今日はメーデーだけど人が集うことは許されないから。
世の中は大変だけど労働者が大事にされ続ける国でありますように。
さて、日曜に放送されたヤジと民主主義の話。もう少し書きましょうかね。
正面から異議を唱えると権力で押さえつけられる。
ネット環境で名乗りもせず強烈なバッシングをすることは自由なのにね。まあ、そっちは見なけりゃいいだけの話だと片付けられそうだけど。
高々、時の総理に大声を出したってことで警察権力がここまで威圧する。
ひとりが発した大声に、大勢の警察官が取り囲み、または腕を掴んで排除することが当然の対応だと。
デモ行進の様子を動画で撮る。
その後にどう活用するのかは知りませんけどね。嫌がらせの要素が強いのかなぁ。それともその後に写っている人たちの素性を調べまくるのですか。
まあ、忖度しなきゃ警察官としての立場も無いか。ご苦労さんです。
街頭演説に伴う警護警備には、現場の警察官がそれぞれの現場の状況を踏まえて行動する。
ほう、アベ君の生き方からして政治の場面ではヤジ合戦もありかなと思っていたのに…、それは違ったのですね。
まるで皇室行事の警備ですか。国旗を振り、笑顔で待ち受けなければ摘み出されちゃう。
警護対象者の安全確保と警察の中立性の確保。
事件が起こらないと警察の出番は無いってセリフをよく聞くんだけど、
ヤジそのものも事件なんだ。そう現場の警察官それぞれが判断して、腕を捕まえ排除したと。
ヤジを叫ぶ人は特異な存在なのか。周りにいた人たちも排除されるべきと思っていたと。それはおかしいと思った人はいなかったのですか。
声を出したら取り囲まれ、そしてどこかへ連れ去られる。それは怖いわ。足が竦んじゃう。
何の法律に違反しているの。そう尋ねる女性の言葉が耳に残ります。
そんな時のこの取囲み集団は、丁寧な説明などすることも無く。君が目立つことをするからだよと。
たぶんそれは警察の中にだけに存在する忖度法に触れたのだと思いますよ。
周りはみんなニコニコ顔で手を振る人たち。
アベ君に任せておけば世の中は安泰なのだから。そう思っていたのかも知れませんな。
その雰囲気を壊したんだから。
本来なら即逮捕するところなんだけどなぁ。今回は警告ですよ。わかりますね。権力を持つ側はいつもそうなんだ。
警察側が提出した証拠資料にはインターネット上のコメントもあったそうです。今やネットのコメントが重要な証拠にもなり得るのですか。
追跡すれば誰が書き込んだのかもわかるらしいけど…、画面の奥の素性も知れない多くの声を重用し、目の前の生身の声を押さえつける。
何だか不気味です。