〔一度見てみたかった曽木発電所遺構〕
昨日水俣からの帰り道に、かねがね行きたいと思っていた新曽木大橋と曽木発電所遺構に行ってみました。
〔昨年11月に開通した新曽木大橋〕
新曽木大橋はもっと大きいのを想像していたので、ちょっと期待はずれでした。
〔橋からの眺めはいいです。曽木の滝も見えます〕
〔実際はこんなに小さくしか見えないけど〕
〔下流側はこんな感じ〕
ここに着く前から喉が渇いていたけれど、どうせなら眺めの良い場所で温かいお茶を飲もうと思って、途中では何も買わなかったのです。でも曽木の滝公園が近くにあるからなのでしょうか、橋の周辺には自動販売機もなく、喉を潤すことはできませんでした。
前もって行こうと思っていたわけではないので、昨日は地図も持っていなかったのですが、発電所遺構はこの少し下流だったと記憶していたので、とりあえず下流(鶴田ダム方面)へ車を走らせました。
〔展望所の敷地は広く、車を停めた場所から結構歩きます〕
〔左に行くとスロープ〕
〔右は階段があります〕
方角からしても階段のほうが近いだろうと思い右のコースを選んだのですが、左を行っても距離はあまり変わらなかったと思います。昨日は天気が悪かったから右のコースはうっそうとしていて暗く、藪のほうでカサッと音がしただけで、ドキッとしてしまいました。
帰りはスロープのほうを通ったのですが、こちらのコースのほうが明るくて歩きやすかったです。
〔木々の間からみた発電所遺構〕
以前写真で見たときも思ったのですが、この建物にはなんとも表現できない異様な雰囲気があります。
〔展望所で上を見上げて撮った写真〕
遺構を見てから上を見上げていたら、なんだか自分が異空間に迷い込んでしまったような不思議な感覚になりました。なので帰り道はちょっとドキドキして、自分の車が見えたときにはホッしたものです。
〔下流方向へ下る途中に撮った景色〕
さて本当のスリルはこの展望所を出た後から始まりました。来た道を戻ればなんてことはなかったのだけど、このまま川沿いの道を行ってもさつま町には着くようだし、県道(404号)だから大丈夫だろうと思ったのが間違いのもとで・・
〔支流に架かる橋の上からみた眺め〕
最初のころは外の見慣れない景色に感動して、車を降りて撮影していたのですが、そのうち道幅は狭くなり対向車がきたら絶対離合できないような場所が多くなりました。
そのうえいたるところに『落石注意』の警告があり、中には明らかに上からの力でひしゃげたものもありました。撮影したいと思ったけど雨が降った翌日だったため、早く立ち去らねばという思いで車を走らせたのです。
〔うまく撮れていないけどカラスよりちょっと大きい鳥でした〕
猛禽類をこんな近くで見るのは初めてだったので、車から降りずに撮影しました。鳥にはさほど詳しくないので種類は不明ですが、ノスリとかハヤブサに似ていたような気がします。
〔現在工事中の鶴田ダム〕
このドライブで気力も体力も消耗し、しかもずっと喉は渇いたまま(緊張している間はそれさえも忘れていたけれど)だったため、家に着くまで体力が持たないと思い(お腹も空いていたし)郡山町の沙羅(紹介記事は後日アップ予定)に寄って帰りました。
水俣から大口~さつま町経由だといつも2時間で伊集院に着くのですが、今回は4時間かかりました。忘年会が楽しくて精神的にも元気になっていた時だったからよかったけど、弱っているときにこんな道を走ったらしばらく寝込んでしまったかも・・
あ、でもこの川沿い道(県道404号)は天気が良くて落石の危険もない時期なら、なかなかおもしろいドライブコースだと思います。離合できない場所が多いから対向車が来たら大変かもしれないけど・・
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