しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

黒文字の花 ( くろもじのはな ) <季> 初春

2011-04-09 |  春の草木 の 俳句

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黒文字の花のさかりは目立たざる ・・・・・ 五十嵐播水
くろもじの花虔(つつ)ましき山の風 ・・・・・ 山田みづえ [木語]
七十七忌くろもじの黄の花の壺 ・・・・・ 岡井省二

山地から低地の林内に生えます。
若葉と同時に淡黄色の花が咲きます。
葉や枝をちぎると爽やかな芳香があり、
古くから材は小楊枝や箸に使用されます。
  
  [ クスノキ科クロモジ属の落葉低木 ]

くろもじの花夕影のやすらぎに ・・・・・ みなみ

今年も萌黄色の新芽と一緒に
淡黄色の小さな花をたくさんつけました。
昼間のやわらかな緑と黄色の花もいいものですが、
夕方の花明かりにも趣があります。

クロモジ (黒文字)
本州~九州の山地に自生します。
樹高は、2~4m。
枝が多く、幹は直立し時には斜上します。
樹皮は平滑で若枝は緑色ですが普通暗紫色で黒い斑点が見られます。
葉は、柄を持ち、長さ5~9㎝の狭楕円形で両端がとがり、
質は薄く、全縁で、枝の上に互生します。
裏面は帯白色で、まれに軟毛がまばらに生えています。
雌雄異株。
花期は、3~4月。
葉に先立って、または新葉とともに、
葉腋から散形花序を出し、
淡黄色あるいは淡黄緑色の小花を多数付けます。
被片は6片に深く裂け、各片は楕円形で長さ2~3㎜です。
雄しべは9個です。
果期は、9~10月頃。
果実は小球形の液果で、黒く熟します。
枝葉に香気があり、香料の黒文字油がとれ、
枝は小楊枝や箸に利用されます。
名は、緑色の樹皮に黒い斑点があり、
それを文字に見立てたことから付いたそうです。


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