goo blog サービス終了のお知らせ 

しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

ハナカンザシ ( 花簪 )

2017-02-13 |  2月 の花たち

                                                                                                 ↑ 2017/02/20 撮影

 2017/02/26 撮影 

[ キク科ローダンテ属の常緑性多年草、オーストラリア原産 ]
流通名のハナカンザシ(アンテモイデス種)は日本原産のハナカンザシとは別種です。

多年草ですが、高温多湿に弱く、夏越えが難しいので、
園芸では一年草扱いです。
日当たりのよい乾燥した砂地を好みます。
草丈は、10~20cm。
茎は 直立して、基部で分枝します。
葉は、披針形で柔らかく、緑色をしていて、互生します。
花期は、4月~7月。
茎の先端に径約3cm、菊状の花を付けます。
中心部は黄色の筒状花が多数集まり、
周囲を舌状花に似た多数の総苞片が取り巻きます。
総苞は光沢のある白・薄桃・濃桃色などで、珪酸分が多く、乾質です。
蕾(苞)のときは丸みを帯びて赤褐色です。
花は日が当たると開き、夜になると閉じます。
果実は蒴果です。
秋播きが一般的で、苗の流通は12月~3月ごろです。
初夏まで花を楽しめます。 
鉢植えや花壇に用い、またドライフラワーにもします。
名は、赤い蕾を簪(かんざし)に見立てて付いたそうです。
別名 : アクロクリニウム

花の少ない早春に、
軽やかな白い花を咲かせます。
可愛い花に春の訪れを感じます。


<  2018 年  >
2018/02/10 撮影…昨年植えて夏を越した株

 <  2017 年  >
  2017/01/14 撮影

 〃…蕾 

  〃

 

 2017/01/19 撮影

 

 2017/01/21 撮影

 

2017/01/27 撮影

 

  2017/02/01 撮影

 

 2017/02/07 撮影

 

 2017/02/11 撮影

 〃

 

 2017/02/12 撮影

 

 2017/02/13 撮影

 

 2017/02/15 撮影

 

 2017/02/20 撮影

 〃

 〃

 

 2017/02/25 撮影

 

 2017/02/26 撮影

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハナカンザシ の 育て方

2017-02-13 | 栽培のポイント

                                              ハナカンザシ

[ キク科ローダンテ属の常緑性多年草、オーストラリア原産 ]

育て方の一例
・耐寒性: やや弱い。  
・耐暑性: 弱。
・日照:  日向。 夏は明るい日陰。
・植え付け適期: 3月下旬~4月、9月中旬~10月中旬。
・用土: 赤玉土(小粒)4・鹿沼土(小粒)4・軽石(小粒)2の混合土。草花用培養土や市販の山野草培養土。
・肥料: 元肥…緩効性化成肥料。        
     追肥…薄い液体肥料(2~4月に月3回)
・鉢: 中深鉢。深鉢。
・植え替え頻度: 2~3年毎。
・増殖: 実生(9~10月)。挿し芽(3~5月)。
・病害虫: 灰色かび病、アブラムシやハモグリバエなど。
・潅水: 表土が乾いてから、花に掛からないよう水たっぷり与える。
 
*
・霜がからないようにする。
・水はけの良い、弱アルカリ性の土壌を好む。
・風通しの良い乾燥した場所。
・多肥を必要としない。
・高温多湿に弱いので長雨には当てないように注意する。 
・半分ほど切り戻して、蒸れを防いだり、新しい芽を出させる。
・咲き終わったら、花柄を順次切り取る。
 
露地植え
・芽出しから開花中は日向、夏は明るい日陰になるような場所。
・植え付け時に苦土石灰や堆肥や腐葉土などを混ぜ込む。
・3月頃に即効性の化成肥料を追肥する。
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする