の倒卵形または楕円形で、
縁には不揃いの粗い鋸歯があります。
匍匐枝の葉は小さく対生します。
花期は、4月~5月。
根生葉の間から花茎を伸ばし、淡紫色~紅紫色の小唇形花をまばらに数個付けます。
花冠は長さ1.5~2㎝、上唇は尖って先が2裂し、
下唇は大きく、先が3裂、中央が白く隆起して黄褐色の斑紋があります。
雄しべは4本のうち2本が長く、
雌しべは1本、柱頭はへら形で上下に2裂して開き、触れると閉じます。
がくは鐘形で5裂します。
果実はさく果で、長き4㎜の扁球形です。
グランドカバーなどに用います。
紫鷺苔の白花品種をシロバナサギゴケと称し、
変種の桃色花の咲くものをモモイロサギゴケと呼びます。
名は、花の形が鷺に似ていて、苔のように匍匐枝を伸ばして地を覆うので付いたそうです。
別名 ; ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)

この春、草庭に初めて植えてみました。
可愛い花も一段落し、
元気に匍匐枝を伸ばしています。
そのうち増えすぎて手に負えなくなりそうな気がします。


サギゴケ (ムラサキサギゴケ)
 2016/04/10 撮影
 〃

 2016/04/12 撮影

 2016/04/14 撮影

 2016/04/16 撮影

 2016/04/18 撮影

 2016/04/21 撮影

 2016/04/27 撮影

 2016/04/30 撮影

 2016/05/02 撮影 

 2016/05/13 撮影


シロバナサギゴケ (サギシバ、サギゴケ)
 2016/04/10 撮影

 2016/04/11 撮影

 2016/04/12 撮影

 2016/04/14 撮影

 2016/04/16 撮影

 2016/04/18 撮影

 2016/04/21 撮影

 2016/04/27 撮影

 2016/04/30 撮影

 2016/05/02 撮影

 2016/05/13 撮影


モモイロサギゴケ
 2016/04/10 撮影
 〃

 2016/04/12 撮影

 2016/04/14 撮影

 2016/04/16 撮影

 2016/04/18 撮影

 2016/04/21撮影

 2016/04/27 撮影

 2016/04/30 撮影

 2016/05/02 撮影

 2016/05/13 撮影



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