ワスレナグサー勿忘草ー(ムラサキ科)
「クリックしてみやしゃんせ~~」
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うわ~っと草々が生い茂った中にちっちゃなちっちゃなお花を見つけました。
「このお花は??」とKさんに聞きました。
「それ、ワスレナグサよ・・・」
ワスレナグサと言えば英語名は Forget-me-not ということで,ずいぶんロマンチックな名前じゃないですか。
「えぇ~これが、ワスレナグサなん?」正直、ちょっとがっかりしました。
「どんなんと、思てたん?これはれっきとした原種よ原種」
そういえば可憐なブルーのお花、なんと5㎜にも満たないのです。
「よ~く見るとカワイイやんか・・・」
ノグサ(カヤツリグサ科)→イグサ科 スズメノヤリと訂正します。4月9日このblogにて・・・・
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この花を持ってKさんちに行くと例のぶ厚い本で探してくれた
「カヤなんとかでノグサに間違いないと思うのやけれど・・・やっぱりそうやわ、カヤツリグサ科のとこに載ってるわ・・・」
牧野さんの本です。彼女が高校生のころ月賦で買ったという。
大事に大事にしてる様子が見てわかります。
本のカバーは幾重にもテープで補強されてあり、
「ほら丈夫にしときたいから、柿渋を塗ったんよ」とも・・・
「子供たちにも1冊づつ持たせてあるんよ」「5人のお子さんにも??」「そう」
ツクシー土筆ー(トクサ科)
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夕方4時過ぎにコロとお散歩。
朝の散歩仲間の奥さんが、土筆を両手にいっぱい。
「オクサン!ここ、ようけ生えてまっせ、さっきから摘んでたんですわ、ほらこんなに、150本はあるやろか?今朝ね20本摘みましたんや、こんだけようけやったら近所の人にも喜んでもらえますんやわ、わてな、摘むのが好きでんねん奥さんは摘まはれへんのんか?」「摘むのは楽しいて好きですけど。ハカマの掃除が、面倒やないですか?」「わてな、苦になりまへんねん、好きでんねん、」
「ほな、摘むし、ハカマの掃除やってもらえたらありがたいわ・・・」と、言いかけて、それはちょっとなんぼなんでもね・・・・
「土筆摘みは人の摘んだ後でも、見逃してるんやな、また、おんなじように摘めまんねん」とも「AさんもBさんもさっき摘んではった」とも・・・・
見るとこの奥さんのわんこちゃんが向こうのほうで杭につながれて待っている。
土手の坂に足を取られながら土筆の撮影に夢中になっていたら、「奥さ~~ん」と向こうのほうから「もう5時でっせ~~」って教えてくれはるさっきの奥さん。
「は~~い、おおきに~~」コロもねおとなしく待ってたの
「さ、帰ろう お待たせ~~」
と、撮った写真を見てみると「アチャァ~~」
翌日、朝早くコロを起こして、またまた土筆のところで・・・・
と、撮ったのが上の写真です。
横に写ってるイネ科の葉っぱの先っぽのは、ひょっとして水孔???
【おまけ】
ワスレナグサ
名前に似合わず繁殖力が旺盛で、どんどん増えます。
ヨーロッパ原産で、ドナウ川の岸に咲くこの花を恋人に贈ろうとして、川に落ちて死んでしまった騎士の物語から名付けられたそうですが、命を掛けるほどの花でしょうか→ネット検索より。写真も。
わすれなぐさ【勿忘草】(英語名 forget me not から):
ムラサキ科の多年草。一年草として観賞用に栽培。原産地のヨーロッパでは水湿地に群生。高さ約10~30センチメートル。春夏に、巻尾状の花穂に藍色の小花を多数つける→ 広辞苑
ひょっとして
キュウリグサかも?
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ネットより・・・
ムラサキ科の越年草。アジア温帯に広く分布する。日本各地の路傍や畔(あぜ)などに普通に生え、揉むと胡瓜の匂いがする。
葉は卵円形で根ぎわのものは長い柄がある。
春に花茎を伸ばし、青色で5弁の小花をつけ、花序は尾のように巻く→ 広辞苑