↑ 2018/04/18 撮影
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[ シソ科ラショウモンカズラ属の多年草 ]
日本では、
本州~九州にかけて、
山地のやや明るく少し湿り気のある林内や林縁などに自生します。
草丈は、15~30cm。
全体に白い軟毛があって、茎は立ち上がり、親株から走出枝(そうしゅつし)を出します。
葉は、2~5㎝の柄を持ち、心臓状卵円形で長さ2~5㎝、幅2~3.5㎝、
先は鋭く尖り、基部は心臓形、質はうすく、
縁には粗い鋸歯があって、対生します。
開花は、4~5月。
茎頂に長さ1.5~2㎝ほどのまばらな花穂を出し、紫色の唇形花を一方向きに数個付けます。
花冠は長さ4~5㎝、筒部は長く急に膨らんで先端が2唇形となり、
下唇の裂片は大きく濃紫色の斑点があって、先端に長い白毛が生えています。
萼は、長さ約1㎝の短い筒状で、15脈あり先が5裂しています。
広卵形の苞葉があります。
名は、太い花冠が、京都の羅生門で切り落とされた鬼女の腕に
似ていることから付いたそうです。
戴いた株には、
花が咲いていてランナー(走出枝)が出ていました。
ランナーはあっという間に長くなり、伸び続けています。
何処まで伸びて子株を作るのか、興味深く見ています。
2019/03/09 撮影
< 2018 年 > 2018/04/18 撮影
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2018/04/20 撮影
2018/04/23 撮影
〃…葉
2018/04/28 撮影
2018/05/29 撮影…
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