雨の日には雨の中を

相田みつをさんの「雨の日には雨の中を、風の日には風の中を」という言葉が好きで、ブログのタイトルに使っちゃいました

甘麹(甘酒のもと)の作り方と利用法

2013-10-02 | 食・レシピ
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〔甘麹を使ったフレンチトースト〕

今日は日曜出勤の代休で、朝からゆっくり過ごしています。平日休みは得した気分でうれしいですね。

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〔これが甘麹(甘酒のもと)〕

わたくし、今年の夏から甘麹にはまっています。

昨年から興味はあったのですが、はつゆき屋で販売している米麹についている作り方だともち米が必要で、うまく発酵させるためには40度を2~3日保たなければならず、それが難しいな~と思って作れずにいました。

でも8月11日の読売新聞に簡単な作り方が紹介してあって、それで作ったらうまくいったのでそれから何度も作っているのです。

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〔密閉袋に入れて冷凍したもの〕

福岡市の料理研究家:宮成なみさんの作り方

【材料】冷やごはん200g、米麹200g、水400cc (はつゆき屋の米麹は500g入りなので、わたしはいつも冷やごはん500g、水1000ccで作っています)

【作り方】[1]鍋に冷やごはんと水を入れ火にかけ、沸騰したら弱火にして5分煮る。固まったタイプの米麹の場合は、この間に手ですり合わせてバラバラにしておく。(はつゆき屋のは不要)

[2]鍋の火を止め60度まで冷まし(温度計を使ってちゃんと測ったほうがよい)米麹を加えて全体を混ぜ合わせる。最初は水分が足りないように感じるが、発酵が進むと緩くなります。

[3]炊飯器に移し、ふたの間に菜箸とキッチンペーパーを挟んで保温にして、10~12時間温める。(夏場は10時間でOKでした)途中で2~3回ふたを開けてかき混ぜる。ヨーグルトメーカーがある場合は、60度で12時間にセットしてスイッチを押す。

できあがった甘麹は冷蔵庫で保存します。そんなに日持ちするものではないので、わたしはできあがったらすぐ小分けして密閉袋に入れ、荒熱がとれてから冷凍保存しています。

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〔甘麹バナナミルク〕

甘麹は「飲む点滴」と言われるくらいビタミンやミネラルが豊富。いろんな料理にも応用しやすいので重宝しています。

いつも朝食代わりに飲んでいるのがこの甘麹バナナミルク。材料はバナナ1本、甘麹大さじ2,牛乳もしくは豆乳150~200ccです。

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〔材料をすべてフードプロセッサーに入れたところ〕

わたしは朝から牛乳を飲むとお腹をこわすことが多いので、朝はいつも豆乳を使います。昼以降に飲むときは牛乳を使っていて、味は牛乳を使ったほうがおいしく感じます。

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〔甘麹ヨーグルト〕

プレーンヨーグルトに甘麹を加えて混ぜただけです。やさしい甘さでおいしいです。

トップの画像のフレンチトーストは、卵に甘麹と牛乳を加えた液を作って浸して焼いたものです。普段は砂糖やハチミツを使っていますが、甘麹のほうがふわっとおいしく仕上がりました。

甘酒として飲む場合は、水やお湯で好みの濃さに薄めて飲みます。しょうがやシナモンを加えるとおいしいようですが、それはまだ試したことがないです。

甘麹は調味料としても利用できるので、砂糖やみりんの代わりに利用しています。以前、塩麹を作ったときは塩気が強すぎてあまり利用できなかったのですが、甘麹のやさしい甘みはどんな料理にも使いやすいので、肉料理や魚料理、煮物などにも使っています。だからたくさん作ってもすぐなくなっちゃうんだよねぇ~

米麹はスーパーなどでも売っているので、ぜひ一度試してみてください。