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箕面高校の演劇部の生徒たちが、市立小中学校の児童生徒が視聴する、消費者教育の啓発ラジオドラマを制作しました。

2024年03月19日 | こんなことがありました!

府立箕面高等学校演劇部の生徒と、箕面市のコミュニティ放送局「タッキー816みのおエフエム」が協働し、市が委託した消費者トラブル啓発のラジオドラマを制作しました。

 

同局のラジオ番組「ハイスクールプログラム」は、4つの高校の生徒が週替わりで出演し、学校生活の話など高校生のリアルな本音をお送りする、人気の番組です。箕面高校演劇部は第2週を担当しており、今回市が依頼した啓発ラジオドラマの制作を、快く引き受けてくださいました。

近年、特殊詐欺や不当請求などの消費者トラブルは増加傾向にあり、社会問題になっています。箕面市でも被害に遭われるかたが増加していることから、市では消費生活相談員による無料相談や、啓発活動を行っています。特に迷惑メールやオンラインゲーム課金に関するトラブルは、若年層でも巻き込まれる可能性が高いにも関わらず、小中学校での消費生活相談員による啓発は十分にされていません。

そこで高校生がパーソナリティとして出演するタッキー816みのおエフエムの協力を得て、ラジオドラマを制作しました。

制作にあたって、消費者トラブルへの理解を深め未然に防ぐことができるよう、箕面高校演劇部の生徒が出演し、子どもでも理解しやすい内容に仕上げました。完成したラジオドラマは市立小中学校の昼休みなどの時間に放送される予定です。

ラジオドラマは「通販サイトにご注意編」「架空請求にご注意編」などの全6話で、脚本・出演ともに箕面高校演劇部の部員達が担当しました。どの話も実際に行われる手口ばかりで、被害に遭いやすい高齢者や、子どもにとても役立つ内容になっています。

 

今回ラジオドラマを制作した、箕面高校演劇部の部員達は「依頼をいただいた時は、まさかという感じで驚いたし、凄く嬉しく思いました。声だけで伝えたいことをどう伝えるか、聞き手が飽きないようにするにはどうしたら良いのかを、自分たちなりに考えて、試行錯誤しながら制作しました。このラジオドラマを聴いて、市民のみなさんがトラブルに巻き込まれないようになれば、嬉しく思います。」と話しました。

 

消費生活トラブルなどを担当する消費生活センターの職員は「庁舎内で詐欺被害状況の館内放送をしているにもかかわらず、被害が「ゼロ」にはなりません。違う角度からの啓発をとお願いしたところ、演劇部らしい新しいテイストで作ってもらえたと思います。」と話しました。

 

<お問い合わせ先>

 市民サービス政策室

 電話:072-724-6717(直通)


消費者トラブルには気をつけるモミ~!

 

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