みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

飛行船

2009年04月16日 | 雑感~ひとりごと
 (携帯から)今日のお昼に外を見上げたら飛行船が!!思わず携帯カメラで撮影(笑)かなり間近で見ることができました。写真の感じではわからないけど。某会社の宣伝つきでした(笑)

『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』

2009年04月16日 | 本・マンガ
ジョン・グローガン/著  古草 秀子/翻訳

先日見た映画『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』の原作エッセーを読みました。巻頭には本物(?)のマーリーの写真があります。映画を見てからこの本を読むと、あまりにも「バカバカ」って言われているのがひどいかも・・・と思いましたよ・・・。映画でもありましたが、物騒な近所(映画ではあまり描かれなかったけれど、殺人事件が何件も!!)ではそのバカぶりも武器?になる感じだったようですし、お手柄をあげたこともあったようですし、室内犬でも家の中でお粗相しなかったようですし・・・。でも映画にするには端折る部分があるのは仕方ないのでしょうけどね。ちょっと「おバカ」と連呼するのがかわいそうかも・・と改めて思いました(^^;。

 ちょっと問題があるかもしれませんが、グローガンさん一家への忠誠心。そして何よりもグローガンさん一家の愛情(犬へも人へも)を感じました。映画のラストでジョンが語っていたことが本にも書いてありましたが、心に響きました。自分が犬にしつけをしたりえさをあげたりしていて面倒をみているつもりだけれど、犬に教わることってたくさんあるんですよね。最後は涙なしでは読めませんでしたが、ラストは第2章の始まりという感じですね。
 ネタばれしちゃうと、またラブを飼うことになるのですが、里親募集の記事にある見た目も行動もマーリーそっくりな犬と、映画でマーリーを演じた犬の1匹の計2匹を飼っているとのこと。それだけ、マーリーがこの一家に与えたものは大きいと思いますし、マーリーがいなくなっても、そこで終わりじゃないし、忘れるわけではないし新たに続いていくんだな…と。
特別な犬ではなくても、どこの家の犬も映画に負けず劣らずのエピソードがあると思います。やっぱり犬って良いなと思える作品でした。

 先日のニュースで見たけれど、飼い主が飼育放棄してしまう(保健所に持ち込む・・・殺処分を依頼するのですよ・・・)犬種の中にラブもいました。ペットショップに飼いやすいと良いところしか言わずに薦められるがままに気軽に飼ってしまってという風潮も問題なのかもしれません。やっぱり生き物を飼うにはそれなりの覚悟が必要だと思います。行き過ぎた動物愛護団体は好きではないけれど、せめて飽きたからとか、こんなはずじゃなかったからというような身勝手なことで処分される犬猫がいなくなるようになって欲しいです。我が家の犬も里親ボランティアさんから譲ってもらった犬だから余計そう思うのですよね。犬を飼うメリットもデメリット(大変さなど)もこの作品から学んで欲しいな、と思いました。
 (ちょっとお説教ぽくなってしまってすみません・・・)

 原語でも読みたいなと思い、書店の洋書コーナーで原作のペーパーバックをパラッと見たけれど・・・読める読めないはともかく(辞書使えばいいし^^;)文字が小さすぎて断念(苦笑)・・・まだ老眼という年齢ではないですが・・・