ドイツでは『新型コロナウイルスによる経済への打撃を和らげるため、消費税減税に踏み切る』とのニュースが入ってきました。
しかしながら『消費税については日本の識者といわれる人たちでも正しい理解に達していない』と思えることが多々ありますので、ここでキチンと記しておこうと思います。
【実は間違っている消費税の知識】
①.ドイツは消費税減税に踏み切った。日本も消費税を下げて景気回復を図るべきだ。
②.欧米の消費税率は20%前後、日本はまだ10%で少ない方だ。
・・・①②どちらも間違いです。
理由をキチンと説明します。
もともと税制には2つのカタチがあるのです。
ひとつはアメリカに代表される『直接税主導型』の税制です、日本もこのアメリカの税制を踏襲しています。これは『所得に対して課税する』方式で税収の中心は所得税です。
一方ヨーロッパ諸国は伝統的に『間接税主導型』の税制で、所得税や市民税等は無いかまたはあってもごく少ないのです。『消費に対して課税する』方式になります。
日本は本来『直接税主導型』の税制であるにも関わらず、ヨーロッパ型の間接税である消費税の導入に踏み切りました。
※日本はアメリカ型の直接税主導型税制であるにも関わらず、ヨーロッパ型の間接税である消費税が導入されました。
収入に課税されて、消費にも課税される、これでは税金の『二重取り』ではありませんか!
ですから『消費税は天下の悪税』なのです。
ここまで読んだ方はすでに掲げた①②の誤りに気付かれたことと思います。①は間接税主導型のドイツにとっては『単なる減税』なのです。消費税どうこうという話とは切り離してください。②はもちろん誤りです。所得税という考えがないのですから、消費に掛かる税負担が大きいのはアタリマエなのです。世間にはここからまだ誤解を重ねて『消費税の高い欧米は年金や社会保険等の福祉が充実している、日本も消費税を導入して福祉を充実させる必要がある』などと言う軽佻浮薄のヤカラまで出てくる始末です。全くの誤解か、でなければ巧妙な論点のすり替えです。
今回は正しい知識によって、政府や世論操作の胡麻化しを見極めるようにして戴きたいと思いあえて記してみました。
実はこの問題は私の大学時代のゼミのテーマでした。
『消費税は天下の悪税である!』は恩師の口癖になっていた言葉です(笑)。
解りました〜〜。
為になりました。
体調不良の為、これにて、、
また来ます。。
ガソリンはともかくビールはもっと安くならないものですかねー。
発泡酒はあまり口に合いません。
やっぱりスーパードライか一番搾りです。
これを飲むと『あー!生きててヨカッタ!』という気分になれます。
ビール代も どう考えても二重に取られていると思います。
どちらもわが家の必需品であり これを何とかしてほしいです。