独立行政法人 国際協力機構(JICA)が実施するボランティア事業のシニア海外ボランティアとして平成24年3月から2年間にわたり、メキシコ・モンテレイ市にあるヌエボレオン州自動車産業クラスター協会にて自動車部品企業への生産性改善や品質管理を指導された村上隆一さんに4月25日(金曜日)、奥山勉箕面市副市長から箕面市長表彰が贈られました。
村上さんは製造技術の仕事をされてきたため、自分の知識が役立つと思い、シニア海外ボランティアに応募されたそうです。
現地では箕面市の国際友好都市であるクエルナバカ市で1ヵ月間語学研修を受けられたそうです。
そして、奥山副市長が現地で一番苦労されたことについて聞くと、村上さんは「トップの人を説得し、自分の提案に納得してもらうことです」と答えられました。
2年間で一番印象に残っていることは、担当した会社の社長を説得し製品在庫を置いていた工場内部の改装を行ったら、窓から光が入ったことで中の雰囲気が明るくなり、会社全体もよい方向へと変わっていったことです、と写真を示しながら説明されました。「あなたと会ったことで会社が変わった」と言われたことがとても嬉しかったそうです。
今後はどうされるのかとの質問には、同じような活動が再びできるならやってみたいと思います、と答えられました。
最後に奥山副市長は、「2年間お疲れ様でした、ノウハウを生かしてまたこれからも頑張ってください」と激励しました。
<村上さん、市長表彰おめでとうございます。これからも今回の経験を生かしてご活躍してください。モミジーヌも一度挑戦しようかなぁ~!