
↑ 2011/04/22 撮影 2011/04/21 撮影
[ バラ科シロヤマブキ属の落葉小低木 ]
日本では、岡山県・広島県の山地に自生します。
樹高は、約2m。
地下茎を伸ばして増え、束生し、
若枝は緑色でやがて褐色となります。
葉は、短い柄を持ち、卵形で先が尖り、
基部は円形または心形、
縁に鋭い重鋸歯があり、葉脈のしわが目立ち、
裏面には絹毛が密生し、
単葉で対生します。
花期は、4~5月。
小枝の先に径3~4cm、白色の花を1個ずつ付けます。
両性花で、やや大きく丸い4枚の花弁を持ちます。
雄シベは、黄色で多数付き、
ガク片は4枚で、副ガクが付きます。
果実は痩果で、黒い光沢のある実を4個付け、
葉が落ちてもしばらく残っています。
観賞用として栽培され、庭木などに広く用いられます。
名は、姿がヤマブキに似ていて、
白花をつけることから付いたそうです。
白山吹は姿が山吹と似ていますが、
別の属に分類されます。
主な違いは、
山吹は花弁やガクが5枚で葉が互生し、
白山吹は花弁やガクが4枚で葉が対生です。 2011/04/02 撮影
2011/04/17 撮影
2011/04/17 撮影
2011/04/17 撮影
2011/04/20 撮影
< 2010 年 >
40年も前に、
お隣のおばあちゃまから戴いた白山吹が、
今年も咲き出しました。 2010/04/19 撮影
2010/11/21 撮影…黒い実