5月26日(月曜日)、消防救助隊が強化訓練を開始しました。
この強化訓練は、複雑多様化する救助事案に万全の態勢を整えるため、この時期から夏場にかけて消防救助隊が一丸となって実施する訓練です。
また、この訓練の成果として、7月26日(土曜日)に大阪市消防局高度専門教育センター(旧大阪市消防学校)において行われます「第43回消防救助技術近畿地区指導会」に出場し訓練披露することとなっています。
(訓練開始の報告を消防署長に行います)
消防救助技術近畿地区指導会の競技種目は、陸上の部(7種目)と水上の部(7種目)があり、箕面市消防救助隊は、陸上の部の「ロープブリッジ救出」と「ほふく救出」に、また水上の部の「基本泳法」に出場します。
『ロープブリッジ救出』
対面した建物にいる要救助者を救出することを想定したもので、要救助者を含む4人1組で、水平に張られたロープを使用して、要救助者を救出し、脱出するまでの安全確実性と所要時間を競います。
『ほふく救出』
狭く閉ざされた空間から要救助者を救出することを想定したもので、要救助者を含む3人1組で、救助隊員が空気呼吸器を着装し横穴に進入し、要救助者を屋外に救出し搬送するまでの安全確実性と所要時間を競います。
『基本泳法』
水難救助の基本泳法である、抜き手及び平泳ぎで50メートルを泳ぎ、その安全確実性と所要時間を競います。
陸上の部の訓練は、消防署西分署(瀬川3丁目)で、水上の部の訓練は、箕面市立第三中学校のプールなどを借用して実施します。
消防救助隊は7月26日の「第43回消防救助技術近畿地区指導会」では、優秀な成績を収めるよう、全隊員が一致団結して頑張りますので、ご声援をよろしくお願いします。