撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

箕面の山を舞台に鎌倉時代の石蔵を訪ね歩く大好評イベント「みのお八天石蔵ウォークトライアル」を今年も開催します!

2025年01月07日 | こんなことがありました!

 昨年好評いただき400名以上の応募があった、自然豊かな名勝箕面山を舞台に鎌倉時代の石蔵を訪ね歩く「みのお八天石蔵(はってんいしくら)ウォークトライアル」を、今年も令和7年3月2日(日曜日)に開催します。



 八天石蔵は、勝尾寺(箕面市大字粟生間谷2914-1)が、鎌倉時代の寛喜2(1230)年に寺領の境界を明示するために山中に造ったもので、周囲8カ所の石蔵に、仏像が1体ずつ埋められました。石蔵の上には、勝尾寺本堂に面するように3段の石壇が設けられており、寺領の境界を示す牓示標(ぼうじひょう)が石壇で築かれていることは珍しいこととされています。
石蔵から出土した、青銅で造られた四天王像及び四明王像の仏像と、その仏像が納められていた信楽焼の陶製壺は国重要文化財に指定されており、現在は勝尾寺に保管(非公開)されています。

 ウォークトライアルでは、箕面の山々を熟知した箕面観光ボランティアガイドやボランティアスタッフが同行し、8カ所ある石蔵のうち4カ所を巡る「四天巡りコース」(約7.3km)と2カ所を巡る「二天巡りコース」(約3km)の2コースから、参加者の体力に合わせて選び、参加することができます。



 石蔵や日本最古の町石(寺社参詣道などの路傍に1町(109m)ごとに立てられた標石のこと)など、各スポットの歴史、自然について箕面観光ボランティアガイドから詳しいレクチャーを受けられます。初春の心地良い風や花咲く植物、木々の新芽を観賞して訪れる春を感じ、八天石蔵など箕面にまつわる歴史にも触れることができるイベントです。イベントに参加すれば、キューズモールギフトカード500円分と勝尾寺の勝ちグミが参加者全員にプレゼントされます。

 イベントの担当者は「スタッフが同行するのでおひとりでも安心して参加いただけます。身体を動かしながら、箕面の歴史・文化を存分に学べる機会です。ご自身の体力に合わせて気軽にご参加ください。」と話しました。

【日時】3月2日(日曜日) 午前10時00分~午後4時30分(午前の部:受付時間9時~/出発10時、午後の部:受付時間11時30分~/出発12時30分~)
【場所】勝尾寺園地集合・解散
【対象】小学4年生以上(小学生は保護者同伴で、二天巡りコースのみ参加可)
【定員】300人(申込多数の場合は抽選)(四天巡りコース100人・二天巡りコース200人)
【参加費】1人500円
【申込期間】令和7年1月7日(火曜日)から2月7日(金曜日)まで
【コース】
(1)<四天巡りコース>(午前の部のみ)全長:約7.3キロメートル、所要時間:約5時間(昼休憩含む)
(2)<二天巡りコース>(午前の部・午後の部)全長:約3キロメートル、所要時間:約2時間
※所要時間はガイドの時間も込み
【持ち物】動きやすい服装・トレッキングシューズ、飲み物、(1)は弁当も、雨具など
【特典】参加者全員に、キューズモールギフトカード500円分&勝尾寺の勝ちグミをプレゼント
当日限り、会場で配布するパンフレットの持参で勝尾寺の入山料が無料になります
※参拝入口でご提示ください

<お問い合わせ先>
 箕面市 子ども未来創造局 保健スポーツ室
 電話:072-724-6998(直通)

 

<みんなも参加して欲しいモミ~!

箕面市では、12月1日から1月31日まで、統一キャンペーン「阪神・淡路大震災から30年 ~今、できることを始めよう!~」を行っています


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昔のくらしが見えてくる!実際に使われていたくらしの道具を展示する企画展「くらしの道具展」が郷土資料館で開催されています

2025年01月07日 | こんなことがありました!

 郷土資料館では、令和7年1月7日(火曜日)から4月6日(日曜日)まで企画展「くらしの道具展」が開催されています。この「くらしの道具」展は毎年冬の企画展として箕面市立郷土資料館で開催されており、市民から寄贈された資料を中心とした約1万点もの収蔵資料の一部を活用して、衣・食・住の様々な角度から昔のくらしを紹介しています。


 
 展示室には、昔の生活が感じられる部屋や食卓を再現したもの、季節ごとの行事や子どもたちの遊び・学びに使われた道具類が並び、昔の生活の様子を知ることができます。また、今回は、伊丹や灘に送られて酒造りに使われていた米(酒米)作りが江戸時代の箕面で盛んだったことに着目し、稲作の多様な道具も展示します。
ほかにも、昔の生活道具やおもちゃを実際に触って遊んで体験できるコーナーが設けられており、足踏みミシンを実際に踏んで動かしてみたり、今では見かけなくなった黒電話は2台つなげて鳴らして話してみたりなど、昔の生活を実際に体験することもできます。


 
 現代は、パソコンやタブレットなどインターネットを通していろいろな情報を気軽に手に入れることができたり、電気を使った様々な家電製品などがあふれていて、昔の道具を使って生活するのは不便と感じることもあるでしょう。しかし、昔の人の知恵と工夫がつまった道具を使った生活は、現代に生きる私たちに、新鮮な驚きを与えてくれるとともに、忘れてしまった心豊かな生活を思い出させてくれるかもしれません。


 
 なお、この企画展には毎年、社会科や総合的な学習等で「昔のくらし」を学ぶため、箕面市や近隣市の小学3年生が見学に訪れており、今年は12月末時点で既に4校から見学の申込みが入っています。
 
 同資料館学芸員の馬場さんは「電気やガスがない時代でも、先人たちは生活をより便利で豊かにするために知恵と工夫にあふれた道具をたくさん生み出しました。現代に生きる我々にとっても、生活のヒントが見つかると思います。」とコメントしました。



●企画展「くらしの道具展」 
【期間】令和7年1月7日(火)~4月6日(日)
※毎週月曜日休館(祝日の場合は翌平日休館、1月11日(土)~13日(月・祝)は臨時休館(1月14日(火)は開館)
【時間】午前10時~午後5時
【場所】郷土資料館(船場西3-8-22 市役所第二別館2階)
【費用】無料
【問い合わせ】郷土資料館 電話:072-736-9370 FAX:072-736-9410

●くらしの道具展 関連イベント「むかしの玩具で遊ぼう」
【開催日】令和7年1月18日(土)・19日(日)
【時 間】午前10時~午後5時
【内 容】明治時代の双六や昔のかるた、ボードゲームなど、むかしの遊び道具を使って自由に遊べるコーナーを設置。
各日午後1時から学芸員が史料を解説。

 

<昔のくらしの工夫が見られてとても勉強になるモミ~!

箕面市では、12月1日から1月31日まで、統一キャンペーン「阪神・淡路大震災から30年 ~今、できることを始めよう!~」を行っています


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