5月7日(木曜日)、箕面市北部の止々呂美地区で、とどろみの森学園(箕面市立止々呂美小・中学校)3年生57名は地域特産のビワの袋かけを体験しました。
とどろみの森学園から30分かけて徒歩で里山を登り、
お世話になる尾上喜治さんの農園に到着です。
はじめに尾上さんから、”びわの袋かけ”についての説明を聞きます。
「この農園で栽培しているビワは、肉質が柔らかく大ぶりの実になる「田中」という品種です。」
「ひとつひとつ手で丁寧に実をつかみ、袋で包んでください。
昔からビワは止々呂美の特産品です。農家のみなさんは大切に育てています。」
(尾上さんの手作りカレンダー)
1房に実を3つぐらいに摘果して、袋をかけます。
不安そうだった子どもたちも、時間がたつにつれ慣れてきて
初めての体験を、尾上さんと話しながら楽しんでいます。
「尾上さん。とどかないよ~」
「どの実を捨てればいいの?」
ビワの木は、高さ10メートルほどの高木です。
尾上さんに枝を引き寄せてもらい、袋をかけていきます。
袋かけが終わると、初夏ののどかな里山です。
草の上にしゃがみ込み、体験レポートを書きます。
ビワの実や葉の様子を描き写し、「こんな感じっだやったかな」
最後はお世話になった尾上さんに元気に挨拶し、袋かけ体験は終了です。
「尾上さん。ありがとうございました。」
皆さん1日お疲れ様でした。
ビワは、6月下旬から7月に収穫され箕面の特産品として出荷されます。
< 農業体験って遠方にバスとかで行くイメージがあったけど、箕面ではこんなに身近に体験できるんだモミ~!