歳を重ねると楽しいとか賢くなるとか・・・・みんな戯言なんだよ。

感じるままに、赴くままに、流れて雲のごとし

孤独は夢が支えている。夢は孤独が支えている。

2020-04-15 | 音楽

もはや、曖昧で猥褻な国など信頼するに価せず、自らの身は自らの努力で守るしかないわけで、家族があれば家族のリーダーとしての役割を言い聞かせて行動するしかないのだ。

至極、当たり前の話だ。溢れかえる情報を自らの脳髄で処理し行動に移す。それを繰り返すことで学習しながらも自らの感覚を信じて身を守る。老人ならではの能力を存分に発揮すればよいだけではないのか。

“ぼっち”を恐れてばかりいては埒があかない。

人は生まれてきた時も死ぬ時も“ぼっち”なのだ。そして必ず死ぬ。

不条理もまた必然なのだ。人間のすることなのだから間違うのは当たり前。

あるがままに頭のなかのホワイトボードに書き殴っておけばよい。

誰それが、そう言っていた。書いていた。と。

そして、合理的に効率の良い方法で利益を得る。

そんな考え方は誰も幸せにしないことが判明したのだ。

経済力や軍事力では国民を守ったり幸せにできないことが判った。

為政者はコロナ禍が終わった時、自分たちの立場の事ばかりを心配する。

大切なのは未来ではなく、今なのだ。

いずれ収束する。開けぬ夜はない。雨はやがて止む。そんな思いだけが蔓延している。

しかし、降りやまぬ雨もあるかもしれぬ。人間はコロナウィルスで絶滅することだってあり得るのだから・・・

そんな考え方で腐った頭を使っていたってこの厄災は終焉を迎えないだろう。

止める方法は自らの力を信じて行動するだけだ。

そのためには自らの五感と第六感を研ぎ澄ませフル稼働させ、感染しないこと。

もし感染したら静かに息を整えること。軽症であれば抗体が生まれ治癒する。

自浄作用を信じることだ。

ただ、忘れてならないのは60歳以上の老人には決して近ず、そして何よりも病院に近ずいてはならない。

そのためには孤独になることを恐れず、寂しさを味わい尽くすのだ。

 


終わりは始まり。そんなに大したことでもなく・・・

2019-12-21 | 音楽
ほぼほぼ1年を費やした。
ライブが終わった。

出演バンドを検討し話を繰り返しして、つべこべと言い合い、自問自答と説得と食い違いの修正。
ライブスタッフとのPAと照明と進行スケジュールのすったもんだ。
意見の食い違い。誤解の解凍。
すべては自分の思い通りにするための膨大な時間の消費。
バンドのセットリストの検討とリハーサル。他の2バンドの個性を活かせるシーンの創生。
何よりもモチベーションを高めるためのコミュニケーション。
MCネタの取材と原稿起こし。

どれもこれもが面倒なことばかり。
ストレスが溜り、苛立ちを鎮めるための飲酒。
それの一つ一つを誰にも悟られてはならない。
そんなことを多くの失敗を重ねて自らの体に染み込ませた。

どんなシーンに出くわしたとしても身体が自然に動かなければ理解していることにはならない。
頭で考えてはいけない。だって、そんな時間もないのだから。
現場は厳しい。

閃き・・・そんな幼稚な言葉を発する人に、僕の言葉は届かない。
それでいいのだ。

ステージのライトが落とされて
ライブが始まる。


開演前の注意事項とゲストバンドを紹介する。
客は62人。ちょうど手ごろな人数。反応は悪くはない。
マイクを握る手に汗はなかった。
思いのほか冷静にスタートを切った。
そんなことに容易く気が付いた僕は感性のアクセルを強く踏み込む。
笑いと嬌声と拍手。そして数少ない沈黙。

これでいいんだ。と、嘯く。

ゲストバンドの演奏を舞台の袖で息を潜めて聴き入る。
1曲が終わった後の観客の反応を覗う。


上々の反応を確かめ、楽屋を出て外に出た。

六本木はもはや昔の六本木ではなかったが、日曜日にしては静かな街並みだった。

ライブをヤル訳なんてないんだが

2019-10-29 | 音楽
12歳の時、バンドを組んだ。
フラメンコギターが好きでベロベロ一人で弾いていたら中学の女教師に声をかけられた。文化祭で弾きなさいよ。
とても嫌だった。でもその女の先生は思いの外粘り強く演奏する羽目に陥った。
一人じゃ嫌だと駄々をこねて仲間を、集めた。何人が舞台に上がったのかは覚えていない。結果は惨澹たるもので、誰も聴きになんか来なかったんだ。
酷く落ち込んだのは確かだった。僕はどうでもよかったのだが誘った友達のひとりがかわいそうだった。彼が一番うまかったからなんだ。暫くは口もきいてもらえなかった。そういえば彼もこの世にはいない。天才は若死するのが世の常だ。三十前半ぐらいで死ぬのがちょうどいい。美しく思い出として記憶に残ってしまうからね。60歳も過ぎて死ぬと、醜さしか残らない。周りの人たちの頭の中にはね。

そう、ライブの話しだ。
いまのメンバーとバンドを始めたのは60歳を超えてからだ。
ロック好きの50歳代と40歳の男が寄り集まって、歌や演奏の下手さに飽きることなくバカでかい音で70年代ロックを演奏する。聴いてる人のことなど目もくれずに演奏する。自分が死ぬほど好きな曲を、死ぬまでに一度だけみんなの前で歌いたい。そんな気分が共通項なのだった。
しかし、人間の関係は厄介だ。趣味の世界が故なのだ。好き嫌いが先行する。演奏のヘタウマなど関係なくて、会話の良し悪しが全てに影響するのだ。

鷹揚な気持ちが無くてはならない。にも関わらずストレスが重なってしまう。
簡単な話しなのだ。
そう、つまりはピンになるだけなのだ。





人を死に至らしめるのは気温だな。

2018-07-21 | 音楽
真夏に締め切った部屋で鍋の蓋を開けたままにしている状態見たいだ。
流れる汗の量が半端ではない。
汗は嫌いだ。
何よりも気持ちを萎えさせる。
いつも前向きでいる訳じゃない。
しかし、この暑さはさ尋常ではない。
地球は狂い始めているのだろう。
周期から言えば氷河期。そんな自然の流れに逆らい続けてきた人類へのしっぺ返し。全ては沸騰して脳髄までもがズルズルと耳や鼻や口から垂れ出してきそうだ。
クーラーフル回転を始め、外の空気は更に高くなる。悪い方へと転がり、止めどなく人を狂わせるのだろう。積年の恨みを晴らすかのごとく地球は襲いかかっている。身勝手な人類に反省など求めずに復讐しているのだろう。
いい加減に白旗を揚げ降参すると言えばいい。

夏は終わらない。

臆病風に吹かれすぎて・・・

2018-04-26 | 音楽

気が弱いからって、勇気が出せないんじゃないんだ。

勇気は出さないと、だんだんとなくなってしまうものなんだ。

勇気は出せば出すほど育っていくもの。

勇気を育てる肥料は、勇気だけなんだから・・・

でも、最初から大きな勇気はだせないから、

ほんの小さな勇気から出してみなよ。

きっと、いいことが始まるよ。