五つの赤い風船というバンドがあった。
いまも存在しているけれど、昔とは全然違うバンドになってしまっている。
1960年代の後半だったけれど、楽器編成とハーモニーが独自の路線を作り出していた。
オリジナル曲で勝負していたし京都のアマチュアバンドはみんなマネをしていたんだ。
意味なんて解ろうともしないで、五つの赤い風船のもつカッコよさだけを目指して空回りする歌詞を書いては歌っていた。
ギブスンJ45を見たのも初めてだったし、その乾いた弦の音に痺れてた。
なんだったんだろうか・・・。あの時の気分は。
あん時の気分のままを引きずってなんかいないけれど、ライブ活動を始めてしまった。
周りの人間の気分に流されやすいんだ。なんだか、突然喜ばしたくなっちゃうんだよね。
ちょっとしたきっかけで始めてしまったライブは10年も続けてしまったことになる。
ああ、きっとこんなことが僕のやりたかったことなんだ・・・なんて思えたんだ。
その気持ちに変わりはないけれど、実現するためには乗り越えなくてはならないことが山ほどあるってことだけだ。
たぶん、引きずっているんだろう。
認めたくないだけなんだ。
さっき君が、何でもないけど・・・
なんて、忘れてしまった歌が聞こえ始めたんだ。
いまも存在しているけれど、昔とは全然違うバンドになってしまっている。
1960年代の後半だったけれど、楽器編成とハーモニーが独自の路線を作り出していた。
オリジナル曲で勝負していたし京都のアマチュアバンドはみんなマネをしていたんだ。
意味なんて解ろうともしないで、五つの赤い風船のもつカッコよさだけを目指して空回りする歌詞を書いては歌っていた。
ギブスンJ45を見たのも初めてだったし、その乾いた弦の音に痺れてた。
なんだったんだろうか・・・。あの時の気分は。
あん時の気分のままを引きずってなんかいないけれど、ライブ活動を始めてしまった。
周りの人間の気分に流されやすいんだ。なんだか、突然喜ばしたくなっちゃうんだよね。
ちょっとしたきっかけで始めてしまったライブは10年も続けてしまったことになる。
ああ、きっとこんなことが僕のやりたかったことなんだ・・・なんて思えたんだ。
その気持ちに変わりはないけれど、実現するためには乗り越えなくてはならないことが山ほどあるってことだけだ。
たぶん、引きずっているんだろう。
認めたくないだけなんだ。
さっき君が、何でもないけど・・・
なんて、忘れてしまった歌が聞こえ始めたんだ。