みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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『カールじいさんの空飛ぶ家』

2009年12月12日 | 映画(DVD含む)
 予告だけで泣けてくる・・・と気になっていた作品です。3Dか通常2Dかで迷いましたが、通常版(吹替しかなかったので吹替)で鑑賞しました。9日に鑑賞。

【あらすじ】カールじいさんの空飛ぶ家 - goo 映画より引用。
冒険好きな少年と少女だったカールとエリーは夢を語りながら成長し、19歳で結婚。幼い日の思い出がつまった廃屋を買い取り居心地のいい我が家に改築する。喜びも悲しみも分かち合い、つつましく生きてきた2人にも、やがて悲しい別れが訪れる。ひとり残され偏屈な老人となったカールは78歳で一世一代の冒険に旅立つ。無数の風船と共に大切な家ごと飛び立ったカールが目指すのは、かつてエリーと夢見た冒険の地だった。

 予告を見て予想していたものよりは少し違う展開だったものの、なかなか素敵な作品でした。予告だけでもウルウルきてしまったカールとエリーの出会い、結婚から永遠の別れ・・・までの回想シーンは、二人が素敵すぎてやはりかなりウルウルしてしまいました。(ここが一番好きです。)その二人の思い出がたくさん詰まっている家でおじいさんが冒険するのかな?と思っていたので、少年やら鳥やら犬も仲間に加わり・・・という展開があるとは思いませんでした。独りになってちょっと偏屈になってしまったおじいさんと、複雑な家庭事情がありこれまた寂しそうな少年の似ていないようで似ている二人の関係も良かったですし、鳥ケヴィンと犬のダグまで加わっての冒険も楽しいものになりました。自分が犬好きということもあるけれど、犬がたくさん出てきたのも私のツボです。あんなふうにしゃべったらおもしろいだろうな~と思ったし、少しお間抜けなダグがかわいすぎる~!

 中盤の冒険も楽しかったですが、やはりカールじいさんとエリーの絆というものが印象的でした。冒頭の回想シーンもそうですが、あの冒険ノートから二人の愛情というものが伝わってきました。二人の冒険はエリーが亡くなってしまっても続いているのかな・・・。鑑賞してきてから、感想を書くまで少し間が空いたというのもありますが、後でじんわりと考えさせられたかな~なんて思いました。
 

 基本的に何語であれアニメであれ外国語映画は字幕派の私。吹替えしかなかったので吹替え版で見たのですが、『スターウォーズ』のアニメもそうでしたが、オープニングタイトルが日本語になっているだけでなく、スクラップブックのタイトルなども日本語になっていてびっくり。うーん・・・・こういうところ少し違和感があるんですよね・・・。次に見るときは原語で見たいです。

 とはいえ、ほろリとしたり笑ったり・・・心が暖かくなる作品でした。

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10 コメント

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こんばんは♪ (SOAR)
2009-12-13 20:21:33
吹替え版で映像に文字として出てくる言語がご丁寧に日本語になるケース、昨年の『WALL・E』で気付きました。他にもあるようですね。
その気配りがうれしいような大きなお世話のような・・・。
オリジナル映像重視という観点からすれば、その文字の近くに日本語で訳を出してくれるのが一番なんですがね。
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こんばんは♪ (みゆみゆ@管理人)
2009-12-13 23:31:08
★SOARさん
TBもありがとうございます♪

吹替えというと、「台詞」だけ日本語なのかな?と思っていたので、びっくりでした。
子供にはいいかもしれませんね。
けど・・・やっぱりおっしゃるように、オリジナル映像の文字の近くに日本語訳の字幕を・・・にしてほしいなぁ・・・(^^;


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こんばんは~♪ (由香)
2009-12-14 00:00:29
お邪魔します♪

あの喋るワンコたちは犬好きにはツボでしたよね?(笑)
っていうか、、、あの首輪が欲しいーーー!!!
まぁ~家の3匹のワンコに首輪をつけたら五月蠅くて気が変になるかもですが(笑)

冒頭のセリフの無いシーンには感動でしたね~
それが最後のアルバムのシーンに繋がっていて、、、またまた感動でした。
楽しい冒険で笑わせてもらって、感動出来て、、、いい映画でしたね!
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首輪!! (みゆみゆ@管理人)
2009-12-14 23:25:02
★由香さん
TBもありがとうございました~!

はい、あのワンコたちはかなりツボですね!
普段あまり吠えないですが、非原語含めて、あの翻訳首輪は欲しい・・・
でも・・・「大好き!」「お帰り!」とかならいいんですが・・・「えさちょうだい」「肉くれよ」「猫うるせー!!」とか言ってばかりいそうで・・・(^^;
由香さんのお宅みたいに3匹いたら、3匹の会話がにぎやかかも(笑)


はい、あの台詞のないシーンが一番好きですね。
あのアルバムのメッセージも素敵でしたね。
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Unknown (凛花)
2009-12-18 08:52:24
みゆみゆさん、おはようございます。

私は吹替版のほうを見てきました(いつもは字幕派ですが、子どもと一緒でしたので)。
子どもも大人も楽しめる、心温まる作品でしたね。追憶のシーンにウルウル…。
しゃべるワンちゃん達は笑えました(笑)!

吹替版では聴かれませんでしたけれど、字幕版のチャールズ・マンツの声優がクリストファー・プラマーとあり、あぁ!と。その昔、映画「サウンド・オブ・ミュージック」に出演していた俳優さんです(最近もたまに出演されているようですが)。


年末年始は伝統芸能関係の予約録画が大変です(苦笑)。忠臣蔵といえば、歌舞伎座の「仮名手本忠臣蔵」もNHKで放送するようですね。


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声優さん・・・ (みゆみゆ@管理人)
2009-12-19 21:56:59
★凛花さん
お子様もご一緒ですと、やはり吹替えのほうが楽しめるんでしょうね(^^)

オリジナルのチャールズ・マンツの声の俳優さん、名前ではピンとこなかったですが、『サウンド・オブ・ミュージック』の・・ということで調べてみたら・・・トラップ大佐の方ですね!!
へぇ~、機会があったらオリジナルも見てみます。

『仮名手本忠臣蔵』はBSハイビジョンでしたっけ?写らないんですよ~(T-T)でも年末年始のテレビは伝統芸能ファンにとってはありがたい季節ですよね(^^)
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Unknown (はぎお)
2010-01-20 22:41:03
こんにちは。
私も吹替え版を見ました(それしかやってなくて)。
やはり、あの夫婦の歴史が一番の感動シーンでした。もっと冒険満載の内容だと思っていたので思わずホロリど・・
確かに、みんな外人なのに文字は日本語でしたね(^_^;)

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冒険 (みゆみゆ@管理人)
2010-01-21 22:58:27
★はぎおさん
私は逆にホロリというかしんみりとしたお話しかなと思っていたので、途中のいろんな出来事は予想外でした(^^;

最近は字まで吹替えなのね~と思ってしまいました(笑)
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おじゃまします (ピロEK)
2010-05-04 23:17:10
おじゃまします。毎度の事ですが反応が遅くて申し訳ありません
映画系ブロガーさんの御意見や、私のブログに頂いたコメントを読むと「冒頭の回想シーンで泣いて、あとはまぁ普通」ってな意見が多いですね。あの冒頭で感動させる事が出来てるってことは、それだけでも優秀作って事なのでしょうが、ピクサーの場合それだけでは満足してもらえないという。製作者としては辛いんだか嬉しいんだか…って感じなんですかねぇ。

>オープニングタイトルが日本語になっているだけでなく、
>スクラップブックのタイトルなども日本語になっていてびっくり。

最近のCGアニメは結構こうなっちゃってますね。DVDだと音声を切り替えれば連動されています。
ピクサー作品の場合とかだと、こういった部分は本質ではないので個人的にはあんまり気にならないのですが、スター・ウォーズの冒頭部分が日本語で出ちゃうとかな~り興ざめしちゃいます(アニメだけじゃなくて普通のスター・ウォーズもこうなってますよ)。字幕読めない子供があの流れていく文字なら読めるって言うのかい??…なんて思ったりもして。

では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。
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吹替 (みゆみゆ@管理人)
2010-05-05 22:50:23
★ピロEKさん
いつもありがとうございます!
確かに思っていたものよりちょっと違っていましたが、それでもウルッとくるものを作れるのってすばらしいことですよね。

そして吹替・・・最近のはすぐにいじりやすいからできることなんでしょうね。
基本的に吹替えも面白いと思うものもありますが、やはり分からない原語でも原語で楽しみたい派なので・・・(^^;
スターウォーズはアニメじゃないやつもそうなんだあ・・・・
あれはやっぱり~・・・昔ながらので楽しみたいですよね・・・
ま、DVDなら切り替えればいいんですけど(^^;
こちらこそ、これからもよろしくお願いします!
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