撮れたて箕面ブログをご覧の皆さまこんにちは。
2022年4月から2年間、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会に出向しております、杉本と申します。
協会の事業や、私が取り組んできた業務についてご紹介させていただきます。
Provided By: Japan Association for the 2025 World Exposition
2025年4月13日から2025年10月13日まで、大阪の夢洲で「2025年の本国際博覧会(大阪・関西万博)」が開催されます。
2025年日本国際博覧会協会は、『いのち輝く未来社会のデザイン』をテーマに、国際連合の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献や日本の産業及び文化の発展を目指し、「大阪・関西万博」の準備や開催運営を行う組織です。
私は、整備局会場整備部という部署に所属しています。
会場整備部では、協会が準備をする施設の設計や建設工事などについて発注、調整ごとを行っています。
会場を大きく4つのエリアに分け業務を行っているのですが、私はPW南東工区というエリアを担当しています。
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PW南東工区で協会が準備をする施設には、
・大屋根リングの一部や休憩所、トイレなどの来場者が利用される施設
・8人のプロデューサーが主導するシグネチャーパビリオン
・会場全体の運営を担う管理施設
などがあります。
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その中でも、今回は会場運営の要の施設である管理施設について触れたいと思います。
管理施設には、会場全体に上水や冷房用冷水を供給するインフラ管理施設、会場全体の施設維持管理を行う施設、来場者や国内外の賓客の安全管理を行う施設、物流管理を行う施設、開催期間中の各国相談受付を行う施設など、実に様々な施設があります。
これらの施設は「大阪・関西万博」が開幕となる2025年4月13日よりももっと早くから稼働させる必要があり、当然それまでに建設工事を完了させなければなりません。
また、来場者により良い運営サービスが提供できるよう各施設の与件は刻々と変化し、それらに柔軟に対応する必要がありました。
管理を行う分野によって所管部門は異なりますので、当然調整を行う相手は多岐に渡り、また工事に着手してからも並行して対応する必要がありましたので、それが業務を進める上で最も大変で、最も重要なポイントでした。
「大阪・関西万博」のような大きな事業となりますと、知識も含め一人ではどうすることも出来ないような課題が盛りだくさんなのですが、その点に関しては、様々な得意分野を持った職員が協会へ派遣されていますので、互いに協力しウィークポイントを補完し合うことでどうにか前へ進めることが出来ています。
私は箕面市役所に入庁して2年後に協会に出向しました。新築工事担当の経験がない中での出向となり色々と不安はありましたが、この2年間の経験は本当に貴重で、大変学ぶことの多い期間となりました。
また、そのような未熟な私を受け入れ、サポートしてくださった協会職員の方々へはとても感謝しております。「大阪・関西万博」の成功を心から願っています。
箕面市役所へ戻りましたらこの経験を活かし、箕面市民のみなさまにより快適に利用していただける施設の整備ができるよう業務に取り組みたいと考えておりますので、応援いただけますと幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
<杉本さんありがとうございました!大阪・関西万博もいよいよ来年開幕ですね!