しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

紅葉散る ( もみじちる ) <季> 初冬

2011-12-18 |  冬の草木・その他 の 俳句

◉ 散紅葉 ( ちりもみじ )

たふとかる涙や染めて散る紅葉 ・・・・・ 芭蕉
磐石を刳(く)りて磴とす散紅葉 ・・・・・ 松本たかし
散るのみの紅葉となりぬ嵐山 ・・・・・ 日野草城 

冬に入って、
紅葉した木の葉が散ってゆくことです。
地面に散り敷くもの、
川や池の水面もに散っていくものなど、
紅葉の行方は様々ですが、
それぞれに美しく、はかなさもあります。
散り落ちた紅葉を「散紅葉」と言います。
* 紅葉且つ散る(秋)

社まで紅葉散り敷くまがり径 ・・・・・ みなみ


2011/12/18 撮影


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