歳を重ねると楽しいとか賢くなるとか・・・・みんな戯言なんだよ。

感じるままに、赴くままに、流れて雲のごとし

何もかも終わりにしてしまいたいとき。

2013-03-22 | 日記
すべてが面倒になってしまう。
誰も僕のことを知らない土地で暮らしたくなってしまう。

旅の途中で、よくそんなことを思うよ。
実際にはそうしないけれど、

いや、もうこの町で暮らして40年も過ぎてしまった。
初めて、足を踏み入れて、どこか居ついてしまったではないか・・・・

て、ことはこれからもあり得ると言うことなんだよ。

少々ではなく、ひどく疲れてしまった時には、
一人で旅に出てたのに、ここ二年はそんな衝動はなかったんだ。
たぶん、今が限界点なのかもしれないね。

そろそろ、また旅に出た方がいいのだろう。
あまりにも長居をしすぎてしまったんだ。

昔を懐かしんでいるのだろう・・・た周りの人間が、バカな想像をしたとしても。
もう
いいではないか。

まだまだ僕はもっともっと遠くへ行きたいんだ。
なにがあるかはわからないし、誰と出会うかも判らないけれど。

たどりついた場所で、最後はここで暮らそうかと思える場所を探して
旅に出るのが、一番いいことなんだ。

まだまだ、遠くへ行きたがっているのだから。

何もかも忘れてしまいたいことはあるけれど・・・

2013-03-11 | 日記
そう言えばあの日、ぼくは新宿にいたんだ。
仕事の打ち合わせが終わって、新宿三丁目のイシバシ楽器に寄ったんだ。
4階のアコースティックギター売り場でマーティンの中古入っていないかな?
なんて呑気にぶらついていた。
2階の売り場まで、エレベーターでと思ったけれど、なぜか階段で降りた。
2階フロァーに入った途端、グラッツて来た。
強烈な横揺れだった。一瞬何が起こったのかわからなかった。
でも、地震なんだ!て、思ったけれど長く揺れ続けるから、少し怖くなった。
地震は直下型のドッカーン!と来るぞ、なんてイメージが頭の中にあったから瞬間的に大丈夫?
なんて思った。そう思っている間も揺れ続けた。
ほんとに、長かった。でも、大丈夫、千葉か静岡か・・・震源地はそんなところだ。
なんて、勝手に想像しながら、ビルの外に出た。

出た瞬間、これはヤバいぞ!なんて思った。
新宿通りは人で溢れていたんだ。

みんな思い思いに空を見上げていた。
四谷方面に目を向けたら、ビルが揺れていた。
遠近法で、それこそビルがぶつかり合っているように見えた。

頭の中で想像するより、目の前にする現象は激しい。
視覚は強烈に五感わ刺激して、現実よりも大袈裟に脳髄を刺激する。
自分の身を守ろうとする意識がいつもあるから現実よりも低いイメージを植え付けようとするんだろう。
けれど、目の前に起こっていることを目の当たりにすると・・・・制御不能となる。

パニックが起きる。
ひとりで。

地下鉄は止まっている。
勝手に決め込んで、会社のある麹町方面に歩き始めた。
すでに歩道は人で溢れ、ほとんどの人々は、新宿方面に向かって歩いている。
ぼくとは正反対の方向だ。
そして、歩きながらう家へ電話を入れた。
通じなかった。何度かかけなおすうちに不安が募り始める。
妻と話ができたのは、会社に着いてからだった。
ケータイなどはあてにはならないなぁ~!とその時思った。
すべては自力だ。
麹町から横浜の日吉まで、約25㌔ぐらいか・・・・
もう、そこで決めていた。
特に理由などなかった。あるとすれば、明日は土曜日だというぐらいだ。

その頃には、震源地は東北。津波の被害が想像を上回っているという情報がバンバン流れ始める。
とりあえず、自分たちでなくてよかった。
そんなことはおくびにも出さず、みんな帰宅準備を始めている。
そして、ぼくも帰る準備を始めた。


ああ、ひとは哀しいね。
他人の気持ちにはなれない。
どんな哀しみも、共有などできない。
喜びは、あんなにも分かち合えたりできるのに、
哀しみだけは無理なようだ・・・・。
どうしてだ。

まあ、そんな必要がないからなのだろう。
しかし、それはどうしてだ。

答えが知りたい。

たったひとりでできる仕事がいい。

2013-03-08 | 日記
今日は、昼過ぎから仕事。
仕事と言ったって、セミナー。
セミナーって言ったって、玄米の肉体に与える以外な効能。

日本の最南端の大学の教授の研究成果発表なのだ。
なんかの縁があって、プレスセミナーのセッティング。
青山にある玄米食レストランを貸し切っての開催。
ほとんど興味のない、いや湧き上がらない仕事。
しかし、へらへらといいよ、とってもとか、言いながら荷物運んだり
MCをよいしょ!したりしている。

普段はそんなコト気にもしない。
周りの人たちを和ませたり、笑わせたり・・・
とても楽しいのだ。
しかし、今日みたいな日はたまらなく自分が嫌になる。
人に感謝されたくてやってる仕事のような気がしてくるからだ。

そんなコト望んでいないのについそんな場所に立ってしまう。
そして、いい人・・・なんて呼ばれる。
しかし、人間関係はそれ以上は進んだりしない。
深くもならないし、浅くもならない。
当たり障りのない話をして、気遣うフリをしながら月日は流れる。

信頼しています。だとか、尊敬していますだとか。
口に出す人ほど、始末に悪い。

ただただ人を利用したいだけなんだろうにて思う。
ほんとの事、いいなよって言ったら・・・

「あなたの事を必要としている人間がまだまだいるのです・・・」
なんて、平気で言っちゃったりする。

この無神経さは・・・いったいどこからやってくるんだろうか。
明日また考えよう。