みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『ジョニー・イングリッシュ』 (DVD)

2012年09月21日 | 映画(DVD含む)
 『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』のDVDが新作コーナーにありましたが、そうだ・・・前のも見ていなかったな~と思い借りてきました。私、一時期(高校生の頃)Mr.ビーンが好きだったんですよねー。最近久しぶりに見たら、面白くて、こちらを借りてきました。

【あらすじ】ジョニー・イングリッシュ - goo 映画より引用。
英国秘密諜報局のジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)は、華麗な活躍を夢見る冴えない事務職スパイ。そこに非常事態が発生。イングリッシュのヘマで所属エージェントが全員死亡。上司は仕方なくイングリッシュにミッションを課す。それは王室戴冠用の宝玉の警備という重大な任務だった。だがイングリッシュはスパイにあるまじき失態を連発し、宝玉は何者かに奪い去られてしまう。イングリッシュは宝玉の行方を追い始めるが、事件の裏には英国の王位を狙う巨大な陰謀が潜んでいた…。


 これ、おもしろかったー!!!何で見逃していたんだワタシ・・・。ビーンっぽいところも多々ありますが(お部屋でアホなことをしているところとか)、本当にバカバカしいですし下品な部分もありますが、適役としてジョン・マルコビッチがこのおバカ映画を引き締めていましたし、最初から最後まで笑えるところばかりでした。疲れているときに見るのにはぴったりです!!というか、ビーンの映画版よりは、こっちのほうが面白いと思います。

 ビーンもそうですが、日本では無理だろうなーというタブーそうなブラックさも英国ならではといいますか。王室相手ではなく、特にカンタベリー大司教のネタはいいんだろうかと思いました・・・(汗)でもこれができるのもイギリスならではでしょうかね。ていうか、映画みたいにあっさりと女王陛下が王位を捨てて、あんなよそから来た人が王位に就くなんて・・・国民的に・・なんて突っ込んではいけないなと思いましたが(笑)

 ボンドガールポジションのお姉さんも美人ですし、車(アストン・マーチン)もカッコイイし、主題歌も007に使われていそうな音楽(しかし歌詞が!!ですが・苦笑)だったり、アバの音楽も・・良い歌のはずなのに爆笑を誘うのです(盗撮されていたシーンとカンタベリー大聖堂のシーン)。これが絶妙のセンスです。でも、たまにかっこいいと思っても、(顔はアレでもスタイルは良いからでしょうかね、黒いロングコートはすごく似合っていたと思う!!!)次々に繰り出されるバカさ加減が素敵でした!!

 劇中のお墓のシーンみたいに本当に“病院”から抜け出してきたのではないかと思ってしまうこともあるビーンというかアトキンソン氏・・。実は超高学歴というのがすごい。だからこそ、おバカ映画を作れるんでしょうね。ビーンの時はほとんどしゃべらないので、分かりませんが・・・私はこの方の話す英語が聞き取りやすくていいな~と思いました。

 よし、これを見たから、今度は「気休めの報酬」も見てみよう!!・・・100円で借りれるようになったらね(笑)

『空へ-救いの翼 Rescue Wings-』 (DVD)

2012年09月21日 | 映画(DVD含む)
 公開時に気になっていたのですが・・・レンタルで目立つところにあるわけではなく、忘れていたのですが・・・たまたま、旧作のアクション時代劇コーナーで、忘れた頃にやっと見つけたので借りてきました。

【あらすじ】空へ-救いの翼 Rescue Wings- - goo 映画より引用。
航空自衛隊、航空救難隊のヘリを操縦する遥風(はるか)は、かつて母の命を救ってくれた救難団に憧れ、パイロットとなった訓練生。時に命を落とすこともあるという厳しい訓練を日々行っていた。ある日、嵐の海で漁船が座礁。遥風が初の任務に就いた。漁船は大波に翻弄され、救助は難航。そして目の前で漁船は海に飲み込まれてしまった。漁船に乗る人々を助けることが出来ずに落ち込む遥風を周囲は励ますが、現実は容赦しなかった。


 主演の高山侑子は、お父さんが航空救難隊の救難員でしたが、訓練中の事故で殉職されているそうです。そんな彼女の映画初主演作品が救難員の役とは、運命的ですね。それだけで、ぐっとくるものがあります。

 映画としては、地味という評価もあるそうですが、私はこういうのに興味があるから、面白く(funny的なものではなく)鑑賞しました。『海猿』シリーズはちゃんと見たことがないですが、海猿みたいな派手さ(エンターテイメント性)などはないかもしれません。けれど、航空機も基地も本物ですし、自衛隊のお仕事ムービーという感じで実直なつくりになっていたかな?と思います。ま、冷静に見ると、演技も拙い部分もありますし(若手さん)、映画としての面白さ(話の筋?)としては、今ひとつかもしれませんが、でも私は面白く最後まで見ることができました!主演もそうだけど、女性自衛官にもスポットが当たっているからというのもあるからかもしれません。
 (そういえば・・・某基地の管制を見学する機会があったのですが、熱心に見学&質問したりしていたのもあるのか、おねえさん自衛官に「女性でも活躍できる現場です!(キリッ)」と勧誘されたことがありますが・・・・年齢オーバーでしたので
・・・そのときのおねえさんを思い出しました!)

 航空救難隊の訓練のドキュメントは見たことがありますが、人を救うために極限まで挑む訓練は本当にすごい!そんな厳しい訓練を乗り越えた彼らが出動するときは「最後の砦」的な状況とのことですが、時には、全員の救助を諦めざるを得ないこともある。引き返さないといけない状況にもある・・。人を救いたいという強い思いで、女性パイロットになったのに、現実は厳しいものもある・・・。けれど、一歩一歩前進する遥風が良かったです!個人的には、めがねっ娘整備員のベタさ(あの事故もフラグといった感じで・・・)も良かったけどね。

 そして、UH-60もカッコイイですが、F-15も超かっこよかった!!!航空祭に行ってみたいなぁ・・・


 映画の感想とは違いますが、昨年の3.11の翌朝、我が家上空をUH-60が3機編隊で東の空へ飛んでいくのを見ました。青かったので、「救難団かな?東北に行くんだ・・・がんばってください!!みんなを助けてください」と思いながら、手を振りました。そんなことも思い出しながら、これを見ました。