畠中町にあるのは…、既に廃業していますから「あったのは」ですね。
増毛湯の入口。
前歯の治療を終え、歩いて家まで帰る途中にパチリ。ワタクシが子どもの頃と何も変わらぬ入口。
もう出入りすることは無いのだけれど、何だか懐かしくて嬉しくなるのです。
この建物がいつのものかは知りませんがね。町史では明治39年に小林徳三郎さんという方が開いたもの。湯屋業って括りに記録されています。
小判形の湯船で手前に子ども用の浅い部分があったように記憶しています。
すずらん通りにもお風呂屋がありました。稲葉町に石井さんの風呂と呼んでたもの。それも町史によれば鶴岡湯と呼ばれていたのが始まりだとか。同じく明治39年に片桐啓吉さんの開業。
どちらも廃業されましたが、形が残るのは増毛湯。平成の途中まで営業していましたからね。
コロナ騒ぎで暮らし方が変わって行くと言われています。賑やかだった時代に戻れるワケでも無いのでしょうね。
ますます個別の…。
人と直接交わらない世の中に変わっていくのか…、行かねばならんのか。
田舎人には耐えられそうもありません。