植物観察会:2014.6.22
その日は雨でした、大雨警報がでない限りでは観察会は中止になりません、傘を持つ手、先生のお話をメモる手、写真を撮る手(両手が要る)その日は傘を持つ手が余計・・・っと思いました。
雨に濡れても何だし、カメラは諦めました、しっかりメモることに・・・
その場所は丁寧に草刈がされてあっていつ訪れても季節のお花たちに出会えます、ちょっと湿地かげんで好きな場所です。
4月下旬に訪れた時はムラサキサギゴケがベタ~ッと群生してたのを始め、オヘビイチゴ、キュウリグサ、ハナイバナ、カキドオシ、スミレ、スゲ等など、斜面にはコバノミツバツツジがバァ~~ンっと。 ⇒こちら
梅雨空と天気予報を気にした数日間、ちょっとの晴れ間に同じ場所にもういっぺん行ってきました、観察会の時のメモを片手に同じコースを辿ってみたのですが、いっぱい観察していっぱい名前を教えていただいたのにどれがどの木?コレは何の木?メモにある木はどれ?どこに?
お花たちをメドに一人観察会始めました:2014.6.27
ネジバナ(捩花)ラン科
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ラン科の花粉は、普通の花のように花粉が1つ1つ分離していなくて 大きな塊となって花粉塊(かふんかい)をつくっています。
例えば昆虫が蜜を吸いに来て頭を突っ込んだ途端に、ありったけの花粉塊が昆虫の頭にくっつくというふうに・・・
H先生が観察会でネジバナのお話の時
みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに みだれそめにし われならなくに
短歌をスラスラスラ~~っと「さぁ誰の歌でしょう??宿題です」
インターネットで調べてみました
陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり 誰(たれ)ゆゑに 乱れそめにし われならなくに
河原左大臣(かわらのさだいじん)
意味
陸奥(みちのく)の信夫(しのぶ/現在の福島県信夫郡)で作られるという「しのぶもじ摺り」という乱れ染めの布の文様のように、わたしの心も乱れてしまったのです。だれのせいなのでしょうね。わたしはだれにも心を乱されたくはなかったのに。
鑑賞
好きな人のことを考えたり姿を見ただけで、ドキドキしたり何気ないひと言や行動がで一喜一憂したり・・・そんな自分の気持ちがかき乱されて、平常心でいられないことをもどかしく思うことがあるでしょう。恋する相手がいることの幸せはもちろんだけど、自分の心が自分のものではないような状態。
ハナハマセンブリ(花浜千振) リンドウ科
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キレイに咲いてるハナハマセンブリを撮る事ができましたが観察会の日はこの花の全てが閉じてました、その日のハナハマセンブリは全てが蕾だったのかな?雨が降ってるので花が閉じて蕾のようになってたのかなぁ?わんちゃん的には謎・・・
トキソウ(朱鷺草、鴇草.)ラン科
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一株だけ観察。
22日にも1株だけの観察でしたそれが生き残ってたんでしょうか・・・
イシモチソウ(石持草.)モウセンゴケ科 京都府RDB絶滅寸前種
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葉っぱには腺毛が密生していて粘液により虫を捕らえる。
ウツボグサ(靫草)シソ科 別名:夏枯草(かこそう)
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フツーよく見るのは紫色、ピンクのウツボグサを観察です。
ドクダミ ドクダミ科 別名:十薬
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花びらに見えるのは「苞」
一個づつの花が固まって付いている
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クリックで拡大します
白、緑、黄色っとありますが・・・
白いのはメシベの柱頭、緑はメシベの子房、黄色いのはオシベの葯です。
「穴を開けたビニール袋にドクダミの葉っぱを入れて冷蔵庫に置くと消臭剤の代わりをしてくれるよ」っと観察会メンバーのTさんが・・・
うちの庭にいっぱいあるドクダミで冷蔵庫の消臭剤が作れるんですね
モウセンゴケ(毛氈苔)モウセンゴケ科
茎をすっと伸ばして白いちっちゃな花を付ける、葉は根際から生え、葉に腺毛(粘着物質を出す毛)がある。
クルンとしたモノは? (右写真)
花序は最初は巻いていて、花を咲かせながら次第にまっすぐに伸びていきます。
虫たちは、腺毛から出る粘液で捕らえられる。食虫植物です。
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花言葉:セレナーデ、もの思い
観察会の日にはササユリが一輪、凛とした姿を見せてくれていました、「わぁ~キレイ」それから4~5日経って一人観察会の日にはササユリお目にかかれませんでした。
ニガイチゴ、スイカズラ(金銀花)、シャシャンボ、ウツギ、テイカカズラ、ネズミモチ、リョウブ、ナガバモミジイチゴ、ネコハギ、クマヤナギの実(キレイな赤) ミツバアケビの青い実 カクミノスノキの実、セキショウ(単面葉)、カラムシソウ、ユウゲショウ、カワラマツバ等など観察をして花の仕組みなど教えていただいたのもアリ、っとメモってますけど・・・
コケオトギリ
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キレイな真っ赤な葉っぱが・・・
ヤマウルシ
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ミヤコグサ:花と実
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マタタビ
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ブタナ
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ニワゼキショウ ニガナ
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サルトリイバラ ゴウソ(スゲ)
イソノキ
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イ
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コマツナギ オカトラノオ
観察会はお花たちを中心に観察です、一人観察会では虫もちょっと気になりまして・・・
ハッチョウトンボ
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体長約2cmの、日本で最も小さなトンボです。
赤い色は♂、メスは茶褐色で、腹部に黄色と黒の横縞模様になってます、観察会の日はメスが居たのですがこの日はお出かけしてるようでした。
ハッチョウトンボの「ハッチョウ」は、名古屋市にある昔の地名に由来し、ここで最初にこのトンボが発見されたことによります。
オオウラギンスジヒョウモンかな?
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Re:ヒョウモンチョウは翅の裏を見ないとよく分かりません!!
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背中の真ん中が茶色、イトトンボで青いし、アオイトトンボは単純ですか?
Re:これも横からの写真が無いと難しいですね。
ちょっと横向きですけど、難しいですか?
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Re:自信度60%でアサヒナカワトンボかな。
ナツアカネかな?
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奈良公園で10月頃ナツアカネに出会ってるんですが・・・
Re:ナツアカネは6月下旬から羽化が始まり、次第に赤くなっていき、12月頃までいます。
オオチャバネセセリ
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ジャノメチョウ
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巣の張り方に特徴がありますよね。
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Re:このような網につけられたよく目立つ糸の装飾を「隠れ帯(かくれおび)」と言い、その形は種によって決まっています。
これはジョロウグモの幼体ですね。
コガネグモかな?
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コガネグモかな?のお腹
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Re:コガネグモです。
そよかぜさんのblog(♪マイフォト:クモ) ⇒こちらとかインターネットででも探してみたんですが・・・ デジタル昆虫図鑑⇒こちら
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Re:ヤマシロオニグモだと思います。
ヤマシロオニグモはいろんな模様のものがいます。
そよかぜさん、虫の名前など教えていただきアリガトーございます。
【追記】
ネムノキ(合歓木)マメ科
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2011年8月7日:わんちゃんちの庭で
1つの花のように見えるのはたくさんの花の集まりです。そのそれぞれの花でたくさんのオシベと、オシベとほぼ同じ長さの白い1本のメシベがあります。ですから、1つの花のように見えているものの中には、たくさんのメシベがあります。
雨の観察会の日H先生がネムノキの花でスラスラスラ~~っと
「きさかたや あめにせいしが ねぶのはな ハイ 松尾芭蕉 奥の細道 雨に濡れたねぶの花は絶世の美女せいしのようだ っと芭蕉が言った」
インターネットで検索
象潟(きさかた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花
奥の細道 松尾芭蕉
雨の中に咲いてる合歓の花は”西施“に例えられるほどキレイ
(”西施の美”とは、中国の春秋時代の傾国女のこと。花をこの美女にたとえた)
その日は雨でした、大雨警報がでない限りでは観察会は中止になりません、傘を持つ手、先生のお話をメモる手、写真を撮る手(両手が要る)その日は傘を持つ手が余計・・・っと思いました。
雨に濡れても何だし、カメラは諦めました、しっかりメモることに・・・
その場所は丁寧に草刈がされてあっていつ訪れても季節のお花たちに出会えます、ちょっと湿地かげんで好きな場所です。
4月下旬に訪れた時はムラサキサギゴケがベタ~ッと群生してたのを始め、オヘビイチゴ、キュウリグサ、ハナイバナ、カキドオシ、スミレ、スゲ等など、斜面にはコバノミツバツツジがバァ~~ンっと。 ⇒こちら
梅雨空と天気予報を気にした数日間、ちょっとの晴れ間に同じ場所にもういっぺん行ってきました、観察会の時のメモを片手に同じコースを辿ってみたのですが、いっぱい観察していっぱい名前を教えていただいたのにどれがどの木?コレは何の木?メモにある木はどれ?どこに?
お花たちをメドに一人観察会始めました:2014.6.27
ネジバナ(捩花)ラン科
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ラン科の花粉は、普通の花のように花粉が1つ1つ分離していなくて 大きな塊となって花粉塊(かふんかい)をつくっています。
例えば昆虫が蜜を吸いに来て頭を突っ込んだ途端に、ありったけの花粉塊が昆虫の頭にくっつくというふうに・・・
H先生が観察会でネジバナのお話の時
みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに みだれそめにし われならなくに
短歌をスラスラスラ~~っと「さぁ誰の歌でしょう??宿題です」
インターネットで調べてみました
陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり 誰(たれ)ゆゑに 乱れそめにし われならなくに
河原左大臣(かわらのさだいじん)
意味
陸奥(みちのく)の信夫(しのぶ/現在の福島県信夫郡)で作られるという「しのぶもじ摺り」という乱れ染めの布の文様のように、わたしの心も乱れてしまったのです。だれのせいなのでしょうね。わたしはだれにも心を乱されたくはなかったのに。
鑑賞
好きな人のことを考えたり姿を見ただけで、ドキドキしたり何気ないひと言や行動がで一喜一憂したり・・・そんな自分の気持ちがかき乱されて、平常心でいられないことをもどかしく思うことがあるでしょう。恋する相手がいることの幸せはもちろんだけど、自分の心が自分のものではないような状態。
ハナハマセンブリ(花浜千振) リンドウ科
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キレイに咲いてるハナハマセンブリを撮る事ができましたが観察会の日はこの花の全てが閉じてました、その日のハナハマセンブリは全てが蕾だったのかな?雨が降ってるので花が閉じて蕾のようになってたのかなぁ?わんちゃん的には謎・・・
トキソウ(朱鷺草、鴇草.)ラン科
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一株だけ観察。
22日にも1株だけの観察でしたそれが生き残ってたんでしょうか・・・
イシモチソウ(石持草.)モウセンゴケ科 京都府RDB絶滅寸前種
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葉っぱには腺毛が密生していて粘液により虫を捕らえる。
ウツボグサ(靫草)シソ科 別名:夏枯草(かこそう)
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フツーよく見るのは紫色、ピンクのウツボグサを観察です。
ドクダミ ドクダミ科 別名:十薬
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花びらに見えるのは「苞」
一個づつの花が固まって付いている
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クリックで拡大します
白、緑、黄色っとありますが・・・
白いのはメシベの柱頭、緑はメシベの子房、黄色いのはオシベの葯です。
「穴を開けたビニール袋にドクダミの葉っぱを入れて冷蔵庫に置くと消臭剤の代わりをしてくれるよ」っと観察会メンバーのTさんが・・・
うちの庭にいっぱいあるドクダミで冷蔵庫の消臭剤が作れるんですね
モウセンゴケ(毛氈苔)モウセンゴケ科
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茎をすっと伸ばして白いちっちゃな花を付ける、葉は根際から生え、葉に腺毛(粘着物質を出す毛)がある。
クルンとしたモノは? (右写真)
花序は最初は巻いていて、花を咲かせながら次第にまっすぐに伸びていきます。
虫たちは、腺毛から出る粘液で捕らえられる。食虫植物です。
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花言葉:セレナーデ、もの思い
観察会の日にはササユリが一輪、凛とした姿を見せてくれていました、「わぁ~キレイ」それから4~5日経って一人観察会の日にはササユリお目にかかれませんでした。
ニガイチゴ、スイカズラ(金銀花)、シャシャンボ、ウツギ、テイカカズラ、ネズミモチ、リョウブ、ナガバモミジイチゴ、ネコハギ、クマヤナギの実(キレイな赤) ミツバアケビの青い実 カクミノスノキの実、セキショウ(単面葉)、カラムシソウ、ユウゲショウ、カワラマツバ等など観察をして花の仕組みなど教えていただいたのもアリ、っとメモってますけど・・・
コケオトギリ
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キレイな真っ赤な葉っぱが・・・
ヤマウルシ
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ミヤコグサ:花と実
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マタタビ
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ブタナ
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ニワゼキショウ ニガナ
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サルトリイバラ ゴウソ(スゲ)
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イソノキ
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イ
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コマツナギ オカトラノオ
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観察会はお花たちを中心に観察です、一人観察会では虫もちょっと気になりまして・・・
ハッチョウトンボ
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体長約2cmの、日本で最も小さなトンボです。
赤い色は♂、メスは茶褐色で、腹部に黄色と黒の横縞模様になってます、観察会の日はメスが居たのですがこの日はお出かけしてるようでした。
ハッチョウトンボの「ハッチョウ」は、名古屋市にある昔の地名に由来し、ここで最初にこのトンボが発見されたことによります。
オオウラギンスジヒョウモンかな?
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Re:ヒョウモンチョウは翅の裏を見ないとよく分かりません!!
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背中の真ん中が茶色、イトトンボで青いし、アオイトトンボは単純ですか?
Re:これも横からの写真が無いと難しいですね。
ちょっと横向きですけど、難しいですか?
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Re:自信度60%でアサヒナカワトンボかな。
ナツアカネかな?
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奈良公園で10月頃ナツアカネに出会ってるんですが・・・
Re:ナツアカネは6月下旬から羽化が始まり、次第に赤くなっていき、12月頃までいます。
オオチャバネセセリ
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ジャノメチョウ
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巣の張り方に特徴がありますよね。
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Re:このような網につけられたよく目立つ糸の装飾を「隠れ帯(かくれおび)」と言い、その形は種によって決まっています。
これはジョロウグモの幼体ですね。
コガネグモかな?
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コガネグモかな?のお腹
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Re:コガネグモです。
そよかぜさんのblog(♪マイフォト:クモ) ⇒こちらとかインターネットででも探してみたんですが・・・ デジタル昆虫図鑑⇒こちら
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Re:ヤマシロオニグモだと思います。
ヤマシロオニグモはいろんな模様のものがいます。
そよかぜさん、虫の名前など教えていただきアリガトーございます。
【追記】
ネムノキ(合歓木)マメ科
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2011年8月7日:わんちゃんちの庭で
1つの花のように見えるのはたくさんの花の集まりです。そのそれぞれの花でたくさんのオシベと、オシベとほぼ同じ長さの白い1本のメシベがあります。ですから、1つの花のように見えているものの中には、たくさんのメシベがあります。
雨の観察会の日H先生がネムノキの花でスラスラスラ~~っと
「きさかたや あめにせいしが ねぶのはな ハイ 松尾芭蕉 奥の細道 雨に濡れたねぶの花は絶世の美女せいしのようだ っと芭蕉が言った」
インターネットで検索
象潟(きさかた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花
奥の細道 松尾芭蕉
雨の中に咲いてる合歓の花は”西施“に例えられるほどキレイ
(”西施の美”とは、中国の春秋時代の傾国女のこと。花をこの美女にたとえた)