↑ 2023/04/00 撮影
2020/03/20 撮影
[ スミレ科スミレ属の多年草 ]
日本では、
本州~九州口之島以北にかけて、
人家周辺のやや日当たりの良い場所に自生します。
草丈は、3~8cm。
無茎種で、ふつう植物体に毛はありません。
根は白色で、地中深く入っています。
葉は、葉身より短い狭長の柄を持ち、鉾型の長卵形または長三角形で長さ2~4㎝、
基部は矢じり状の心臓形になるものが多く、やや光沢があり、
縁には粗い鋸歯があって、束生します。
多くは表面が暗緑色、裏面が紫色を帯びています。
葉柄の翼はほとんどありません。
花期は、3~5月。
花は、径1~1.5㎝、濃紫色で横向きに咲きます。
花弁は狭長で、側弁の内側には毛が生え、
唇弁の距は細長く長さ3~4㎜、緑白色に赤紫色の斑点が入っています。
萼片は狭長で先が尖ります。
果実は、さく果で卵形体で短く尖ります。
名は、スミレに似ていて、より小型と言うことから付いたそうです。
友人から戴きました。
丈夫でよく増えて、可愛い小型の菫です。
本州のものは帰化植物ではないかという見方もあるそうです。
2023/05/20 撮影
2023/06/23