結局は都会から田舎へ行け、ってことにしかならないのでしょうね。
地域活性化センターの椎川理事長の文。
新型コロナウイルス感染予防対策として、3つの密の回避が強調されたが、それを裏返せば、ソーシャルディスタンスに代表されるような「疎の活用」であると。
「密」となることのメリットは、高度成長期に効率性を追求したことによるもので、企業や社会全体にとっては効率的であっても、個人生活としてはそうでも無いとの反省があると仰います。長時間の通勤や車の渋滞は非効率。結局、都会人は数々の不便に耐えて暮らしているということですか。
そして「疎の活用」。
自然豊か。特に北海道的には食料基地と呼ばれることもありますからね。食べるものには困らないでしょう。でもなぁ、交通体制が弱過ぎるから。
思い切った規制緩和とICTなどの技術革新、その積極的活用が必要だって。ううーん、それはちょっと難しいかな。
ICTの技術革新で操作はタッチパネル。それを老いも若きも扱えるようになるとして、その先で作業するのは誰なんですか。機械なの、それとも「わかりました」「できました」って報告する作業員ですか。
未だ人口減少に悩み続ける国。
仕事の効率化を田舎まで進めた結果、経済が好転し、この国の人口増が図られるってことになるのでしょうか。
将来はどうなの。そこが一番知りたいのです。