
↑ 2018/06/10 撮影… 6月の佇まい
〃…ネジバナ
〃…ツクシカラマツ(見ごろ)
〃…ヒトツバショウマ
〃…カキラン
〃…キキョウ
〃…ツユクサ
〃…トクサ
しずかに降り続く雨に、
木々は緑を深め青葉となり、
重なり合って生気を漲らせています。
鳥の声に耳を傾けて、
青梅雨の狭庭を眺めていると、
周りの草に埋もれそうな山野草たちの姿が浮かび上がってきて、
ひか控え目ながら瑞々しく、
それぞれが個性的に見えます。
何年か前までは、
蛙の鳴き声が聞こえ、姿もよく見かけましたが、
近頃は声も姿も見聞きすることがほとんどありません。
あんなに沢山いた蛙ですが、ご近所でも見かけないそうです。
産卵する水場が少なくなったことが原因の一つと思います。
孑孑(ぼうふら)が育つ水場をなくして
病気を媒介する蚊の発生を防ぐことなどから、
蛙が住める環境が少なくなつてしまったようです。
水鉢で育ったオタマジャクシは、
先月16日前後に水鉢から新しい世界に飛び出して行きました。
無事に成長してくれれば良いと願っています。
草庭での蝌蚪(かと)・蛙・守宮(やもり)の句 ・・・・・・みなみ。
・つくばひに生まれし蝌蚪の世界かな
・蟇の子となりて水鉢跳び出しぬ
・いづくへか先ほど会ひし蟇の子は
・けさ出会ふ親指ほどの蟇の子と
・動かずにゐればふたたび蛙鳴く
・読み書きを生業として遠蛙
・真剣に悩むも善かれ蟇蛙
・二世帯の食事の支度夕蛙
・人を見る眼すずしき守宮かな
・取り上げて尾のない守宮逃がしけり
・容赦なく過ぎる月日や青とかげ
2018/03/29 撮影…オタマジャクシ
< 芽生えや蕾・花 など 2018/05/10 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/04 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/05 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/07日 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/09 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/11 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/13 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/14 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/17 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/18 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/19 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/22 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/23 撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/25撮影 >
< 芽生えや蕾・花 など 2018/06/29 撮影 >
* 6月の草庭 (2) へ続きます。