11/08(火)南山城村奥田方面
11/14(月):やましろ里山の会植物部会
11月の植物観察会は両日とも雨の中での観察会でした
11/8(火)はJR月ヶ瀬口駅から南山城村奥田~押原方面
大きな道の駅の建設中でした。
「道の駅が出来ると車であたりを見て回る人も増え、これも希少植物にとっては心配のタネなんやけど、仕方ないのかなぁ」っとか、話しながら・・・
JR月ヶ瀬口駅から道路(R163)までの坂道でツリガネニンジン、イヌタデ、キツネノマゴ、エノキグサ、タツナミソウと足元のお花たちを観察、
ツリガネニンジン イヌタデ

キツネノマゴ エノキグサ

「あれはゴショガキですね」っと、H先生が。

「甘いのかな?」っと、ちょっと気がかり・・・
タツナミソウ 杉の実
杉の実で「子供のころ杉でっぽうしたよね」っと話題に「どんなふうにして飛ばしたの?」っと未体験のわんちゃん。
なんでも、細い竹に詰めて細い棒でポンと突っついて飛ばしたんやそうです。
道路(R163)を渡り湿地の方へ行くとウメバチソウ、センブリ、リンドウとおなじみの顔ぶれに一同ホッと一安心。
ウメバチソウ

センブリ リンドウ

タチカモメヅルの実を発見、

この実はガガイモの仲間ですから熟すると中からフワ~とした毛を持つタネが飛び出します。
タチカモメヅル

2015.6.29:堺自然ふれあいの森
奥田方面に延びる道の両側を観察です、山裾になったところではフユノハナワラビ、カナビキソウ、キセルアザミなど。
フユノハナワラビ カナビキソウ

キセルアザミ
キレイな薄紫のキセルアザミは俯いて咲いてますが、

種が付くと上を向きます。
ちょっとでも遠くの方へ飛ばさないと・・・の戦略から。
反対側の道端にはヒヨドリバナ、サワヒヨドリ、シラヤマギク、ノコンギク、イヌコウジュ、ミゾソバなどいっぱい咲いてました。
ヒヨドリバナ サワヒヨドリ

セイタカアワダチソウとヒヨドリバナの黄色と白のグラデーションがキレイでした。

ノコンギク シラヤマギク

イヌコウジュ ミゾソバ

ちょっと道からはいって湿地の水たまりに「ちっちゃいですね、黄色はミミカキグサで淡青はホザキミミカキグサですからね」みんなで踏んでしまわないよう注意しながら・・・
ミミカキグサ ホザキミミカキグサ

もうひとつ、見逃してしまいそうな小さなお花イヌノハナヒゲ

秋ですから・・・
黒い実
ナツハゼ

イヌツゲ タカノツメ

赤い実
ウメモドキ ガマズミ

コバノガマズミ

黒くも赤くもない実、
サルトリイバラ ノブドウ

「子供のころ学校の帰りにおやつ代わりによく食べたのがこの実やったなぁ」っと、みなさん、いろんな実を食べくらべ・・・
この日、予報では午前中は曇り、午後小雨とのことでした、午後に雨が強くなった場合は観察を打ちきるということにして出発しました。
雨が降ったり止んだり、合羽を着たり脱いだりの観察会でした。
JR月ケ瀬口駅で集合してから出発前にH先生から、観察するこの辺りのことについて少しばかりお話を伺いました。
①この辺りは、今から400 万年という古い昔、琵琶湖の底であった・・・といっても、浅い湖沼が広がっていたのですが、その湖沼は地殻の変動でどんどん北に移動して今の琵琶湖となったこと。
この湖沼に堆積した土砂は花崗岩などの風化物が多く貧栄養の地であったこと。その古い時代以前から代を替えつつ生き抜いている植物もあることなど
②最近この辺り一面に大きな太陽光発電施設を建設するという計画があり、大規模な開発が予定されている事から希少植物が無くなるのではないかと心配があること・・・など。
PART2へ続く
11/14(月):やましろ里山の会植物部会
11月の植物観察会は両日とも雨の中での観察会でした
11/8(火)はJR月ヶ瀬口駅から南山城村奥田~押原方面
大きな道の駅の建設中でした。
「道の駅が出来ると車であたりを見て回る人も増え、これも希少植物にとっては心配のタネなんやけど、仕方ないのかなぁ」っとか、話しながら・・・
JR月ヶ瀬口駅から道路(R163)までの坂道でツリガネニンジン、イヌタデ、キツネノマゴ、エノキグサ、タツナミソウと足元のお花たちを観察、
ツリガネニンジン イヌタデ


キツネノマゴ エノキグサ


「あれはゴショガキですね」っと、H先生が。

「甘いのかな?」っと、ちょっと気がかり・・・
タツナミソウ 杉の実


杉の実で「子供のころ杉でっぽうしたよね」っと話題に「どんなふうにして飛ばしたの?」っと未体験のわんちゃん。
なんでも、細い竹に詰めて細い棒でポンと突っついて飛ばしたんやそうです。
道路(R163)を渡り湿地の方へ行くとウメバチソウ、センブリ、リンドウとおなじみの顔ぶれに一同ホッと一安心。
ウメバチソウ


センブリ リンドウ


タチカモメヅルの実を発見、

この実はガガイモの仲間ですから熟すると中からフワ~とした毛を持つタネが飛び出します。
タチカモメヅル

2015.6.29:堺自然ふれあいの森
奥田方面に延びる道の両側を観察です、山裾になったところではフユノハナワラビ、カナビキソウ、キセルアザミなど。
フユノハナワラビ カナビキソウ


キセルアザミ
キレイな薄紫のキセルアザミは俯いて咲いてますが、


種が付くと上を向きます。
ちょっとでも遠くの方へ飛ばさないと・・・の戦略から。
反対側の道端にはヒヨドリバナ、サワヒヨドリ、シラヤマギク、ノコンギク、イヌコウジュ、ミゾソバなどいっぱい咲いてました。
ヒヨドリバナ サワヒヨドリ


セイタカアワダチソウとヒヨドリバナの黄色と白のグラデーションがキレイでした。

ノコンギク シラヤマギク


イヌコウジュ ミゾソバ


ちょっと道からはいって湿地の水たまりに「ちっちゃいですね、黄色はミミカキグサで淡青はホザキミミカキグサですからね」みんなで踏んでしまわないよう注意しながら・・・
ミミカキグサ ホザキミミカキグサ


もうひとつ、見逃してしまいそうな小さなお花イヌノハナヒゲ

秋ですから・・・
黒い実
ナツハゼ

イヌツゲ タカノツメ


赤い実
ウメモドキ ガマズミ


コバノガマズミ


黒くも赤くもない実、
サルトリイバラ ノブドウ


「子供のころ学校の帰りにおやつ代わりによく食べたのがこの実やったなぁ」っと、みなさん、いろんな実を食べくらべ・・・
この日、予報では午前中は曇り、午後小雨とのことでした、午後に雨が強くなった場合は観察を打ちきるということにして出発しました。
雨が降ったり止んだり、合羽を着たり脱いだりの観察会でした。
JR月ケ瀬口駅で集合してから出発前にH先生から、観察するこの辺りのことについて少しばかりお話を伺いました。
①この辺りは、今から400 万年という古い昔、琵琶湖の底であった・・・といっても、浅い湖沼が広がっていたのですが、その湖沼は地殻の変動でどんどん北に移動して今の琵琶湖となったこと。
この湖沼に堆積した土砂は花崗岩などの風化物が多く貧栄養の地であったこと。その古い時代以前から代を替えつつ生き抜いている植物もあることなど
②最近この辺り一面に大きな太陽光発電施設を建設するという計画があり、大規模な開発が予定されている事から希少植物が無くなるのではないかと心配があること・・・など。
PART2へ続く