海は飽きませんね。
毎日のように眺めているのに。
青の深さも違うし、空の青さも。
空に浮かぶ雲の形だって毎日同じものはありません。そして波のうねりも。
船の姿が多いのは午前中。
出入りの頻度が多いのは、ホタテ養殖の船でしょうか。動きも速いので目立ちます。
そしてそれらが連なって走ることもある。
カメラオヤジの目は、そんな遠くの船に釘付けです。
今年のホタテ養殖事業。稚貝出しは、例年なら5月の連休辺りで終えていたものなのに、まだ残っているのだとか。
早朝にここで積み込み、午後にはオホーツク海へ放たれるって関係です。積み込み作業には大勢の人の手を必要とする重労働。
漁師の暮らしは早起きです。きっと寝るのも早いのでしょうね。
船の周りをカモメが囲みます。
豊漁なのかな。
午前中の漁を終えた船が港に戻ります。
その繰り返し。
穏やかな、そして暖かい海の恵み。
そして海はみんなのものでもあるの。
船さえ持てば、沖にも出られるのです。
いいなぁ。
と、船を持たない地元民は恨めしそうに眺めるの。
ううーん、次の人生では真剣に考えたい。
人に生まれたらそう願います。