「やっぱりカタクリ見に行こう」
葛城高原ロッジでは「カタクリ観察会」「ギフチョウ&カタクリ観察会」「葛城高原写真教室」とこのシーズン3本立てのカタクリにまつわる春のイベントを主催。
ウ~~ンどれに参加しようかな?
カタクリってね、雨の日はもちろん、曇りの日でもきれいに咲いてはくれません。
せっかく申し込んでもお天気が悪ければウンザリ・・・
この1週間ほど、こんなに熱心に天気予報を気にしたことは今までに無かったかも?
良いお天気に恵まれました。これだけで99%成功!!
カタクリの群生もゆっくり観察、撮影・・・
去年(4月21日)は尾上先生の解説で「カタクリ観察会」に参加したので、じゃぁ今年は、「写真教室」に参加・・・
一人で勝手に行けば良いのに、それが出来ないのは、山の上の簡単な地図はあるのですが、三叉路があったりすると、やっぱり一人じゃ心細い・・・・
ショウジョウバカマも私たちを待ってくれていたかのように・・・・
講師は写真家の永田 明さん、この方は葛城山の麓、御所市在住
「大和葛城の四季」という写真集を出版してはります。
やっぱりね、撮影ポイントのご指南はお役立ち・・・・
ココ!!という見所を熟知されてるから、みんなが気のつかないところを、教えてくれはって「フ~~ンなるほど×2」の連続。
↑コバノミツバツツジ
↑コブシ
お昼は葛城高原ロッジで「一人かも鍋&豪華弁当」
午後は永田先生を囲んで懇談会
参考に見せていただいた、たくさんの写真の中から「お好きなのをお持ち帰りください」「えっ!!えぇ~~ いいんですか?」と参加者全員。
私はカタクリの写真をいただきました。。
ロッジを出てからまだちょこっと時間がありそうなので、もう一度途中まで引返してお花を撮りました。
「午前中と違って午後だとまたお日様の光具合がちゃいますので・・・」先生が言うてはりましたのでね・・・
この日は山登りをする人たちも多く見かけました。
ロープウエイで6分のところ、登山者たちは1時間以上かけて登ります
以前、友人と一緒に「一目百万本」と言われるツツジを見に行った時、登りはロープウエイで帰りは山道を歩いて下りたことがありました。
「まぁ~ものすごぉ~きつかったぁ~」そんな記憶があります。
カタクリの花以外にも
ムラサキケマン
【おまけ】
カタクリの花で「春の妖精」スプリング・エフェメラルという言葉を知りました。
Spring Ephemeral―「スプリング・エフェメラル」、「春のはかない命」。
雪融けとともに芽吹き、花を咲かせますが、木々が緑を茂らせるころには枯れてしまう野草たち。
これらの「早春植物」は、6月ともなれば地上から姿を消してしまいます。
春先の僅か40日あまりのあいだに、地表での活動を終えるのです。
カゲロウ(Ephemera)のように儚げな地上での姿から「スプリング・エフェメラル」と呼ばれるようになりました。
じつは、夏から冬にかけての季節を、これらの植物は地下で過ごします。
木の葉の芽吹くまえの早春なら、森の中でも陽の光が地表に射し込みます。
丈の低い小さな植物が、木々に影響されないこの時季を撰び、生命を紡いでいるのです。
地表から姿を隠しても、次の芽吹きまでのあいだ、地下で生き続けています。
カタクリなどは、そういう生活を8年も経て、ようやく花を咲かせます。
一年、また一年、カタクリは地下に生命を蓄えます。
このような生態は、「スプリング・エフェメラル」が生き延びるための、自然界の合理的な仕組みです。
カタクリの花のほかにイチリンソウ、ニリンソウ、ユキワリイチゲ、キクザキイチリンソウ(=キクザキイチゲ)などがあります。
私は残念ながらこれらのスプリング・エフェメラルたちの実物はまだ見てませんのよ
カタクリ以外のね・・・・・