アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

文楽へ着て行ったキモノ

2014-01-28 | キモノ
文楽劇場へはキモノで行きました。
長時間少し狭めの椅子に座るので、窮屈なイメージがありますが
客席にはキモノ姿のご婦人や紳士がけっこういらっしゃいました。
嬉しい~皆さんいい感じ。
キモノってどこへ着て行けばいいの?と思われる方には
能狂言、歌舞伎、文楽、落語、舞 等々は、キモノにうってつけの場所だと思います。

第1部には、麒麟の染め柄のやわらかもんに、梅の織帯。
初春公演だし、緞帳の松や大きな飾り鯛などのおめでたい雰囲気
に合わせようと思う一庶民の組合せであります。


晴れの暖かい日でしたが、別珍の道行コートを着てしまいました。


羽織でも十分でしたね。

翌日の第2部は、母のお下がり紅花染めの紬に、花いっぱいの染め帯。


この日は雨の予報だったので、一張羅ロングコートを着ました。
残念ながら帰り道は雨が降ったので、長いコートにして正解でした。
草履も雨降りに備えて、カレンブロッソ。
劇場でコートを脱いで、手に持って歩いていたら「お客様ぁ~紐が~」
あらら恥ずかしい、長いコートの紐をズルズルと引きずっていたのでした。
早く慣れねば・・・