【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

ハヤブサ

2011-05-07 | 野鳥
4月に歩く会でハイキングに行ったとき大きなレンズのカメラで構えてはる人がいはって
「何を狙ってらっしゃるんですか?」
「ハヤブサでんねん」
「えっ!ハヤブサですか?どこにどこに?」
「あそこの岩の陰でんねん」
「ハヤブサがそこから見えるんですか?」
「いいやね、今ちょうど抱卵中であんまり動きはないですなぁ」

「餌をやるころには親鳥が動き回るから撮れるかな?その頃にいっぺん行ってみましょう」
と、いうことで現場に着くともう、こんなカンジで・・・



「噂によると、12時半ごろにお父さんが帰って来るみたいですよ」
「じゃぁ、あと4~50分ほど待ってみますか?」

「ちょっとお父さん呑気でんなぁサボってるようにも見えますなぁ」
だいぶんと離れた鉄塔の一番上の端にじぃ~っとしたマンマです
双眼鏡で覗いて観るわんちゃんですが「どこに居るの?」みたいな・・・
遠いのでスズメぐらいにしか見えません。

忘れたころに飛び立って頭上を旋回したりします
その度にちょっとしたざわめきとカメラの方向が変わります
「アレ!お母さんが出てきた出てきた、しびれ切らして出てきよったわ」
と、言う間もなく一斉にシャッター音が響きます




双眼鏡を覗くわんちゃんなんですが、レンズの中には空ばっかりが入ってハヤブサはなかなか見れませんのです。
ま、肉眼ではるか上空を旋回するハヤブサを眺めてました。
黒っぽく見えてカラスより大きく見えました。
実はハヤブサはハシボソガラスよりは小さいそうです。
餌としてはハトや小さな鳥たち、小動物等々。
飛んでいる鳥を襲って捕える、これがハヤブサ流・・・
アッ!と言う間なんです、まったくぅ~~
飛翔力って?ひょっとして200~300k/hはあるかも?だ、そうです。
そんなことでハヤブサにカメラを向けることは諦めました
約2時間もの間、双眼鏡で覗いてました
もちろん、その間にお弁当食べたりしましたけど・・・・・

「ハヤブサの写真、撮れなくて残念でしたね。1枚プレゼントします」



アリガトウです。

はるか上空に見える黒っぽいハヤブサしか見てなかったわんちゃんです。
こんなにキレイな模様とは・・・・・

お父さんが捕ってきた獲物を空中でお母さんに渡すシーンが・・・
  こちら  

後で教えていただいたんですが
ハヤブサって自らは巣を作らないそうです、ふつう藁とか土とかせっせと運んで作りますよね、
ところがハヤブサは岩陰とか崖っぷちに卵を産んで抱卵して孵すようです、
時には他の鳥の巣にちゃっかりおじゃましてしまうのもアリとか・・・

ハヤブサは、京都府でも、環境省でも、絶滅が危惧される種に指定されています。 
保護を目指さなければ、絶滅するかも知れないという・・・
そんなこと聞きました。


鳥撮り日記⑤~オシドリ、アオサギ~

2011-03-17 | 野鳥
東日本大震災
毎日、次々と起こるアクシデント、被災者の方々への救助・支援・地域の復興はかなりの時間を要することになるでしょう・・・
「暫くの間ブログをお休みさせて頂きます。」とのメッセージのblogを目にするようになりましたが、
少しでも元気を発信できたらといつも通り【わんちゃんの独り言】のアップを続けたいと思います。

小さなことですが、わんちゃんにもできること・・・
京都生協の注文書に1口100円から何口でも・・・と書き込む欄があります、協力しようと思います。



オシドリ(カモ目) カモ科



①繁殖期=4~7月、一夫一妻である。
②大きさ=41-47cm 翼を広げたら68-74cm
いつまでも仲のいい夫婦をオシドリ夫婦といいますよね、やっぱりね番で居るところをたくさん撮りたかったんで粘りました。










オシドリたちはいつまでも仲良く夫婦で行動する・・・
ところがですね、自然界のオシドリたちはそうでもないんやないか?と・・・
日本オシドリの会では長年観察されている方々がおられ、
「オシドリの夫婦は自然界では解消はしない。つまりオシドリ夫婦と呼ばれる如く仲の良い夫婦である。」と主張されています。
しかし、学会での発表や論文として発表された報告ではありません、とも・・・
と、異を唱えるご意見もあるようです。

ま、いいじゃないですか、宝ヶ池のオシドリ雌雄たちはとても仲が良いように見えましたけど・・・
仲良きことは美しきかな・・・って。

アオサギ(コウノトリ目)サギ科



↑ 嘴がオレンジっぽい?のですけど、婚姻色?でしょうか?

脚もピンク色になってきていますし、眼もオレンジ色がかっています。
婚姻色が出はじめていますね。

そこで、アオサギについてちょっと調べてみました
①繁殖期=4~9月、年に1回繁殖する。一夫一妻である。
②大きさ=90-98cm、翼を広げたら160-175cm
夏羽:頭頂は白色で、額の両側から目の上を通り後頭部で一つになる青黒い帯状の羽毛がある。
冬羽:全体的に青みが無くなる。後頭部の冠羽は残っている。





↑けいはんな記念公園:水景園にて




↑京都府立植物園にて
卵を温めているようなポーズなんですが、そうでは無いようです。




↑京都府立植物園にて

う~ん??ちょっと待ってね
3~4年前なんですけどコロと散歩の時にアオサギを撮ってるんですよ、
意外と詳しく調べてるんですよね⇒ こちら


【おまけ】

「東北地方太平洋沖地震」で被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
京都生協全事業所で緊急募金を開始します。

3月11日午後2時46分に発生した「東北地方太平洋沖地震」の被災地支援のため、12日(土曜)より京都生協の全事業所で緊急募金活動を開始します。

寄せられた募金は、義援金として被災者の支援に役立てる予定です。
合わせて、一部をボランティア支援活動等にも拠出させていただきます。
 組合員のみなさまのご協力をお願いします。

 被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

■ 「東北地方太平洋沖地震・緊急募金」について
【共同購入・個配】
  3月14日以降提出のOCR注文書で一口100円の募金を受け付けます
   (インターネット注文のeフレンズでも募金できます)
   6ケタ注文番号:294560
    (注文個数1を記入で100円、5を記入で500円です)
【店頭募金】 
3月12日(土曜)より、専用募金箱を設置します

(京都生協HPより)




鳥撮り日記④~ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、イカル~

2011-03-08 | 野鳥
ルリビタキ(瑠璃鶲)ツグミ科
「キレイな色、本物に出会ったらドキドキするだろうなぁ…きっと。」
blog友のblogのルリビタキの写真を見せていただいた時の、わんちゃんの率直なコメントです。

「早春のお花たちに会いに行こう」と京都府立植物園に行った日のことです。
ルリビタキに出会ったんです。
ムネがドキドキ
「ルリビタキは、そんなに移動しない鳥なので、いちど見つけると、その辺りで何度も見ることができると思いますよ」と・・・教えていただきました。
きれいな青い色やなぁ・・・とか思いながら、ソロ~リソロ~リ追いかけてもう夢中で撮ってました。





















大きさはスズメくらいかな?14㎝といいますから。
カワイイ鳥です。

「瑠璃鶲鳴く偃松のかさなりのしげみは暗し日も射し入らず」(中西悟堂)

↑ 道草さんより一首いただきました。



ジョウビタキ(常鶲)ツグミ科




大きさは14.5㎝、スズメよりちょこっと大きいかな?
頭は灰白色、喉から背中から尾羽の一部分まで黒色、
胸がオレンジ色、翼の白色の大紋が目立ってますよね、♂です



シロハラ(白腹)ツグミ科
大きさは24.5㎝
ムクドリよりちょこっと大きいかな?




地上性。二足とびで、大幅に跳ねていく・・・と図鑑に載ってます、ナルホドです。
また、細いアイリングがよく目立つ・・・とも、ナルホドです。



イカル(鵤)アトリ科









大きさはムクドリくらいで、23㎝。
頭部と翼と尾羽が黒い!
大きく、元の方が厚く、先の尖った嘴は黄色。
樹上性、木の枝に止まっている時はのっそりしていてあんまり動かない。
と図鑑に載ってます。
ハイ、その通りでした。
高~い木の上に止まってました




カワイイ早春のお花たち→春の妖精(Spring Ephemeral)の姿は次回に・・・・ ⇒こちら

鳥撮り日記③~ヒヨドリ、モズ~

2011-03-05 | 野鳥

ヒヨドリ(鵯)ヒヨドリ科




「ヒヨドリねぇ 可愛いねんけど、畑のモンを食べるんはいただけないわ~
そやけど、あそこの白菜は、もう終わりやしぃ ヒヨにやってもええかなぁ」
ってTさんは言うてはりました。

見ると、白菜畑にたくさんのヒヨドリたちが群がっていました。

ここで、ヒヨドリたちはどの野菜が好きで、好きくないのはどの野菜?に迫ってみました
そよかぜさんが見たのは
キャベツに群がるヒヨドリたち・・・
こちら

わんちゃんが見たのは白菜畑のヒヨドリたち
すると、アブラナ科のお野菜が好物なの?

いやいや、そうでもないみたい
夕菅さんの菜園では
ヒヨドリたち、野菜には好き嫌いがあって、
好物の野菜⇒チンゲンサイ、小松菜、キャベツ、ブロッコリー、タアサイ、エンドウの芽、それに、雪の後のほうれん草等々。
好きくないモノ(野菜)⇒レタス、大根、蕪、からし菜、菜花、コウタイサイ、ルッコラ、葱、水菜、壬生菜、春菊等々。
同じアブラナ科の中でも好き嫌いがあるみたいですねぇ・・・
うん?ヒヨドリくんが好きくないモノを検証しますと、どちらかと言うと、ピリッとする葉っぱが含まれてますねぇ・・・

ちなみに
ヒヨドリの本当の好物は、ナンテン、ソヨゴ、ヤブコウジ、センリョウ、フユサンゴなどの赤い実。
冬には椿の花の蜜を吸ったり花びらを食べたり
秋には熟した柿やイチジク・・・
それに時々野菜畑の・・・
「ヒヨドリはやはり、天敵、かわいくありません。」と言われてまっせ~~
ヒヨドリたち知ってか知らずでか・・・・・


モズ(百舌)モズ科

♪モ~ズが 枯れ木で鳴いているぅ~~♪



印象として、ハトより一回りくらい小さいのかな?でした。
たまたま散歩道でモズに出合ったんです。
ヒヨドリより一回りも二回りも小さくスズメ(14センチ)よりちょこっと大きいかな?大きさ20センチ。
木の枝に止まって、辺りを見回しているように見えました。



撮ってきた写真をPCで見てビックリ!
ちっちゃい鳥なのに嘴が鋭いんです。




「美しく過ぎゆくもの」   薮田義雄

3. 嫁ぐ日

もずが高音を張りだすころは
嫁ぐ娘のしをらしや、
ぢっと見上げた睫毛のうらに
なにかほろりと揺れるもの。

名残つきない一夜(ひとよ)のあとに
嫁ぐ娘の細い肩、
口にださねど胸から胸へ
かよふ思ひのあればこそ。

↑ 道草さんよりいただきました。



「モズは食肉性の鳥で秋から初冬にかけ“ハヤニエ”を作る習性は有名ですよ」って教えていただきました。
ハヤニエって?
フナ、コエビ、カエル、イモリ、トカゲ、ケラ、それにそれに、モグラや小鳥類まで捕えて木の枝やトゲに突き刺し、冬季の餌の不足の時の備えにする。
なんか、スゴイ鳥のようなんだけど、写真を見る限りでは可愛いんですよねぇ・・・

鳥撮り日記②~カワセミ(川蝉、翡翠)ブッポウソウ目カワセミ科~

2011-02-27 | 野鳥
木津川・開き橋上流の河川敷は、草はらや小石の河原・川面など様々な自然条件がギュッと凝縮されていて、たくさんの野鳥が観察できます。
モズの高鳴きや、ジョウビタキのチャッチャッという縄張り宣言。
越冬のために木津川を訪れる冬鳥のカモ類が、ノンビリたまりに浮かぶ姿も観察できるかもしれません。
今、野鳥観察にはピッタリの季節です。
野鳥たちの世界をのぞきに来てください。
お待ちしております。

この辺りって、コロと散歩する時のLLコースです。
「行ってみようかな?]

参加して良かったです。
ビックリするほどカンゲキなことがありました。
カワセミに出合ったんです。

50㍍以上も向こう・・・
カメラではここまでが精いっぱいでした、が、
フィールドスコープの中に入ったカワセミは
「な・なんと、キレイ!!」
スズメより少し大きめかな?身体が青光りしてますねぇ、特に背中は青く輝いて見えてますわ、喉は白い、胸から尾っぽまでは茶褐色って言うか栗色って言うか・・・
オレンジ色交じりの赤とも・・・

タマリの傍のヨシの茎に止まってて
「ねぇねぇ視て視て・・・」と言わんばかりの・・・
みんなで入れ代わり立ち代わりスコープに入ったカワセミとご対面
何回も何回も並んで覗くわんちゃんでした。

カワセミ専門に撮ってらっしゃるお方のキモチよ~く解ったわんちゃんです。

カワセミが居たそばのたまりには、越冬のために木津川を訪れる冬鳥のカモ類が、ノンビリと・・・


カモだけとしか分からなかったのですが、そよかぜさんが写真に名前をつけてくれはりました、アリガトウです。

観察した後で鳥合わせをしたら全員で33種類の鳥たちを観察してました。
この鳥合わせの時にカワセミのことが話題になり
「木津川市の体育館の・・・ふれあい広場のそばの川に・・・そこのそばの畑に毎日ほど行ってますンやけど、カワセミにしょっちゅう会うてまっせ」
翌日そこに行ってみましたが空振りでした。

その後数日たってから水景園(けいはんな公園)に行ってみました
「野鳥が結構来てるって」と教えていただいて・・・
永谷池の周り「水辺の小道」を歩いていると
「あっ!カワセミが」「どこにですか?」「ほらほら、あそこ」


「私たち、木津川台から来たんですよ、鳥たちを観るのが楽しみで、主人はカワセミをみつけるのが得意なんです、木津川市の体育館の・・・・そこら辺りででもカワセミをよく見かけますよ」

複数の証言を得まして・・・・もういっぺん行ってみようかなぁ・・・
家事を済ませて昼前頃から出かけることになるので、お弁当持参で・・・

シャ~~ッ シャ~~ッと一直線に飛ぶ青いモン
「ウワッ!カワセミ!」
何かの先っちょに止まるんですね(それがクセみたい)

カメラのピントを合わせていると、「エッ!もう居らへん」
そぉ~~っと歩いて、河原に目を凝らします






↑ 

↑  
嘴の下側に口紅が・・・ほらね。

「山彦」  野口雨情

山に山彦 ホーイホイ
呼んでも呼んでも ホーイホイ
山のお星さん はなれ星
待つても待つても ホーイホイ
河に翡翠 河雀
呼んでも呼んでも ホーイホイ
河原のお星さん はなれ星
待つても待つても ホーイホイ

↑ 道草さんからいただきました。

鳥撮り日記①~ツクシガモ:南港野鳥園~

2011-02-24 | 野鳥
「元気ですか?会いたいです」
今年の年賀状の隅っこに・・・・・
え~っと、もう何年会うてないかなぁ?4~5年になるんとちゃうかなぁ??

彼女は南港に住んでる、そこには野鳥園がある⇒詳しくは こちら
野鳥園で鳥撮りして彼女ともおしゃべりできたら、と二兎を追う?


「南港野鳥園ってどんな具合?」
「そこって、ウチから散歩圏内やしぃ、そやけど、鳥撮りできるぐらい鳥っていてたかなぁ・・・でも、わんちゃんには会いたいわぁ」
「鳥撮りしてから午後にでも待ち合わせて、お茶しよか?」と、言うと
「ジャマせぇへんから、撮ってるそばに居てたい、ちょっとでも長いこと会えるやんか」と、言う。

南港野鳥園での鳥撮りの写真をblogで紹介されてたそよかぜさんに
「今頃の南港野鳥園って?」ってお尋ねしたら
「今、南港野鳥園にはツクシガモと言う他ではあまり見られないカモがたくさん来ています。
どこか他の所で餌を取って、昼過ぎから夕方にかけて帰ってくるようです。
それに毎日のようにタカが飛んでいます。
ただし南港野鳥園は鳥が安心して暮らせるように、人と鳥との距離を離していますので、かなり大きな望遠レンズでないと鳥は豆粒にしか写りませんよ。
双眼鏡もお忘れなく。」

最寄りの駅で待ち合わせて、野鳥園まで彼女に案内してもらった。
林・森度も適当に・・・の中の遊歩道を歩いて行くと、鳥たちが木々の小枝でさえずってます。
ま、久し振りなんやし優先順位は彼女とのおしゃべりかなぁ・・・

展望塔ってよく出来てましてね
干潟に向かって大きな半円状にガラス窓があり、窓の下にはカメラを支えて肘が付けるぐらいのカウンターになってて、回転椅子がセッティングされてて、窓を開けたり閉めたり出来るようになってて、鳥撮りができる仕掛け。
何人かの鳥撮りさんたちのマネをして鳥撮り開始。
その間、彼女は適当に建物の中ウロウロしてはりました。
野鳥に関しての展示物が揃っています、興味深げに眺めてましたよ。
時々「ど~ぉ?お目当ての鳥たちは居はりますンか?」と彼女が言う
「まぁまぁやわぁ」と答える。

ハイライトはツクシガモの飛翔
西の方から何羽かが連れ立って飛んでくるんです
「飛んできた飛んできた~」と大きなレンズで待ち構えてた人たちバシャバシャバシャと。
「アッまた飛んできた」の声に、さっとカメラを構えても遅かりしわんちゃんの助・・・
第一どっち方向から飛んでくるのか??サッパリ・・・。

遠い水面に憩うツクシガモがどうにか撮れましてね。

1.31南港野鳥園ツクシガモPhotoStory1.wmv


【ツクシガモ(筑紫鴨)カモ目カモ科】
大型のカモで白・黒・栗色の配色が美しく、嘴と嘴基部との紅色が目立つ、冬鳥として九州北部には、やや多く飛来するが、その他の地方ではまれである

身体の配色が一目瞭然、おまけに飛翔姿もバッチリ⇒こちら

西日が射してくると逆光になるので、そこは引き上げて、彼女は地元ですから駅前の建物の中へと案内してくれました。
暖かいところで遅い目のお弁当と・・・コーヒーショップでお茶して、おしゃべりと・・・

鳥撮りと彼女とのおしゃべりと、どうにか二兎を追うことができたかな~

【おまけ】
遠い遠い向こうに居る鳥たち

ムクドリ


アオサギ


クサシギ


カルガモ


憧れのカレを遠目にチラッ!次回です。 ⇒こちら

コブハクチョウ:瘤白鳥(ガンカモ科)

2011-01-28 | 野鳥
昨秋、木津川市植物同好会の皆さんたちとご一緒させていただいて奈良市内平城山(ならやま)から平城旧跡まで植物観察で歩いた時、立ち寄った水上池(みずがみいけ)でコブハクチョウに出合いました。


池の向こうの方から、コチラの方に向かってズンズンズンズンまっしぐらに泳いできます、


最初ハクチョウかな?と思ったんです・・・

口ばしの上部に黒いコブのようなモンがあるしぃ・・・で、コブハクチョウ。

後で野鳥図鑑で調べると
”嘴の基部に黒い瘤状突起があり、また泳いでいるときには尾が少し上方に立っているので他のハクチョウ類とは区別できます。”
と、ありました。

そして又々コブハクチョウに出合ったんですよ。
去年の暮のこと、大阪市立長居植物園にヒマラヤザクラに会いに行ったときにね。



しかも、カップル(?)で居るんですよ。


「大阪市立長居植物園の大池に住んでいるコブハクチョウは旭山動物園から来たんですよ」と、教えていただいたとき
「えっ!えぇ~~そんな遠いところから飛んできたんですかぁ?ま、渡りの鳥はそれどころじゃなくても、遠い遠い海の彼方からでも飛んできますしねぇ」
「そうじゃなくて、長居植物園のコブハクチョウは、はっきりしていて、2007年の秋に北海道の旭山動物園から譲り受けたものなんですよ」
「う~ん、じゃぁ2007年からずっと今までどこにも飛んで行かなかったんですね?どこにも飛んでいくことなく、長居植物園の池でず~っと、おとなしく暮らしてるんですねぇ、しかもカップルで・・・」
「コブハクチョウは本来は渡り鳥ですから、長距離を飛ぶことができます。
しかし、飼われているコブハクチョウは、逃げられないように、飛ぶ時のポイントとなる羽の一部を切られていて、飛べないようにされています。
でも、飼われているコブハクチョウも、放置されていると、羽根が生え変わり、飛べるようになって、逃げられてしまうことがあります。
長居植物園のコブハクチョウはきちんと管理されていて、定期的に羽が切られているようですよ」

ちなみにここのコブハクチョウは旭山動物園で生まれた生粋の”道産子”


散歩道での鳥たちPART①~アオサギ・ツグミ・ヒヨドリ・ケリ~

2011-01-22 | 野鳥
寒い冬日が続いてますね、それでもコロと散歩していたら、鳥たちが元気に飛び交っているのに出合います。
最近、鳥撮りに嵌りかけているわんちゃんです。
鳥撮りのカメラはルミックスFZ50を使ってるんですが、このカメラでお花の写真とか撮るときは、クローズアップレンズを先っちょに装着します、少し背景ボケが楽しめます
「鳥となると花のようにはじっとしてないしぃ、遠くの方でチュンチュンと言うてるカンジやしぃ、このカメラでは鳥は撮れないわぁ」とボヤイていたら、
友人が「テレコンバージョンレンズを差し上げます、もう使ってないので」
「えっ!良いんですかぁ ウレシ~ィ!」

ポカポカとお天気のいい日は、そのテレコンバージョンレンズをレンズの先っちょに付けましてコロと一緒に出かけます。
ちょこっと遠くに鳥たちが居たとしても今までよりはハッキリとカメラの中に納まってます
すると、「ウチの近所ででもいろんな鳥たちに出合えるんやわぁ」ということに気がつきました。
まずは散歩道にてPART①です。


アオサギ:蒼鷺(サギ科)



アオサギ



「日本のサギ類の中では一番大きいですね、背中は灰色、翼は青黒色なんで他の鳥たちと間違うってことはないですよ。」って教えていただきました
また、田んぼや池の淵にすみ、魚類やカニ類を餌としてます、とも・・・
巣は他のサギ類よりも高いところに特に木のてっぺん近くにあることが多いです
(ハイハイこの巣の様子はウチの近所で目撃してます)
飛び方はゆっくり飛び鳴き方は「グワーグワー」
(ハイハイ知ってます。)

ほんの近くでアオサギの様子をちょこっと捉えてました

ツグミ:鶇(ツグミ科)



ツグミ


冬鳥としてシベリアから秋に大きな群れでやってきます
(へぇ~~シベリアから?ですか?)
山に木の実の多い秋の間は山の中で適当に・・・
山に木の実も無くなり雪でも降りだしたら、ウチの近所ででも出合えるようになるんですね。
この様子では昆虫類やミミズなんかを食べているのかな?
噂によりますとミミズが大好物やそうです。
鳴き声は「キィー、キィー、キィー」と高音じゃなくって比較的低い声で鳴きます

ヒヨドリ:鵯(ヒヨドリ科)



いっぱい鳥の写真を撮り続けてる人たちはヒヨドリに出合うと
「なぁんや ヒヨか~」です。
まだまだ鳥撮りを始めたばかりのわんちゃんなら貴重なモデルさんなんですよ。

ヒヨドリの大好物は、なんと言うても赤い実、ナンテン、ソヨゴ、ヤブコウジ・・・
時々、椿の花に集まり、蜜を吸ったり花びらを食べちゃったり、おいたをします。
まだまだ、イタズラは続きます、3~4月ごろの渡りの時は大群で畑に押し寄せ菜の花やキャベツを食べ散らかすとか・・・
秋には柿やイチジクまでも・・・
鳴き声は「ピィーヨ、ピィーヨ」と、甲高い声




「雪」   堀口大学

雪はふる!雪はふる! 見よかし、天の祭なり!

空なる神の殿堂に 冬の祭ぞ酣(たけなわ)なる!

たえまなく雪はふる、をどれかし、鶫(つぐみ)等よ!

うたへかし、鵯(ひよどり)等よ! ふる雪の白さの中にて!

いと聖く雪はふる、沈黙の中(うち)に散る花弁!

雪はしとやかに 踊りつつ地上に來る。

雪はふる!雪はふる! 白き翼の聖天使!

われ等が庭に身のまはりに ささやき歌ひ雪はふる!


↑道草さんからいただきました

【おまけ】

ケリ:鳧(チドリ科)



ケリの飛翔


去年の5月の初め、田植前の田んぼの畦道にケリが居たんです。

「わんちゃん、ケリもこれだけ撮れれば十分です。これから繁殖期に入り、卵のある場所に近づくと威嚇 (キリッ、キリッ、と鋭い声で)してきますので、少し怖いですが、向こうから近づいてきてくれますよ」
地上にいるときには灰褐色で目立たない鳥ですが、舞い上がると翼が白く先端が三角形に黒いのでよく目立ちます、と、教えていただきました。
(ハイハイ、そうです、そうです、そうですね)

アオサギ、ツグミ、ヒヨドリ、ケリ、の鳴き声がこちらから聴くことができます。

干し池に憩う鳥たち

2011-01-19 | 野鳥
毎年年の瀬も押し迫ったころ、お寺さんへ暮れのご挨拶にまいります、その後お墓参りをすませます。
いつもお墓から帰りしなに、大覚寺から東に500mほどの広沢池(ひろさわのいけ)に寄ってみます。
この時季、池底に溜まった泥を洗い流すために水を抜くそうです。
『池干し』 と教えていただきました。
このとき養殖している鯉をすくいあげて、京都市内の料亭に運ばれるそうです。

池の水を抜くと鳥たちがやってきます。
結構、鳥たちが餌をついばんでる姿を岸から観察することができます。
過去のblog「冬の京都2008.1.19」に観察した様子を記事にしてますねぇ。

昨年の暮れにもお寺さん~お墓~広沢池(ひろさわのいけ)と、廻りまして・・・・・
しばらくの間、干し池に憩う鳥たちを撮ることに集中!!しました。

ハクセキレイ


ハクセキレイ


ユリカモメたち


ユリカモメ


ダイサギ


コサギ、ダイサギたち


ケリ



【おまけ】
先日、グランドゴルフで集まった時、
「いつもblog楽しみに読ましてもらってるよ~」のタミちゃんから
「広沢池で、こんなん撮ってたんやけど」ってこの記事を読んで思い出さはったんやね、見せてくれはったんを追記します。


同じ広沢池の夕陽とダイサギ
2008.04.03

こんなんも、どうですか?って・・・・・

「JTrimで、ノイズを目立たなくしてシルエットを強調し、赤を強調してみました。」って友人から。


2011年初撮りPART2~ユリカモメ~

2011-01-10 | 野鳥
大阪城のお濠の一角ではユリカモメがバタバタバタ~~っと飛び交ってました。
どうやら餌をもらってるようなんです、というよりももらってるんです。
担当の飼育係さんがおられるんじゃなくって、一般のユリカモメ好きさんがそれぞれにユリカモメに向かって餌を撒いてはりました。
ユリカモメの群舞です。

飛んでるユリカモメ!!に向かって、パシャパシャパシャ。
すぐ、カメラのモニターを見て撮りたての画像をチェック!
えっ!!え~~っ
ユリカモメがボケてるぅ、お城の石垣の方に、ぜ~んぶピントがピッタリですわ、
しかも、そんなん(石垣がピシッ、ユリカモメがボヤ~~)が27枚もあるしぃ・・・・・(ガハハハハハ)

それで、その日ご一緒した鳥撮り仲間さんに、飛んでるユリカモメの撮影ノウハウを・・・
「餌をやってはる人のそばにちょっとでも近づいて、ユリカモメが飛び立つ下の方に入り込むように立ってユリカモメにピントを合わすようにしたらいいかな・・・こんなんでどうですか?」

ユリカモメの飛翔あれこれノンストップで・・・・・





















(わんちゃんが撮ったんじゃないんです、鳥撮り仲間さんがわんちゃんのカメラで・・・なんです、念のため)

どうでしたか?
お目眼が、なんとも可愛い・・・・・飛んでる姿もね。
ホラ!嘴とアンヨが紅色だったんですねぇ・・・

後日、その鳥撮り仲間さんから
「ユリカモメ、またたくさん載せましたね
元はけっこう大きな写真ですから、トリミングなども楽しんだらいかがでしょうか。
試しにやってみたのを2枚つけておきます。」




「ブログの写真からですので、そんなにきれいな写真ではなくなりましたが・・・。」
「いえいえ とんでもないです、アリガトウです」


「かもめ」  中 勘助

ゆりかもめ
鴎の嘴(はし)はなぜ紅い
あなかしこ
ほそら姿がかはいとて
都乙女がくちつけた

ゆりかもめ
鴎の脚はなぜ紅い
あなかしこ
都乙女に逢いにきて
つい紅皿につまづいた

↑道草さんからいただきました。


【おまけ】
クリックしていただくと、その日大阪城公園で出合った鳥さんたちをご覧になれます
(わんちゃん撮影です)
2011.1.02大阪城公園-1PhotoStory1.wmv





カワウ
アオサギ
キンクロハジロ♀
コゲラ
シジュウカラ
ジョウビタキ♂
ジョウビタキ♀
シロハラ
ハクセキレイ
ホシハジロ♂
ホシハジロ♀
マヒワ
ヤマガラ



2011年、初撮りPART1

2011-01-04 | 野鳥
お正月の2日、2011年初撮りに大阪城公園に行ってまいりました。

JR森ノ宮駅で降りますと公園の入り口に噴水がありました。
水が上がったり下がったり、面白いので眺めてました。



どこかの大学?なのか、職場?なのか、ジョギングのグループがひっきりなしに通り過ぎて行きます。
観光客のグループはハングルや中国語が飛び交ってました。

ふと見ると、噴水に虹がかかってました。


町の中にこんなに広くて静かな公園が・・・
場所によっては、りっぱな大阪城がド~~ンと見えてます。



大きなレンズを付けてはる一団に出会いました
「何を狙ってはりますのん?」
「トラツグミでんねん、今ねちょっと、あの草の陰に入ってしまいましてな」
トラツグミが出てくるのをじぃ~っと待ってはる様子でした

その場を離れて公園の中を歩きました
大きな木の下は落ち葉がかさこそ足元にはとても優しいです
シロハラやハクセキレイがチョンチョンと歩いてたり、木の枝を行ったり来たりしてます。
お濠にはカワウやホシハジロの姿も・・・
大阪城の真下に行ったり、ぐる~っと鳥たちを撮ったりしながら、また、元のところに行ってみました。

午前の時より人が増えてます、
「トラちゃんが出てきてますねん」
「どこにですか?」
「あの、柵のようなモノがV字になってるところ、ほら」
なかなか、見つけられなかったのですが、やっとトラちゃんの居るところが分かりカメラを向けたら
「そのカメラやったらそこからやと、ちょっと難しいので、そぉ~~っと、もっと前の方に行きなはれ」と親切なお方に促されて、そ~っと前の方に行かせてもらいました、と、言うてもかなり距離はありました。


トラツグミ
ほらほら出てまっしゃろ・・・とか


おっ!こっち向いたよ~・・・とか


元の目線に戻ったなぁ~・・・
顔の正面の方に移動するのも正解かなぁ?・・・とか


くるっと、向きを変えよりましたなぁ・・・とか


あっ!また向きを変えよりましたなぁ・・・とか


おっ!こっち向いたよ~・・・とか


あ~ぁ むこう向いてしまいよった・・・等々


2011年、初鳥撮り PART 2に続く

京都府立植物園PART②~陽気につられて~

2010-12-19 | 野鳥
思い出しました
長男がよちよち歩きの頃、お花大好きの義父母たちが長男をこの植物園でよく遊ばせてくれてました、車も走ってないし、自由に走り回れるからって・・・
次男がよちよち歩きの頃もそうでしたね。


京都府立植物園の半木(なからぎ)の池にて 2010.11.27
マガモ:オス


マガモ:メス




カエデ繋がりでいきましょうか?

ウリハダカエデ(瓜膚楓)カエデ科


本州以南、固有種、湿性を好む、雌雄別株、まれに同株。
花は5月淡緑色、下垂。
若木の樹皮が「マクワウリ」の果皮に似ていることから・・・

ヒナウチワカエデ(雛団扇楓)カエデ科


葉は7~9中~深裂、ふちに欠刻状の重鋸歯

植物園ですから木々の横にはこのように説明された立て看板が設置されてあります。
とても親切です。

フウ(楓)もカエデ科と思いきや違うんですね

フウ
フウ(楓)マンサク科




フウは台湾から中国南部原産の落葉高木。
江戸時代中期に渡来したとされる。
樹高は20mほどになるとされるが、原産地では40~60mもの大木になるという。
古くから公園などに植栽されてきたが、近年では街路樹に使われることが多くなり、目立つようになってきた。
漢字では「楓」であり、これが本来のカエデであるのかもしれない。
葉は7~15cmで3つに中裂する。
新葉時には葉柄や裏面に毛があるが、やがて脱落して少なくなる。
若枝には褐色の毛が多い。
4月、葉の展開と同時に、枝先に総状の目立たない花を咲かせる。


植物園で「フウ」を撮りながら思わずウチの「フウ」はお利口さんにお留守番してるかな?って・・・

野鳥観察会

2010-11-10 | 野鳥
 野鳥観察会 城陽市:山城大橋下

山城大橋の周辺は樹木や草地が豊富で、河原の小鳥たちがたくさん集まる野鳥観察のメッカです。
今の時期は秋から冬の鳥たちが多くみられますし、大空には猛禽類が悠々と飛んでいるかもしれません。
また実りの秋ですので、鳥たちの大好物の木の実・草の実も観察できるかもしれませんね。
季節を感じながら、河川敷の観察を楽しみましょう。
と、野鳥観察会に参加してまいりました。

講師は自然体験活動推進協議会インストラクター 植田光弘氏

まず自分で野鳥を捉える・・・鳥の観察の楽しさを植田先生から教えていただきましょう。

「今日はね、この二つの文字について考えましょう、鳥を探す一番の方法は?と、いうと、耳で鳥の声を聴きます、聞くじゃないですよ、そしてね、目で視ます、見る、じゃないですよ、この二つで鳥や虫たちに出合うと、とっても面白いんですよ、今日はそんなこと意識してみてくださいよ」
ちっちゃなお子ちゃまたちは「ワカラヘ~ン・・・」
大人たちは「ほぉ~~そうですかぁ」

野鳥観察用スコープ(やましろ里山の会からお借りしました)の使い方も教えていただきました。
「これはね初めてやとなかなか視にくいと思います、視にくくって当然なんです、でも慣れてくるとだんだん視えてきます、鳥の顔や姿かたちだけやなくって、鳥たちが何をしているのか、しぐさなんかも観察すると面白いと思いますよ」
2~3人に一台づつ肩にかついで、さあ出発

河原に着くまでの河川敷の中の道は大きな樹木に囲まれてまるで、林の中を歩いているようでした。
メジロが飛んでました
つづいて

チャッ、チャッ、チャッ、チャッ
←クリックしてみやしゃんせ~

「ウグイスの地鳴きですね、早春にホーホケキョと鳴くのは繁殖期だけなんですよ、オスがメスにね、僕の周りはこんな素晴らしいところなんだよ食べるものもいっぱいあるよってねホーホケキョってオスがメスをね誘ってるんですよ。でもね、これからの時期は全部このチャッ、チャッ、チャッ、チャッと鳴くんですよ。ウグイスは本当はウグイス色じゃなくって薄~い草色っぽいんです、横に移動して縦に上がりません、なかなか見つけにくいです、が、これからの時期、皆さんのおうちの傍ででも、地鳴きってチャッ、チャッと鳴いてますよ、よ~く聴いていると、たまには姿を見せてくれるかもしれません、決して高くは飛びまわってません、ちょうど生垣の高さくらいかな?ちょっとウロウロしてるかもしれないし、視ていただける鳥ですよ」と、植田先生が・・・

「ノイバラの実が赤く色づいてますね、人は食べられないけど、鳥たちには大好物なんですよ、今の時期たくさんついてるのは、あんまり美味しくないのかな、もっと寒くなってくると、実はすっかり食べられてしまってるなぁ・・・きっとそのころになると、美味しくなるんだねぇ」と、植田先生が・・・

河川敷の林の中ではキジやホオジロの鳴き声、
飛んでいるのはキジバト、モズ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、イワツバメも・・・
アトリ、アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソカラス
「アッ!!飛んでる、今のは000」って具合なんでなかなか、わんちゃんのカメラの被写体になってもらうには難しかったです。

林の中では今の時期大きな木々の伐採中です
「木が大きくなりすぎてもダメなんですね、適当に伐採しないと古くなった木々が水で流れて橋に引っ掛かり古い木々が溜まってプールみたいになってしまい堤防が切れてしまう恐れがあるんですよ。あまりな大木は切ってもらうんです、木々を切ってもらうのは都合の悪いときもあるのですが、こう大きくなりすぎてもかえって鳥たちが棲みにくくなってしまうので、河原に育つ大きすぎる木々は切ってもらってるんです。」と、植田先生が・・・

「最近は河川敷ででも,山の鳥が増えてきてるんですよ、里山が荒れてきて里山の代理を川がしているんだな、人の近くの里山で棲みにくくなった鳥たちが川に来てるんですね。」
と、植田先生から、いっぱいいろんなお話を聞きながら河川敷の林の中を歩いていると、

木のてっぺんにジョウビタキくんが・・・


あっ!ジョウビタキや!って小学生のボクちゃんが・・・
わっ、エライねぇあれはジョウビタキのオスだね、
よく見晴らしの良いところにとまって、翼の白い紋が目立ってるので、分かりやすいですよ、

「ジョウビタキく~ん、こっち向いて・・・」



↓河川レンジャー Tさん撮影


しばしの間、み~んなでジョウビタキくんを観察


河原に着いてしばしぐる~~っと見渡して観察の始まりです。

遠くの方の、あれは?
野鳥観察用スコープに入った鳥さんたちを覗いていきます
カワウ、ダイサギ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、

河原での観察風景の写真は河川レンジャーTさん提供


見上げるとトビが大きく弧を描いて緩やかに飛んでいました。


そうしてから、また河川敷の林の中を歩いて戻ってきました。
出発場所に戻って、みんなで鳥合わせです
鳴き声を聴いたのも含めて21種類の野鳥を観察してました。
その日はもうあと10種類ほどの野鳥が観察できる予定と言えば予定だったとか?
「こんなにいいお天気やったし鳥さんたちみんなしてどっかにピクニックに行ったかも知れへんね、空からは猛禽類が狙ってるから、どっかに隠れてんのんかも知れへんなぁ」
って、植田先生はおっしゃってました。

鳥たちの観察中にちょこっと気になるお花たちをチェックのわんちゃんでした。
野鳥観察会が終わった後、引返しましてね・・・・・
次回はそのお花や虫たちを紹介しますね。


アオバズク

2010-08-06 | 野鳥
7月18日アオバズクの写真を撮りに出かけました。
「え~~っと、ほこらのある大きな樹に居るはずなんやけど・・・」
こんな時って、立派なカメラ+三脚を担いだ人たちがウロウロしてるはず、そんな人たち見つけたほうが早いかも?
大きな樹の下に、何人かの人が集まって、木の枝の上のほうを見てはりました。
「あっ!あそこ、居る居る」



「ホンマやぁ」



「オスとメスが揃ってたさかいに、もうそろそろヒナが顔を見せてくれてもええねんけどなぁ」などと、お話しされてます。
ヒナたちが巣穴から出てくると、親の横に2~3羽枝に並んで止まるそうです

早速カメラをセットします、というのは、つい最近テレコンバージョンレンズというのんを友人からいただいたんです。
遠くのモンを撮るためには強い味方になるんです。
高~い枝の、暗~いとこに微動だに動かないアオバズク一羽

高い樹の上の方に止まってるアオバズクを見上げる姿勢は結構首にきますよね・・・
それでも当のアオバズクくん、高い枝の上から「どうぞ~ なんぼでも、お撮りやす~~」みたいな。
フクロウの仲間なんで、夜活躍するから、昼間は昼寝してるみたいなモンらしいです。

それから2~3日経ってからのこと
2組のアオバズクに出会えましたが、どちらもまだヒナたちは外に出ていませんでした。

すると、そのヒナたちは巣穴の中には、もう居てるんでしょうか?
居るんでしょうね?そろそろ出てくるんですよね?

地元で毎年アオバズクを観察している人の情報によると、北と南、どちらのアオバズクかは分かりませんが、
一方は7月20日(火)に、はじめて雛が巣穴から出てきたようです。
雛は4羽いるようです。
他方は24日あたりに雛が出てきそうだという情報です。

じゃぁ24日に様子を見に行ってみようかな、時間的には午前中ですよね、早い方がいいのかな?

午前、午後は、あまり関係ないようです。
明るいうちは、あんな状態で、うつらうつらしていますから。


24日にヒナたちに会えたらいいな・・・というキモチを込めて出かけました。
現場に着くと、7~8人の人だかり、
「ヒナたち、出てきてます?」
「出てるよホラ、こっちぃ来てみなはれ、19日には向こうで3羽出てたけど、もうどっかに行ってしもうたなぁ、あれは、上に居るのがお父さんで下に居るのが子供、お母さんはこっち側の樹に居てるんやけど、ちょっと姿見えへんなぁ」






暗い巣穴からでてきたフワフワ胸毛のヒナちゃん
双眼鏡でのぞいていたり大きなカメラが自分のほうに向いてる、みんな「カワイイ」って言ってる
当のヒナちゃん、ビックリしてるんとちゃうかなぁ・・・



来年もまたここで元気なヒナたちを育てて欲しいなぁ・・・・・



小さな椅子に腰かけて、蚊取り線香をそばに置いて、結構ウンチクを言うてはるご婦人がおられたんで、
「アオバズクの追っかけですか?」
「おっかけなんかとちゃいますねん、見守り隊っちゅうとこでんねん」
「19日にヒナが出てきてね、そのカメラででも撮れそうなとこに居ましてんでぇ、ホラ」
と、見せてくれはったのは見事なほどの撮りっぷり・・・
ヒナの可愛い仕草がすぐ目の前で・・・みたいなチョードアップでね。
(さぞかし、そのカメラは・・・・・)
「一枚ちょうだい」って思わず言いかけましたが、その言葉をあわてて呑み込みました。


【おまけ】
マナーはやさしさです

!!ストロボ撮影をしない
  特にアオバズクは光に敏感です

!!ヒナを拾わないで
  ヒナは十分に飛べないうちに巣立ちします
  親鳥が見守っているので拾わないでください

!!巣に近づかない
  親鳥にストレスを与えます

!!鳥の声のテープを流さない
  ヒナにストレスを与えます 

 

バードウォッチング

2010-05-19 | 野鳥
河川レンジャーのFさんから「バードウオッチングに参加しませんか」とお誘いがありました。
場所は木津川の開き橋のすぐそばということで、ウチから近いし参加を決めました。

観察会の前にちょこっと講習会がありました。
印象に残った言葉は
鳥を観察するには?
耳でその鳴き声を聞く→聴く
目でその姿を見る→観る、視る

フィールド・スコープを各自お借りして、担ぎながら歩きます
ちょうど三脚をかつぐみたいなんで同じ重たいならカメラをつけた三脚の方が良いのになぁ、と思ったりして・・・・・

河川敷に下りて観察です


教えていただいた鳥の方向にフィールド・スコープを向けるのですが、空とか川とか地面とかが入ってくるばっかりで目指す鳥にはなかなかピントが合ってきませんのです。
「ダイサギが居ますよ」って教えていただくのですが、
フィールドスコープがなかなか使いこなせなくてあわてていたら
「ダイサギは餌を待ち伏せして捕まえる鳥だからゆっくり構えてるんで、じっくり観察できますよ」って・・・

ヨシがもうちょっと生えてるとヨシの中にオオヨシキリが巣を作るんです。
オオヨシキリのオスはねメスより早く来て夜中も鳴く、周りに居る全部のメスに餌をやるんですよ、
口の中が赤いのは鳴きすぎて赤いのかなぁ??
なんて冗談交じりに、オオヨシキリのことを「ギョギョシ」って鳴くと・・・・・

でも、オオヨシキリその日には出合ってませんのです。

「カワセミがピュ~ッと飛ぶのを見たんですよ一瞬でしたが」
って、友人にその日の報告
「カワセミの飛ぶのは直線的で速いでしょ?」
「ハイそうでした、真横にシャ~~ッと飛んであっという間に見えなくなりました」
「あっ!カワセミ!」って、さっと、そちらに注目、「あっ!!!」でした、
青いのんがシュ~~ッというカンジ。

「ハイ!ダイサギ入りました」「ハイ!イカルチドリ入りました」「ハイ!ツグミ入りました」と、河川レンジャーのスタッフさんが上手にピントを合わせてくれはって、やっとフィールドスコープでばっちり観察です。
とうとうフィールドスコープは使いこなせなかったわんちゃんでした。

じゃぁと鳥たちにカメラを向けましたが、遠くにいる鳥たちはなかなか撮れません

すぐそばでウグイスに出合った時は悔しい思いをしました。

一番、望遠にしても豆粒くらいにしか撮れませんでした
鳥撮りは私が今使っているカメラではイマイチだと強く感じました。

でもでも、ウグイスを間近に見れたのは何よりうれしかったです
大きく口を開けて囀っているのが観えました。見入ってしまいました(フィールドスコープの威力です)
今まで生きてきた中で、ウグイスの姿を見たのは初めてでした。

このウグイスをスタッフのTさんがフィールドスコープにデジカメをくっつけて撮ってはったんを後でお願いして、メールで送っていただきました。


最後にセンターに集まって「鳥あわせ」
観察結果の報告です、その日参加した全員で観察した鳥たちは23種類です。

カイツブリ、カワウ、カルガモ、コガモ、ダイサギ、アオサギ、ウグイス、カワセミ、セグロセキレイ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、モズ、イカルチドリ、ツバメ、ホオジロ、カワラヒワ、イソシギ、ヒバリ、トビ、オオヨシキリ、キジ(声だけ)

【おまけ】

河川レンジャーって?

住民と行政とが一体となった河川管理を目指すため、淀川、宇治川、桂川、木津川をフィールドとした川に関するさまざまな活動を行い、住民のみなさんに川のファンになってもらうよう呼びかけている住民と行政のコーディネーター(橋渡し役)です。

活動としてほんの一部ですが
淀川・西中島地区でのヨシ刈り、木津川での野鳥観察会、桂川の清掃活動ほか多彩な活動