ARETHA FRANKLIN & KING CURTIS LIVE AT FILMORE WEST DON'T FIGHT THE FEELING
3日目、オレンジコートのトリを務める「SYL JOHNSON, BOBBY RUSH & LAVELLE WHITE SOUL MUSIC LEGENDS」。シル・ジョンソン、ボビー・ラッシュ、ラヴェル・ホワイトと、3回に渡って当ブログでも紹介してまいりましたが、実はバック・メンバーにもレジェンドと呼ぶに相応しい偉人がいらっしゃるらしいのです。ただフジロック・オフィシャルサイトにおける彼らのアーティストデータは空欄なので、バックがどんなメンツなのかは、明言出来ません。
ですが、シル・ジョンソンはフジ後にビルボードライヴで単独公演がある訳で、そのバックバンドは公表されています。そのメンバーとは、いかの通り。
ジュン・ヤマギシ / Jun Yamagishi(Guitar)
ジェリー・ジェモット / Jerry Jemmott(Bass)
ジム・ピュー / Jim Pugh(Hammond B-3 Organ, Keyboards)
パトリック・ムーディ / Patriq Moody(Trumpet)
マイケル・ロバーツ / Michael Roberts(Saxophone)
デリック・マーティン / Derrick Martin(Drums)
ここで注目なのは何と言ってもジェリー・ジェモットですよ!ファンク/ソウル・ベースの大家です。あのアレサ・フランクリンとキング・カーティスの有名なフィルモア・ライヴでベースを弾いていた人、と言えばその凄さを分かっていただけるでしょうか?ま、私が熱くならずともこのブログを読んでくださっているほとんどの方がご存知だとは思いますけどね。
元々キング・カーティスに見初められ、彼のバンドでその腕を振るっていたジェリー・ジェモット、その流れでアレサのバックを務めた訳ですが、アレサ以外にも、ウィルソン・ピケット、エディ・ハリス&レス・マッキャン、ハワード・テイト、フレディ・ハバード、マージー・ジョセフ、ベン・E.キングなど、60年代から70年代にかけてのアトランティック系の作品の多くに彼の名前を見つけることが出来ます。もちろんアトランティックに限らず数多の作品で。
またジェリー・ジェモットはあらゆるジャンルを股にかけるセッション・プレイヤーでしたが、特にファンキーなプレイには定評が有り、BBキング、フレディー・キングというブルース界の2大巨頭のファンク化に貢献したのも印象深いですね。
私は一度だけ、コーネル・デュプリーやレス・マッキャン達と一緒に来日したジェリー・ジェモットを観たことが有るのですが、彼の作り出す極上ソウル空間は時の経つのを忘れる程素晴らしかったです。そしてもちろんファンキーでした!
今回のライヴも、シル・ジョンソン、ボビーラッシュと、ファンキーなグルーヴを得意とするアーティストのバックですから、ジェリーもその持ち味を思う存分に発揮してくれることでしょう。
もちろんジェリー以外のメンバーも凄腕ばかりのはず。なんてったってギターは我らが山岸さんですからね!キーボードのジム・ピューは長年ロバート・クレイ・バンドで活躍してきた人だそうですし、デリック・マーティンはデニス・ラサールが来日したときに帯同していたドラマーさんかな?ちょっと分かりませんが…。ま、とにかく最高の演奏を聴かせてくれることは間違いないでしょう。そしてジェリー・ジェモットのベースに注目です!
いや、もちろん、ジェリー・ジェモットの出演が正式にアナウンスされているのはあくまでもビルボードライヴだけの話です。東京のビルボードライヴでシルのバックを務めるからと言って、苗場でもそうとは限りませんからね。ですが大丈夫。ジェリー・ジェモット自身のサイトのカレンダーに「July 27th, Niigata, Japan」とはっきり記されてますから!!
上の写真は、アレサとキング・カーティスのフィルモア・ライヴをまるまる納めた3枚組。何もかも凄いです!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/6a/1b8d8003963736c82de16d5e84e3d5b4.jpg)
B.B.KING / COMPLETELY WELL
そしてこちらはBBキングの69年作。「スリル・イズ・ゴーン」が有名ですが、実はBBキングがファンク化を試みた意欲作。そしてそのファンク化に一役買ったのがジェリー・ジェモット!!
https://www.youtube.com/watch?v=rCVffNZFc1U
いきなりジェリー・ジェモットのベースソロから始まるキング・カーティスのライヴ映像。ドラムスはバーナード・パーディ、そしてギターはコーネル・デュプリー。最高です!!
~関連過去ブログ~ お時間有ったらぜひ!
14.07.22 フジロック予習:SOUL MUSIC LEGENDS その3、ラヴェル・ホワイト
14.07.21 フジロック予習:SOUL MUSIC LEGENDS その2、ボビー・ラッシュ
14.07.20 フジロック予習:SOUL MUSIC LEGENDS その1、シル・ジョンソン
14.07.13 フジロック予習:フィル・レッシュ&ザ・テラピン・ファミリー・バンド
14.07.06 フジロック予習: ジャングル・バイ・ナイト
14.06.28 フジロック予習:オゾマトリ
14.06.15 フジロック予習:ザ・ヘヴィー
14.06.03 フジロック予習: ザ・ルミニアーズ
14.05.23 フジロック予習: ジョン・バトラー・トリオ
3日目、オレンジコートのトリを務める「SYL JOHNSON, BOBBY RUSH & LAVELLE WHITE SOUL MUSIC LEGENDS」。シル・ジョンソン、ボビー・ラッシュ、ラヴェル・ホワイトと、3回に渡って当ブログでも紹介してまいりましたが、実はバック・メンバーにもレジェンドと呼ぶに相応しい偉人がいらっしゃるらしいのです。ただフジロック・オフィシャルサイトにおける彼らのアーティストデータは空欄なので、バックがどんなメンツなのかは、明言出来ません。
ですが、シル・ジョンソンはフジ後にビルボードライヴで単独公演がある訳で、そのバックバンドは公表されています。そのメンバーとは、いかの通り。
ジュン・ヤマギシ / Jun Yamagishi(Guitar)
ジェリー・ジェモット / Jerry Jemmott(Bass)
ジム・ピュー / Jim Pugh(Hammond B-3 Organ, Keyboards)
パトリック・ムーディ / Patriq Moody(Trumpet)
マイケル・ロバーツ / Michael Roberts(Saxophone)
デリック・マーティン / Derrick Martin(Drums)
ここで注目なのは何と言ってもジェリー・ジェモットですよ!ファンク/ソウル・ベースの大家です。あのアレサ・フランクリンとキング・カーティスの有名なフィルモア・ライヴでベースを弾いていた人、と言えばその凄さを分かっていただけるでしょうか?ま、私が熱くならずともこのブログを読んでくださっているほとんどの方がご存知だとは思いますけどね。
元々キング・カーティスに見初められ、彼のバンドでその腕を振るっていたジェリー・ジェモット、その流れでアレサのバックを務めた訳ですが、アレサ以外にも、ウィルソン・ピケット、エディ・ハリス&レス・マッキャン、ハワード・テイト、フレディ・ハバード、マージー・ジョセフ、ベン・E.キングなど、60年代から70年代にかけてのアトランティック系の作品の多くに彼の名前を見つけることが出来ます。もちろんアトランティックに限らず数多の作品で。
またジェリー・ジェモットはあらゆるジャンルを股にかけるセッション・プレイヤーでしたが、特にファンキーなプレイには定評が有り、BBキング、フレディー・キングというブルース界の2大巨頭のファンク化に貢献したのも印象深いですね。
私は一度だけ、コーネル・デュプリーやレス・マッキャン達と一緒に来日したジェリー・ジェモットを観たことが有るのですが、彼の作り出す極上ソウル空間は時の経つのを忘れる程素晴らしかったです。そしてもちろんファンキーでした!
今回のライヴも、シル・ジョンソン、ボビーラッシュと、ファンキーなグルーヴを得意とするアーティストのバックですから、ジェリーもその持ち味を思う存分に発揮してくれることでしょう。
もちろんジェリー以外のメンバーも凄腕ばかりのはず。なんてったってギターは我らが山岸さんですからね!キーボードのジム・ピューは長年ロバート・クレイ・バンドで活躍してきた人だそうですし、デリック・マーティンはデニス・ラサールが来日したときに帯同していたドラマーさんかな?ちょっと分かりませんが…。ま、とにかく最高の演奏を聴かせてくれることは間違いないでしょう。そしてジェリー・ジェモットのベースに注目です!
いや、もちろん、ジェリー・ジェモットの出演が正式にアナウンスされているのはあくまでもビルボードライヴだけの話です。東京のビルボードライヴでシルのバックを務めるからと言って、苗場でもそうとは限りませんからね。ですが大丈夫。ジェリー・ジェモット自身のサイトのカレンダーに「July 27th, Niigata, Japan」とはっきり記されてますから!!
上の写真は、アレサとキング・カーティスのフィルモア・ライヴをまるまる納めた3枚組。何もかも凄いです!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/6a/1b8d8003963736c82de16d5e84e3d5b4.jpg)
B.B.KING / COMPLETELY WELL
そしてこちらはBBキングの69年作。「スリル・イズ・ゴーン」が有名ですが、実はBBキングがファンク化を試みた意欲作。そしてそのファンク化に一役買ったのがジェリー・ジェモット!!
https://www.youtube.com/watch?v=rCVffNZFc1U
いきなりジェリー・ジェモットのベースソロから始まるキング・カーティスのライヴ映像。ドラムスはバーナード・パーディ、そしてギターはコーネル・デュプリー。最高です!!
~関連過去ブログ~ お時間有ったらぜひ!
14.07.22 フジロック予習:SOUL MUSIC LEGENDS その3、ラヴェル・ホワイト
14.07.21 フジロック予習:SOUL MUSIC LEGENDS その2、ボビー・ラッシュ
14.07.20 フジロック予習:SOUL MUSIC LEGENDS その1、シル・ジョンソン
14.07.13 フジロック予習:フィル・レッシュ&ザ・テラピン・ファミリー・バンド
14.07.06 フジロック予習: ジャングル・バイ・ナイト
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