出口戦略なお示せず。
新型コロナウイルスでの自粛要請、いや緊急事態宣言中だもの、もっと強力な何かを求められていましたっけ。

日本人的な善意の協力に期待する緊急事態宣言。
それは現行の憲法での限界なのだとか。改憲しなきゃ何も出来ないのだそうです。
声高らかに叫ぶアベ君。何となくみんな右へ習え方式で従ってくれる国民性も役に立つから。飛び出た人を監視するのが得意な人も出始めて、世の中は正義の味方だらけになるの。

宣言の延長を決めること。
そしてそれを具体的な規制として実行するのは知事権限となるようですが、そこの意思疎通は最初からやっておいていただきたいです。
お互いに記者会見を通じてどうのこうの、ってのはいただけませんな。
結局振り回されるのは国民だから。

欧州、制限を部分解除。
他国では一時のパニック状態から経済活動の再開へと舵が切られようとしています。先進国の仲間入りをしているつもりでも、未だ精神論でウイルス越えをしようなどと期待する日本だからなぁ。専門家会議もそうだし、政府の議論経過も未だ密室。
数値での分析はホントに大丈夫なのですか。結局はこんなものかなって感じで結論付けてはいないでしょうな。

今回の緊急事態宣言を出すまで、そして出した後の動向も含めて全てを記録し、次の教訓にする。当然その作業を担っている部署もあるでしょう。
人の命が掛かっているのだから、誠実に、そして正確に。忖度抜きで克明に記録されることを望みます。そしていずれ公表されることを義務として…。

具体性欠く呼び掛け。遅れた休業、補償対応。
8割削減、浸透せずとの見出しですが、都会の通勤風景を見ていれば、休日との差は歴然です。生活のため仕事優先もやむを得ず。
だけどそれなら商売をしている人も同じことじゃないですか。大が付くかどうかは別として、企業と呼ばれるものには考える余地があるし、そのまま勤務していても特に指導されるワケでも無し。
極めて個人的な規模の…、そこがこの国の経済を下支えしていると思うのですがね。社会に必要な大切な営み。それはどんなものだって変わらないんじゃないですかね。
人それぞれの価値観ってものを大切に出来るかどうか。
だから瞬間的に休ませなければならないのは理解出来たの。でも休ませなければの代償は個人持ちってルールがなぁ。

我慢の道民不安続く。
そもそも休業の要請に補償などするつもりは無いのです。事業をするあなたの正義感でお店をお守りください的な…、それでお願いしますだもの。人生を賭けてくださいと。
大きな旗を振ったのはいいけど、ここに来て北海道は財政難だと来ましたからね。それは初めからわかっていたこと。
来ないお客を呼ぶのはお店の努力。だけど行こうとしているお客を止めたのは行政の責任。
その結果、事業が立ちゆかず潰れてしまったのは、それぞれの人の運不運。どうもそんな答えが見え隠れしてしまいます。