2015年もあと少しで終わるんだよ。
振り返ることなんか何もない。
過ぎてしまったことをとやかく言っても仕方ないしね。
いまのいまを懸命に生きた・・・なんてコト、あるわけないんだ。
ただ時の過ぎるのを待って、嫌なことが通り過ぎていくのを待つだけ
そんな事だけかもしれいんだしね。
たとえば、長年思いを寄せていた女がいたとして、
少しは気分良く過ごせた夜があったとして、
朝になれば、全く違う女になっていた。
そんなことだってある得るんだ。
いつまでもずっ~と愛しているわ・・・なんて言い続けられるはずはないしね。
たとえ、言い続けているとしたら、
それは多分、計算しているんだろうしね。
生き延びていくためには誰とナニが必要なのか、瞬間的に判断できてしまうのが女というイキモノなのかもしれないしね。
そんなことを世迷言のように言うのもなんだけれど・・・・
最近は強く感じてしまうんだ。
まあ、それで幸せならそれでいいわけだし、僕は他に望むことはないわけだし、
ただ、少しだけでも僕の言った言葉に正直に応えてくれれば、それだけでいいんだ。
望む答など何もないんだから、今の僕にはね・・・・
男も女も、そう、明日なんかどうなったって構わない!
そう思えてしまう瞬間がきっとあるんだよ。
水が砂に何の抵抗なく吸い込まれていくみたいに、
冬ざれた夕暮れが瞬間的に暗闇に変わってしまうように、
明日なんかいらない。
すべてのタイミングが合ってしまう。
それはきっと誰かが僕を前に進ませようとする時のような気がするんだ。
何もかもが腑に落ちるってわけだよ。
納得ではない何かが、許すなんて傲慢な気持ちではなく・・・・ね。
素直に忘れ去ってしまえるんだ。
記憶が消えるわけじゃないんだ。
関心と執着が無くなってしまうんだ。
過ぎ去ってしまったことに執着するでもなく記憶に残しておいて、
今の自分がその時の自分を評価するんだと思うよ。
正しいか悪いかではないんだ。
よくやったかやらなかったか・・・・自分の考え通りできたかどうかなんだ。
自己評価は。
他人の評価ほどあてにならないものはない。
気にしてばかりいるとできそうなことばかりをやってしまって
甘い評価のなかで自己満足を得てしまう。そんことばかりやっていると疲れちゃうんだ。
もう振り回されるのゴメンなんだ。
キミを喜ばすだけのタメに僕は生きているんじゃない。
できれば共に歩いていければいいと思っているだけだよ。
とてもとても素直な気持ちで寄り添っていたいと念じているんだよ。
この窓の外はとても寒いんだ。
だから、少しづつ身体を温めながら暮らしていこうと思っているよ。
キミとね・・・・・・。