護摩木(ごまき)を焚き、新しい年のご多幸と安全を祈念する伝統行事「節分会 福護摩(ふくごま)祭り」が、平成31年2月2日(土曜日)に帝釈寺(箕面市粟生外院2丁目14番11号・小西徹定 住職)で行われ、恒例の「火渡り修行」に約380名の参拝者が挑戦しました。
午後1時頃、清められた薪とヒノキの葉で建てられた護摩壇(ごまだん)に火がつけられると、積み上げられた薪が大きな火柱を立てて燃え上がり、辺り一面は白い煙で覆われました。
そして、山伏が祈祷を行う中、願い事の書かれた護摩木約2,500本が、次々と火の中へ投げ入れられました。
その後、まだ煙が立ち上る護摩木の灰の上(長さ約5メートル・幅約1.5メートル)を、無病息災、厄除、家内安全などを祈願しながら素足で歩く「火渡り修行」が行われました。
まずは、住職や山伏が渡りました。
次に、一般の参拝者が火渡りに挑戦しました。般若心経が唱えられる中、子どもからご高齢のかたまで幅広い年齢層の参拝者が、一歩一歩大切に素足で灰を踏みしめながら、厳かに渡りきりました。
参拝者は、渡りきった後、「火渡り成満(火渡り修行を無事終えました)」と書かれた半紙に、灰のついた足の裏を押しあてて足形をとり、「火渡り修行」に挑戦した記念として持ち帰りました。
火渡り修行に挑戦した福西美穂さんは、「熱くて今も足がポカポカしてますが、その分、御利益がありそうです」と話しました。
また、美穂さんのお子様の信人さんは「熱かったけどとても気持ちよかった!」と元気に話しました。
【節分会 福護摩祭り】毎年、2月2日に開催
午前10時30分~ 新年星祭り護摩祈祷
正午~ 柴燈大護摩(福護摩)
柴燈大護摩終了後 火渡り修行
【お問い合わせ先】
高野山真言宗宝生山 帝釈寺
電話:072-729-4028
<モミジーヌも、お願い事しながら素足で渡りきったよ!