歳を重ねると楽しいとか賢くなるとか・・・・みんな戯言なんだよ。

感じるままに、赴くままに、流れて雲のごとし

天使がいればいい・・・けっこー単純なんだ。

2017-12-31 | 映画

その場を凌ぐことは機転がきく冴えた人間のようなに思えたりする。

でも、時と場合だ。

その場の危機感の度合いによって人は簡単に嘘をついてしまう。

根拠ない。なのに大丈夫!などと簡単に言ってしまう。

生死がかかってればなおさらだ・・・・・

 

リュック・ベンソンの映画を久しぶりに観た。

「ANGELーA」

 

逃げてばかりの人生を28年間も続けて、いよいよどん詰まり。

もう逃げる場所もない。

そんな時の選択は「死」しかない。

定石どおりに見捨てられた男は橋の上から身を投げようとする・・・・

でも死にきれずに、人助けをしてしまう。それどころではないはず・・・・

なのに、助けてしまう。

 

どうしょうもない屑なのに切羽詰まれば行動は心とは裏腹。

身体が勝手に動くものなのだ。

 

肉体は男。けれど心の80%は女。

天使は言う。だから素直になれ!と・・・・

そうだよね。思ったままのことを言葉にするのではなく、

自分の心の中にあるホントのコトを口に出すことなんだよね。

しかし、それほど難しいことはない。

それは、自分の心の中の真実を見つけていないからなんだろう。

 

この映画を観てリアリティがない・・・だとか

主人公の男のアホさ加減にあきれて、天使が惚れるはずがないだとか・・・・

そんなコトを感じる奴らは己知らずなだけだ。

謙虚さもなく、憐みも知らず、人の不幸だけが自分自身を救う・・・・たぶんそんな風に思っているのだろう。

 

想像力のなさは無知に通じる。無知は貧困を招く。

金があれば幸せになれる。そんなことが生きる原動力になるなんて世間知らずもいいところだろうに。

 

いつまでたっても気付かずに経済ばかりを論じていては

幸せは遠のくばかりだ。

 

奇跡は起こるのだ。

哀しみをかみしめさえすればね。

 

すがるべきものにはきちっと言葉にして言うのだ。

「君がそばにいてくれなければ生きていけない」

女の股間をジッと見つめることも必要なんだ

そして、勇気を振り絞って言うのだ

「オレを助けてくれ」・・・と。

 


アホを相手に闘うな…

2017-12-25 | その他
なんだかこんな本が売れているらしい。
何故だかみんながみんな苛立ちを隠せずにいる。
これを閉塞感と呼ぶらしい。

誰もが誰かを、自分以外の人に大切な事を決めてもらいたがってる。

いま、何が食べたいだとか、何がしたいだとか、日々のささやかな暮らしに、決めることが面倒臭い!と考えるからなんだろう。


ややこしいことを人任せにして流されるように生きようとしてるかのようだ。

で、そんな他人任せな考えで居ながら気遣って貰えないから苛立つだけなんだ。

そして、この本はそんな人たちを無視して生きろ!と言う。人間同士の関係を破棄しろと言う。
ホントはそんな阿保な人たちと闘わなくてはいけない。寛容の意味も知らずにあらゆるものとの断絶を勧めてしまっている。

そんな気がしたんだ。

要領良く生きろ…よ。

で、一体なにが楽しいんだろう。
ひとりぼっちで、自分の夢ややりたいことをやったって楽しいことにはならない。

のたうち回らなくてもいいけれど、少しは自力で美しい人生を生きてみなよ。


引きぎわが難しいのは…

2017-12-12 | その他
すべてに終わりはやって来る。
それは始まりがあるからだ。

ある理想を掲げてそれに向かう。
困難はあたり前。
挫けそうになっても、踏ん張る。

でも、面倒くさいと感じたら…
ヤバイ!
情熱は年齢に比例する。
そんなわけではない。
しかし体力は正直だ。

情熱を支えるのも体力だからだ。

歳は重ねたくない。

そこで知恵が必要なんだ。
体力不足を補う知恵。

相談をされることが多い…昔から。

2017-12-06 | その他
相談相手にされてしまうことが多い。
昔からね。
特に女性から…。
10代のころから。
迷惑な話だ。悩み多い年頃だというのに。本人自体が…精一杯。なのに。
おかまいなしにだ。

そして、この歳になってもあまり変わらない。
身体を開く前に心を開かれてしまう。

男女の友情は成り立つかとか、片思いだとか、上司への不満だとか、親との確執だとか、それは様々で、聞くだけでヘコタレてしまう。

『尊敬してるんだけど、恋してはいない。他に好きな人がいるから…上手くいい関係を続けていたい。』

男女の友情などはない。と、思ってる僕にはそんな旨い関係などない。と、言ってのけたい。
でも、そんなことは言わない。

「好き嫌いの話をしないことだ。当たり触りの話題を常に話ていればいい。上手くご機嫌をとっておくことがいいよ。」

まあ、こんな風にに応えている。

ホントに欲しいものは一個だけしか手にできない。多分、そういうものだと思う。
人の欲望は羽根が生えた性悪な天使のようだ。
幸せ気分を満喫させておいて奈落へと導くからだ。
恋愛を求められてもそれに応えられない。
であれば拒絶しかない。
求めた相手にも明日があるのだ。
ましてや、尊敬してると思う相手であれば尚更なことだろう。
拒絶したら二度と会わないこと。

上手く丸い関係などは続かない。
なぜか?
それは、ただ、相手を利用しているだけだからだ。そんな気持ちはいつか破綻する。

人が人をコントロールすることなどできないことなんだ。

そんな相談を受けたわけじゃない。

遠い昔に受けた相談の一つだ。