みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
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『魔術はささやく』 ドラマ

2011年09月10日 | テレビ
 先日読んだ、『魔術はささやく』がドラマ化され、昨夜9日放送されたので、見てみました。登場人物の設定がかなり原作と違っている点で、「期待しないで」見ようということで見てみました(苦笑)が・・・思っていた以上に冒頭から疲れましたよー

 和子の背負っている罪がデート商法から老人介護詐欺(?)に変わったのは別によいと思うし(結局、男性一人の人生を狂わしてしまっているのですしね・・・)それによって犯人が変わるのも別のよいと思う・・・けれど、和子と守が姉弟という時点でやっぱり違う。守が背負っている不幸というよりも、彼の賢さや協力してくれる周りの人たちのことがもっと描かれてもよかったのではと思いました。これが描かれていればもっとよかったと思います。

 うーん・・・やっぱりちょっと残念だったなー。配役は悪くはないとは思いますけれど、肝心なところは変えちゃだめだな~と思います。テレビの時間枠の都合もあるから、いろいろあるんでしょうけれど。

 詐欺主犯格を演じた小池栄子の悪女っぷり(褒めてます)と、本屋のポップと、大きすぎる遺影が印象に残りました。