ABCラジオ 朝も早よから芦沢誠 「脳にビタミン!もしもしコラム」は、
週替わりで様々なジャンルのプロが登場!
月曜日は"びわ湖が育てたメディカル・マスター"
スポーツ健康科学博士の田井中 幸司先生です。
「目のかゆみ対策」
例年、花粉症による目のかゆみに悩まされて、「仕事に集中できない!」とお困りの人も多いでしょう。そんな目がかゆいときって、水道水で目を洗って花粉を洗い流したくなりますが、これは目のかゆみ対策として、正しいでしょうか??
そんなお話。
田井中先生:花粉症による目の痒みに悩まされて仕事に集中できないでお困りの方も多いことでしょう。そんな目の痒い時って水道水で目を洗って、花粉を洗い流したくなるでしょうが、コレは目の痒み対策として正しいでしょうか?。
アッシー(芦沢誠):間違ってはいないと思うんですけど……駄目でしょうか?
先生:正解はですねぇ、正しくないようなんですねぇ、洗うことは良いんですが、ソレは花粉が気になったときや帰宅時にとどめましょう、習慣的に水道水で洗うのは避けた方が良いと言われています、その理由は水道水に含まれる塩素で、目を傷つけてしまう恐れがあるからですねぇ、かって涙は“ただの水”と思われてました、今は、さまざまの成分が常に眼球を薄く覆って目を守っていることが分かっています、そのため、目を洗うことは目を守る大切な涙を洗い流すことになるので、よくない習慣のようなんですねぇ、あくまでも、目を洗うのは目に異物が、入ったときだけに、習慣的に頻繁に目を洗うのはNGなんですねぇ
アッシー:じゃぁ、洗うという作業をするときは、目の中に何かが入ってゴロゴロした時なんかと考えればいいんでしょうかねぇ、
先生:そうですね、まつげやホコリ、砂などが目に入ったとき、花粉が多く飛散する季節や、目がごろごろしちゃいますよね、まずは体の自然な反応として“まばたき”をして涙が流れますが、異物感が残ったときにだけ目を洗いましょう、ごく弱い流水でやさしく洗い流すか、掌に溜めた水の中で数回まばたきをします、決してじゃぶじゃぶ、じゃぶじゃぶ洗わないようにしましょう。
また既に目がかゆい方、目がかゆくなった時に目薬をしていますか?
アッシー:していませんか?と聞かれれば、「ハイしています」っと答えますよ。
先生:痒くなった時にではなくて、痒味の有無にかかわらず、決まった時間に点眼することが大切だということが分かっています、研究結果の一つとして、眼科で季節性アレルギー性結膜炎と診断され、用法が一日4回の抗ヒスタミン点眼薬を処方された、患者さんおよそ1,000人を対象にした調査で痒みのあるなしにかかわらず、だいたい決まった時間に点眼する患者さんと、痒くなったら点眼する患者さんと比較したところなんですが、用法通りに点眼する患者さんに比べ、用法通りに点眼しない患者さんの方が、勉強や仕事家事などに支障が出たり倦怠感、疲労、イライラ感など生活の質が低下したと、報告がされております。
目の痒みを感じる回数を少なくするためには、痒い時に点眼する“痒い時点眼”ではなくて、治療期間中は症状(痒み)があっても無くても、決まった回数タイミングで抗アレルギー点眼薬を続けることが大切なんですねぇ。
アッシー;コレってつまり、痒くない状態を保つってことなんですか?
先生:はいそうですね、用法が1日4回ならば、朝、昼、晩、夜寝る前など決まったタイミングで点眼、
たとえ、痒くなくても用法通りに点眼して、痒くない状態を保つことが大事なようですね。また、用法容量を超えた頻繁な使用は禁物ですよ。そして、目薬を使うなら市販薬より、眼科処方のアレルギー用の痒み止め入りの目薬の方が良いですね。市販薬でアレルギー用をうたっているのもありますが、やはり、成分的には処方薬よりは弱めなんですねぇ、適切なケアと、対策をして乗り切りましょう。
ABCラジオ 朝も早よから芦沢誠 2月17日(月)「脳にビタミン!もしもしコラム」
週替わりで様々なジャンルのプロが登場!
月曜日は"びわ湖が育てたメディカル・マスター"
スポーツ健康科学博士の田井中 幸司先生です。
「目のかゆみ対策」
例年、花粉症による目のかゆみに悩まされて、「仕事に集中できない!」とお困りの人も多いでしょう。そんな目がかゆいときって、水道水で目を洗って花粉を洗い流したくなりますが、これは目のかゆみ対策として、正しいでしょうか??
そんなお話。
田井中先生:花粉症による目の痒みに悩まされて仕事に集中できないでお困りの方も多いことでしょう。そんな目の痒い時って水道水で目を洗って、花粉を洗い流したくなるでしょうが、コレは目の痒み対策として正しいでしょうか?。
アッシー(芦沢誠):間違ってはいないと思うんですけど……駄目でしょうか?
先生:正解はですねぇ、正しくないようなんですねぇ、洗うことは良いんですが、ソレは花粉が気になったときや帰宅時にとどめましょう、習慣的に水道水で洗うのは避けた方が良いと言われています、その理由は水道水に含まれる塩素で、目を傷つけてしまう恐れがあるからですねぇ、かって涙は“ただの水”と思われてました、今は、さまざまの成分が常に眼球を薄く覆って目を守っていることが分かっています、そのため、目を洗うことは目を守る大切な涙を洗い流すことになるので、よくない習慣のようなんですねぇ、あくまでも、目を洗うのは目に異物が、入ったときだけに、習慣的に頻繁に目を洗うのはNGなんですねぇ
アッシー:じゃぁ、洗うという作業をするときは、目の中に何かが入ってゴロゴロした時なんかと考えればいいんでしょうかねぇ、
先生:そうですね、まつげやホコリ、砂などが目に入ったとき、花粉が多く飛散する季節や、目がごろごろしちゃいますよね、まずは体の自然な反応として“まばたき”をして涙が流れますが、異物感が残ったときにだけ目を洗いましょう、ごく弱い流水でやさしく洗い流すか、掌に溜めた水の中で数回まばたきをします、決してじゃぶじゃぶ、じゃぶじゃぶ洗わないようにしましょう。
また既に目がかゆい方、目がかゆくなった時に目薬をしていますか?
アッシー:していませんか?と聞かれれば、「ハイしています」っと答えますよ。
先生:痒くなった時にではなくて、痒味の有無にかかわらず、決まった時間に点眼することが大切だということが分かっています、研究結果の一つとして、眼科で季節性アレルギー性結膜炎と診断され、用法が一日4回の抗ヒスタミン点眼薬を処方された、患者さんおよそ1,000人を対象にした調査で痒みのあるなしにかかわらず、だいたい決まった時間に点眼する患者さんと、痒くなったら点眼する患者さんと比較したところなんですが、用法通りに点眼する患者さんに比べ、用法通りに点眼しない患者さんの方が、勉強や仕事家事などに支障が出たり倦怠感、疲労、イライラ感など生活の質が低下したと、報告がされております。
目の痒みを感じる回数を少なくするためには、痒い時に点眼する“痒い時点眼”ではなくて、治療期間中は症状(痒み)があっても無くても、決まった回数タイミングで抗アレルギー点眼薬を続けることが大切なんですねぇ。
アッシー;コレってつまり、痒くない状態を保つってことなんですか?
先生:はいそうですね、用法が1日4回ならば、朝、昼、晩、夜寝る前など決まったタイミングで点眼、
たとえ、痒くなくても用法通りに点眼して、痒くない状態を保つことが大事なようですね。また、用法容量を超えた頻繁な使用は禁物ですよ。そして、目薬を使うなら市販薬より、眼科処方のアレルギー用の痒み止め入りの目薬の方が良いですね。市販薬でアレルギー用をうたっているのもありますが、やはり、成分的には処方薬よりは弱めなんですねぇ、適切なケアと、対策をして乗り切りましょう。
ABCラジオ 朝も早よから芦沢誠 2月17日(月)「脳にビタミン!もしもしコラム」