10月8日(土曜日)秋晴れのもと、箕面市白島地区で農業体験(稲刈り体験)が行われました。
雨で中止が心配されましたが、天気予報が見事に外れ、晴天になりました。
33組総勢116名の市民の皆さんが参加され、6月に田植えを行った田んぼで稲刈りを楽しみました。
6月に一つ一つ植えた小さい苗がこんなに大きくなりました!
黄金色の実りです!
1本の稲穂には大体60粒から多いもので100粒の米がなります。
1粒の穂もみから1本の苗ができますが、「くき」が成長し、88ヶ月間で1本だった穂もみが10本くらいになります、稲穂10本で600粒~1000粒のお米ができます。
つまり、まいた穂もみ1粒が600~1000倍になります!!!
まさに自然の不思議ですね!
最初に田んぼを提供していただき、体験のお世話をしてくださる農家の岡村幸雄さんから、説明や注意がありました。
「子どもさんには難しいですができるだけ下の方を刈った方が、刈りやすいですよ!」「刈った稲穂の束は2束づつクロスさせるような感じでワラで結んでください!たくさん結束すると、コンバインで脱穀できませんよ!」
今ではコンバインという機械を使って稲刈りをしますが、農業体験では昔ながらの手作業!鎌で刈ります。
農業は重労働です。体力も必要ですし、自然の災害から稲穂を守る知恵も必要です。昔の人は家族総出、近所の人とも協力して稲刈りをしました。この日もみんなで力を合わせて頑張りました!
稲を束ねる作業はなかなかコツがいります。
知識豊富な農業サポーターさんが色々と教えてくださりました!
幼稚園の運動会が終わった後に駆けつけてくれました。
「ヨイショ、ヨイショ」と束ねた稲をコンバインの近くまで運びます。
今年も岡村さんの息子さんも助っ人として来てくださりました!
刈り取った稲を次々にコンバインに入れていきます。
刈り取ったばかりのお米です!
この後すぐに乾燥機にかけました。
精米後、みなさんにお配りします。
自分たちで植えて、刈り取ったお米の味は格別です!
お楽しみに!
なかなか体験できない今回の一連の体験を通じて、生産者への感謝の気持ちや、食べ物に関する興味や、田園に対する親しみなど、何かを感じ取ったり、学ぶキッカケになれば幸いです。
箕面市ではその貴重な体験が、自分たちの住んでいるまちで、身近に経験できることが、大きな魅力です。
<自分たちで一から植えて刈り取ったお米を食べられるなんてすごいモミ~!
「ゆるキャラ(R)グランプリ2016」が10月24日(月曜日)まで開催されています。市では10月24日(月曜日)までの間「滝ノ道ゆずる」を応援する統一キャンペーンを展開します。