↑ 2017/09/22 撮影
2017/10/02 撮影
[ キク科ヨモギ属の多年草 ]
日本では、
北海道~本州(東北・北陸)にかけて、
亜高山帯~高山帯の日当たりのよい岩場や岩礫地に自生します。
また千島やサハリンでは海岸の岩場にも自生します。
草丈は、15~35cm。
全体に銀白色の絹毛でおおわれます。
茎は地を這うように伸びながら立ち上がり、多数分枝します。
晩秋に葉は枯れますが、
翌春になると茎にまた葉芽が出ます。
葉は、2回羽状または掌状に全裂し、
裂片は狭長く幅約1㎜で、質は軟らかく、互生します。
花期は、8~10月。
総状円錐花序に、径約5㎜、白~黄色の頭花を多数下向きに付けます。
外片は内片よりも短く、楕円形または卵形です。
花床には白い剛毛が密生し、花冠の外側にも毛が多く、
淡黄色で中部に両性花、周辺に1列の雌性花があります。
総苞も絹毛があります。
花より葉の方が珍重され、鑑賞用に栽培されています。
ロックガーデンや寄せ植えの材料に向いています。
伸び放題にすると姿が乱れるので、
初夏に思い切って切り戻しておきます。
名は、銀白色を帯びた薄緑の葉を朝霧にたとえて付いたそうです。
やさしいシルバーリーフが美しく、
清々しい風情があります。
今年、初めて花が咲きました。
切り戻しをしなかったので、
咲いたのでしょうか。
2017/04/11 撮影
2017/06/29 撮影
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2017/09/08 撮影
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2017/09/10
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2017/09/13
2017/09/15
2017/09/20
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2017/09/22
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2017/09/25 撮影
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2017/10/02
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2017/10/06 撮影
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2017/10/12 撮影
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2017/10/26 撮影
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2017/10/28 撮影
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< 2016 年 >
2016/04/10 撮影
こんばんは
朝霧草は高山の植物ですね。
一度、育てたことはありますが、
難しくて育ちませんでした。
毛皮を羽織った様な葉が
いいですね。
花はハハコグサに似ていませんか。
貴重な植物紹介していただき
有難うございました。
お早うございます。
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
おっしゃる通り、母子草の花に似ていますね。
下向きに咲くので総苞が目につき、
似ていることに気付きませんでした。
柔らかい銀白色の葉に朝露を光らせた姿も
またいいものです。