雨の日には雨の中を

相田みつをさんの「雨の日には雨の中を、風の日には風の中を」という言葉が好きで、ブログのタイトルに使っちゃいました

高千穂河原へ

2016-05-07 | 旅行記


〔高千穂河原の古宮址の鳥居越しに見る新燃岳〕



〔朝食には一人分ずつ、炊きたてのご飯がつきます〕

えびの高原荘を選んだ理由の一つがこの炊きたてご飯。期待通りおいしかったです。



〔野菜たっぷりのおかず〕

バイキング形式なので、自分が好んで野菜をとったからなのですが、ホテルによっては野菜のおかずがあまり多くないところもあるので、ここは多くてよかったです。

よく写ってはいないけど大根の甘酢漬けや白菜の朝鮮漬けなど浅漬け類もとてもおいしくて満足でした。



〔何の木かわからないけど・・きれいな若葉です〕

ホテルをチェックアウトした後、車を停めたままで周囲を散策しました。高原の朝の空気は気持ちよかったです。えびの高原荘には初めて泊まったのですが、スタッフのかたの感じもよくて、また泊まりたいと思う宿でした。

ただここに泊まるには注意点が・・標高が高い位置にあるホテルのため、平地とは気圧差があるということ。

わたしはうっかりしていて空気を抜かない状態でチューブの化粧品を持っていったため、キャップを開けた途端中身がドンドン出てきて大変でした。昔、山登りをしていた頃は標高の高い場所に行くときにはちゃんと注意していたのに、長いことそういう場所に行っていないから忘れていたんですよね。

対処法としては、もし空気が入るような柔らかいチューブの製品を持って行くときは、まず新品はダメ。使いかけのものを平地で空気を少し抜いた状態持っていけば大丈夫です。

標高が高いといっても1200mくらいなので、そこまで心配する必要もないかもしれませんけどね。




〔えびの高原から高千穂河原へのこの道が好きです〕

周りの新緑を満喫しながら、ゆっくり走って高千穂河原に向かいました。



〔天気がよかったので若葉の色もきれいです〕

えびの高原に向かう車は多かったけど、午前中に逆方向へ向かう車は少なくて、自分のペースで走ることができてよかったです。



〔ヤマザクラが咲いていました〕

ヤマザクラを近くで見ることがないので、ちょっと感動しました。

街中によくあるソメイヨシノに比べたら花数はずっと少ないけれど、それもまた風情があって素敵です。



〔望遠レンズに付け替えて撮影〕

もう葉が出始めていたから、散り始めのころなんでしょうね。風が吹くとはらはらと花びらが舞い降りてきて、それもまた素敵でした。



〔新緑と桜の花の共演〕



〔ヒメウツギかなぁ~かわいい白い花がたくさん咲いていました〕



〔高千穂河原ビジターセンター前から見た高千穂峰の火口御鉢〕

高千穂河原からは中岳・新燃岳方面へも登れるし、高千穂峰にも登れるので利用者は多いです。ここの駐車料金も500円です。

わたしはここから数百メートル歩いた先にある古宮址が大好きで、わたしにとってのパワースポットになっています。



〔古宮址へ向かう道〕

人がいないときを狙ってたまたま撮影できましたが、実際は結構人がいました。



〔道沿いにミヤマキリシマが咲いていました〕



〔カエデの赤い新緑もきれいです〕



〔階段を上った先に古宮址があります〕



〔古宮址の鳥居〕

ここには昔霧島神宮があって、御鉢の噴火で消失したため現在の場所に霧島神宮が移ったそうです。

初めてその話を聞いたときに、現在の霧島神宮の気が弱い(薄い?)気がするのはそのためなのね~と納得したものです。

パワースポットはたくさんあって、人によって相性の良い場所は違うと思うけど、自分が簡単に行ける範囲ではわたしにとってここが一番のパワースポットです。

久しぶりに行って、またその想いが強くなりました。



〔古宮址からみた新燃岳〕

この後、ずっと行きたかったカフェ『アヴォンリー』に行ったのですが、それはまた日を変えてアップします。



春のえびの高原

2016-05-06 | 旅行記


〔池めぐりコースから見た不動池〕

4/30から一泊で霧島のえびの高原に行ってきました。

若いころは山歩きが趣味で、霧島のえびの高原周辺にはよく行っていましたが、ゴールデンウイークの期間に行ったのは今回が初めてです(わたしの記憶が確かなら)

ゴールデンウイークに休めない仕事に就いていたということもありますが、人が多いのが苦手なため、この時期に混雑する山は避けていたというのが一番の理由です。



〔池めぐりコースの不動池~六観音池の間で見た韓国岳〕

でもこの時期の山はとってもきれいで、みんながこの時期に山に訪れる気持ちがよくわかりました。

今回は母が一緒だったので、池めぐりコースの一部をちょっと歩いただけですが、次回はぜひ山歩きをしたいと強く思いました。



霧島・えびの高原トレッキング@ナビのHPより引用〕

韓国岳や高千穂峰はちょっと無理という方でも、この池めぐりコースだったら気軽に山歩き気分を味わうことができますし、白鳥山まで行ったら山登り気分も味わえます。

そして母のように高齢だったり体力がない人にオススメなのが、不動池前に車を停めてそこから六観音池まで歩くコース。今回は六観音池までもたどり着けなかったのですが、それでもハイキング気分を味わうことができました。

ただ車を停められるスペースは少ししかなく、わたしたちは山歩きでは遅い時間の4時頃に行ったから停めることができましたが、休日の早い時間はほぼ無理だと思います。

えびの高原駐車場の料金は500円で、ちょっと高いと感じるかもしれませんが、トイレや遊歩道の整備に必要なお金ですので、元気な人(運転手)だけ有料駐車場まで行って、ススキの中の遊歩道を登ってくるのもいいかもしれません。



〔人がいない遊歩道は静かです〕

池めぐりコース(不動池から六観音池方向1kmくらいまでの間)で撮影した写真の数々です。



〔ヒカゲスミレかなぁ・・小さなかわいいスミレがたくさん咲いていました〕



〔キジムシロもたくさん咲いていました〕



〔なだらかな坂が続く遊歩道〕



〔ミヤマキリシマが少し咲いています〕



〔この木はたくさん咲いていました〕

ヒラドツツジとか大きな花のツツジよりも、ミヤマキリシマのような小さなツツジが好きです。



〔この日の宿、えびの高原荘〕



〔洋間つきのちょっといい部屋をとりました〕

えびの高原荘は国民宿舎なので料金もさほど高くありません。そのため山登りシーズンの休日は空きが少ないと記憶していたのですが、今回はスンナリ予約できました。

近くの硫黄山が入山規制になっていることが原因なのか、それとも熊本地震の影響かはわかりませんけれど。



〔楽しみにしていた隠れ貸切露天風呂〕

眺めがよくていいお風呂なのですが、外からもよく見えそうでちょっと入りづらかったです。この辺りはなだらかなので、道がなくても歩く人はいそうだし、遠くにはテントらしきものも見えたし・・

見られても平気な男性や子供さんはいいかも・・



〔ホテル側からは見えないようにしっかり囲ってあります〕



〔温泉成分が付着した岩〕

写真はありませんが、大浴場の露天風呂はちゃんと囲ってあって安心して入ることができました。

ここは立ち寄り湯もやっているので、宿泊者専用の時間帯になってから入ったのですが、行った時はちょうど誰もおらず貸切状態。お湯も良くて気持ちのいい温泉でした。



〔豪華な夕食〕

夕食も1ランク上げて、宮崎陶板焼き付のメニューにしました。わたしにはちょっと塩分が強かったけど、おいしかったです。



〔グラスの梅酒だと思って頼んだら1合きました〕

これでお値段は500円くらいだったはず。おいしい梅酒で満足でした。

たいして歩いていないのに(母にとってはすごく歩いたという感じだったようですけど)、なんだか疲れがドッと出て早めに就寝しました。山に行くと登山しなくても早寝早起きになるようです。