しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

鶴姫(宮浦沖)

2021年03月15日 | 銅像の人
場所・愛媛県今治市大三島町宮浦


刀に鎧兜での戦の場に、女性がいるのは、映画や漫画ではよくある話だが、実際にはないように思う。
しかし長い歴史上では、少数の人がいたとしても不思議ではない。

そう思って誰がいたかな? 頭をふりしぼる。

木曽義仲の夫人、巴御前は有名だな。
他には・・・、
会津戦争の中野竹子。娘子隊のリーダー。
後はつづかない。

巴御前と中野竹子に共通するのは、”若い”、”賢い”、”美人”、”戦死”である。
女性が武勇で歴史に名を残すハードルは高い。


瀬戸内海の大三島(おおみしま)には”鶴姫伝説”がある。
鶴姫もまた、若い・賢い・美人・戦死、と四拍子そろっている。
さらに悲恋が加わる。


鶴姫像は、大山祇神社の玄関である宮浦港にある。






鶴姫様は海の中。
伝説では、戦国時代に水軍を率いて、散々大内軍を負ったそうだ。









撮影日・2009年3月21日


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自由の女神 (ラスベガス)

2021年03月15日 | 銅像の人
場所・米国ラスベガス市「ニューヨーク・ニューヨーク」


中学生や高校生の頃、ション・ウェィンやゲーリー・クーパーが活躍する西部劇が好きで、
といっても映画館にいけず少年雑誌や映画雑誌を見るだけで満足していた。

西部劇の舞台のモニュメントバレーは憧れを通り越して、夢みるような場所だった。
それから10数年後、日本はあっという間に経済成長して、アメリカは庶民でも行ける国になった。

その、少年時代に夢見ていたモニュメントバレー観光のため、2005年にラスベガスに行った。






ラスベガスの街は日本人では発想できない市街地を形成していた。
おったまげた。

特にホテル。
ホテルは皆巨大で、部屋数は2.000~4.000。
建物の形はニューヨークあり、ベニスあり、ピラミッドあり、パリもある。
無料のショーがよかった。噴水や火山が爆発する。







いちばん記憶に強いのは、ホテルの駐車場の広さ、というか大きさ。
自分はマラソンをしていたので歩くのは苦にならないが、
ホテルの駐車場から自分の部屋までの距離は半端でない。


ツアーでいっしょだった、倉敷の姉妹さんの話し。
別料金を払ってまで「ピラミッド形」のホテルに泊まったが、
「外観はいいが、内部は廊下も部屋も窓も不自由(不自然な形)で失敗した」、
なるほどなあと思った。


まあ、とにかく発想外の街だった。







(Wikipedia)
ニューヨーク・ニューヨーク

開業 1997年1月3日
部屋数 2,024
遊戯施設面積 7,800 m²

ニューヨーク・ニューヨーク・ホテル&カジノ(New York-New York Hotel & Casino)は、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスにあるカジノホテルである。
1920年代ごろのニューヨークマンハッタンをイメージしていて、自由の女神、ブルックリンブリッジなどのイミテーションがあり、
客室棟はエンパイアステートビルディング、クライスラービルなどのレプリカになっている。

敷地内に設置されているジェットコースター「ビッグアップル・コースター」は、浅草花やしきのローラーコースターなどで知られる日本のトーゴ社によるもので、
カジノのゲームに影響を与えない程度の振動対策と、客室のすぐそばを走る際の騒音対策から採用に至ったもの。






撮影日・2005年6月19日



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自由の女神像

2021年03月15日 | 銅像の人
場所・米国ニューヨーク市


2003年、ニューヨークのニューヨークシティマラソンに出場するためニューヨークに行った。
その前日に自由の女神像を見に行った。

バッテリーパークの港の船に乗ると、船の乗客は明らかに、アメリカ人のお上りさん、世界からの観光客であふれていた。






出港した船から見るニューヨークの摩天楼は素晴らしく美しかった。
乗船客は,海上から見る摩天楼を眺めて感嘆していたが・・・・
やがて、乗客全員が船の進行方向に姿勢を向き変えた。






すると、
(当然ながら)
自由の女神像が、小さな島に巨大に聳えていた。

船が島に近くなるほど乗客の感動する声が大きくなった。







(その頃、デジカメの電池マークが切れた( ;∀;)。上陸後に最初に土産店で使い捨てカメラを買った)

前年にツインビルがテロで倒壊し、自由の女神像に入ることは禁止されていた。
しかし、それがまったく気にならないほど、自由の女神像見物には感動があった。






(Wikipedia)
自由の女神像
( Statue of Liberty)


アメリカ合衆国のニューヨーク港内、リバティ島にある像である。正式名称は世界を照らす自由 (Liberty Enlightening the World) 。

概要
自由の女神像はアメリカ合衆国の独立100周年を記念して、独立運動を支援したフランス人の募金によって贈呈され1886年に完成した。
アメリカ合衆国の自由と民主主義の象徴であるとともに、19世紀以来絶えることなく世界各地から観光客が訪れている。

銅製だが、緑青の為に緑色になっている。
像の頭の部分までの高さは33.86メートル、台座からトーチまでの高さは46.05メートル、台座の高さは47メートル、台座部分も含めると93メートル、総重量は225トンである。

右手には純金で形作られた炎を擁するたいまつを空高く掲げ、左手にはアメリカ合衆国の独立記念日である「1776年7月4日」とローマ数字で刻印された銘板を持っている。

足元には引きちぎられた鎖と足かせがあり、全ての弾圧、抑圧からの解放と、人類は皆自由で平等であることを象徴している。
女神がかぶっている冠には七つの突起がある。これは、七つの大陸と七つの海に自由が広がるという意味である。
台座部分にはエレベータが設置されている。エレベータの最上階(10階)からは像の中のらせん階段を上って王冠部分の展望台に登ることができる。
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件後は安全のため、同展望台は閉鎖されていたが、2009年7月4日、独立記念日に合わせて約8年ぶりに再開された。
再開後は、同展望台に入場できる人数が1時間あたり30人まで、1日240人までと制限されたほか、入場には予約が必要となった。






撮影日・2003年11月1日



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サモトラケのニケ

2021年03月15日 | 銅像の人
場所・岡山県高梁市成羽町

成羽は愛宕花火で有名だが、町歩きも楽しい町。
成羽川が流れ、豪壮な陣屋の石垣があり、静かな武家屋敷がつづく。
町は高瀬舟を始め、水運や陸運の中継地として栄えた。

その成羽の町に彫刻の世界的名作「サモトラケのニケ」が建っている。






サモトラケのニケ
Wikipedia

『サモトラケのニケ』は、
ヘレニズム期の大理石彫刻 。
翼のはえた勝利の女神ニケ(ニーケー)が空から船のへさきへと降り立った様子を表現した彫像である 。
1863年に(エーゲ海の)サモトラケ島で発見された 。
頭部と両腕は失われている 。フランスのルーブル美術館が所蔵。

動的な姿態と、巧みな「ひだ」の表現で知られており、ギリシャ彫刻の傑作とされる。
大理石製で、高さは244cmである。

最初の発見は1863年で、胴体部分が見つけられた。
それに続いて断片と化した片翼が見つかった。
断片は全部で118片にのぼる。
その後復元された像は1884年にルーヴル美術館の『ダリュの階段踊り場』に展示され、現在に至る。



郷土本の岡山文庫では下記の説明がなされている。

【岡山文庫】
勝利の女神(サモトラケのニレ)

場所・川上郡成羽町 成羽町美術館庭
ブロンズ
複製 赤木喜三郎・宮本隆
ギリシャ彫刻(紀元前300年の制作)
像高 220cm 台座高 200cm
昭和42年建立 坂本厚生会寄贈




(成羽の武家屋敷通り)

像は、成羽町出身の画家・児島虎次郎にちなんで置かれた。





撮影日・2016年5月18日


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