何もない。変化のない毎日が素晴らしいと思う。
組織のなかで上昇意欲を持つこともなかった。
日々誰かの希望に沿えるように努力はしてきたつもりだった。
ただ、それだけだったような気がするんだ。
そんな僕が組織を離れると・・・・
とても幸せな気分で6ヶ月は過ごせたんだ。
何もかもに、否応なしに、別れを告げちゃったしね。
あんな自由な気分はなかった。
本ねを言えば少し辛かったけれどね。
なにが辛いかって、人が幸せになっていくのを観るのはつらいものだよ・・・
もう、キレイごとを言う歳でもないわけだしね。
コトバも本音を選んで、周りの人間が疵ついたって仕方無いじゃないのかなんて思ってしまう。
そんなこと言っても・・・・猫の額ほどセマっ苦しい配慮を見せたりするから
人に少しの間だけ好かれたりするんだ。
先日、とある女性に言われた。
「彼の立場になって考えてみて・・・・」
そして、僕は心の中で静かに思ったんだ。
「僕の気持ちは考えないわけだ。」・・・なんて。
タブン、彼女は言いたかったんだろう。
「それぐらいは我慢強いあなたなんだから。寛容でいなさいな・・・」
しかし、こんなもんだよね。
自分が作り上げたイメージ通りに行動したり発言しないと期待を裏切ることになる。
僕は僕だから、僕の考えで行動するだけだよ。
誰かの期待通りには生きられないよ。