しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

テイショウソウ ( 禎祥草 )

2018-12-02 |  11月 の花たち

                                ↑ 2018/11/26 撮影

 〃

[ キク科モミジハグマ属の多年草 ] 

千葉県~近畿地方南部の太平洋側・四国徳島県の、
山地の林下に自生します。
草丈は、30~60cm。
根茎は直立または斜めになり、紐状の根が少数出ます。
茎は褐紫色で、茎の下部に4~7個の葉が集まって付きます。
葉は、長い柄を持ち、長さ5~12㎝の長楕円状披針形~卵形または卵状楕円形などの変化があり、
先は鋭く、基部は矢じり状の心形、縁にはやや波状の鋸歯があります。
葉面は暗紫色を帯び白い斑の入るものがしばしばあります。
花期は、9~11月。
葉の集まりの中心から花軸を伸ばし、
上部に3個の筒状小花からなる頭花を多数総状花序状に偏った方向に付けます。
花冠は白色で長さ1.5~1.9㎝、細長く5裂して線形になります。
花柄は長さ2~3㎜、総苞片は狭長楕円形で鱗状に重なり、紫色を帯びます。
果実は痩果で無毛、羽毛状の冠毛は茶褐色です。
名は、意味が分からないそうです。

野草の会の方から戴きました。
何年も咲かなかったものが、
初めて花を付けたそうです。
今までに見かけたこともなく、
初めて出会った花です。
元気に育ってくれればと思っています。

 

2018/11/26 撮影

 

 2018/11/30 撮影

 

 2018/12/01 撮影

 

2018/12/10 撮影

 

2018/12/26 撮影

 

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2020/11/02 撮影

 

コメント (2)
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